スーモとホームズのおとり物件を見分ける方法!通報先や騙されない方法を伝授

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悩んでいる人

物件をお問い合わせしたらもう成約済みで押し売りの営業だった…
安さをおとりにした物件を見分ける方法が知りたいな!

大手不動産ポータルサイトであるスーモとホームズに、おとり物件とよばれるものがあるのをご存じですか?

今回は、スーモとホームズのおとり物件を見分ける方法を解説していきます。通報先や騙されない方法も合わせて伝授していきますので、気になる人は、最後まで一読下さいね。

目次

スーモとホームズのおとり物件のパターン

スーモやホームズといった大手不動産会社のポータルサイトには、「おとり物件」とよばれるものが多く掲載されています

おとり物件とは、優良物件とみせかけ「契約のできない物件」で人を集客する方法のことです。要は不動産会社の広告であり、別名を「釣り物件」ともいわれています。

そのため、広告物件に釣られて不動産会社に問い合わせをしても、契約済になってしまったなどといい、別の物件を案内されることも珍しくありません。希望の部屋をスムーズに見つけるためには、おとり物件を見極める必要があるのです。

ここからは、スーモとホームズのおとり物件のパターンを見ていきましょう。

故意:悪意がある

店舗に来店してもらうために、故意におとり物件を掲載しているパターンです。契約ではなく、来店が目的なので、架空の物件や契約済といった、絶対に契約できない物件を広告として掲載しています。

悪意のあるおとり物件は、初期費用や家賃が安く、見栄えの良い物件に多い傾向があるので、それらの物件には注意をしましょう。

あえて削除をしない:少し悪意がある

スーモの掲載情報は、登録している不動産会社が手動で出し入れしています。通常であれば、申込があると掲載を終了します。しかし、申込者が審査に落ちる・キャンセルをする可能性があると判断した場合次の候補者を予め確保するために、あえて削除せず、掲載をしたままにするというものです。

掲載されている物件をいいなと思っても、実際に空いているかどうかは、問い合わせをしてみないとわかりません。

削除のし忘れ:悪意がない

手動で情報を出し入れしているため、ただ単なる削除のし忘れが原因でおとり物件になっているものもあります。悪意がないとはいえ、物件を探している方からすると困りますよね。

悪意のないおとり物件は、不動産業界の繁忙期である1月~3月に多く見られます。

掲載サイトのタイムラグ:悪意がない

掲載サイトのタイムラグによって、おとり物件になるものもあります。情報の更新時間は、各掲載サイトによって異なります。不動産会社は既に情報を更新していたとしても、サイト上では決められた時間にならないと最新の情報に更新されません。そのため、問い合わせをした時には、既に契約済の物件になっているという仕組みです。

不動産会社が情報を更新するタイミングや祝日などにも影響を受けるため、情報が反映されるまで約2~3日かかるケースも。最新の空室状況は、こまめに問い合わせで確認するのがベストです。

スーモとホームズのおとり物件を見分ける3つの方法

おとり物件のパターンがわかったところで、次はスーモとホームズのおとり物件を見分ける3つの方法をお伝えします。以下の方法に当てはまっている物件は、おとり物件の可能性が高いので、注意をして下さいね。

おとり物件を見分ける3つの方法
  • 相場よりも家賃が安すぎる
  • 現地集合の内見を拒否される
  • 物件の登録日が古い

相場よりも家賃が安すぎる

おとり物件は、特別な魅力がないと人を集客することができません。そこで、多くの人が重要なポイントとしているのが、「家賃」ですよね。相場よりも家賃が安すぎるものは、おとり物件の可能性大です。

他にも、心理的瑕疵(しんりてきかし)物件も、家賃が相場より1~2万円ほど安くなっているので、注意をしましょう。好みの物件が、おとり物件や心理的瑕疵物件の疑いがある場合、すぐに内見の予約をするのは控えるようにして下さい。

まずは、何故家賃が相場よりも安いのか、不動産会社に問い合わせをするのがおすすめです。

現地集合の内見を拒否される

現地での内見を拒否される場合も、おとり物件の可能性が高いといえます。物件探しで現地集合の内見はよくあることです。部屋が空室であれば、現地集合での内見は、大抵の不動産会社が快諾をしてくれます。

しかし、何かしらの理由をつけて現地集合の内見を拒否される場合は、そもそも契約できない物件である可能性が高いでしょう。「前の入居者がまだ住んでいる」「先にご記入いただきたい書類があるので、お店でそちらを記入した後に案内します」などが、おとり物件の際によく使われる断られ方です。

現地集合の内見を断られた場合は、おとり物件の可能性が高いので、その物件はやめておいた方が無難でしょう。

物件の登録日が古い

物件の登録日が古いのも、おとり物件に多い傾向です。優良物件の多くは、掲載後約2週間で入居者が決まることがほとんど。誰が見ても魅力的な物件なのに、長い間入居者が決まらないのおかしいですよね。

しかし、中にはサイト側のタイムラグで掲載されているものもあります。他の不動産サイトでも同じ物件を検索し、掲載日が2週間以内であるかどうか、確認をしてみて下さい。

他サイトでも2週間以上前に掲載されている場合は、おとり物件の可能性が高いです。

スーモとホームズのおとり物件に騙されない方法

ここからは、スーモとホームズのおとり物件に、騙されない方法を解説していきます。おとり物件に釣られて、店舗に足を運んでも、希望する部屋が見つかるかどうかわかりません。時間や労力を無駄にしないよう、下記の方法を参考にしてみてください。

おとり物件に騙されない方法
  • 不動産サービスの店舗に行く
  • 複数の賃貸情報サービスで物件情報を見比べてみる
  • 貸主・不動産会社の関係もチェック
  • 物件の先行申し込みを検討してみる

不動産サービスの店舗に行く

おとり物件は、店舗へ人を集客するために、不動産会社の情報ポータルサイトに掲載される物件です。よって、不動産サービスの店舗では、おとり物件を紹介されることはありません。既に目的は達成しているので、わざわざおとり物件を紹介する意味がないのです。

また、サイト上ではおとり物件をかわして、自分で物件を探す必要があります。しかし、実店舗に行き、予算と希望条件を担当スタッフに伝えると、自分の代わりに物件をピックアップしてくれるので、家探しが楽になりますよ。

複数の賃貸情報サービスで物件情報を見比べてみる

複数の賃貸情報サービスで物件情報を見比べてみるのも、おとり物件に騙されない方法です。賃貸情報サービスに掲載されている物件は、かならずしも一つの不動産会社のみが担当しているわけではありません。

一つの物件が、複数の賃貸情報サービスに掲載されていることがあるので、既に他の不動産会社より入居者が決まっていることもあります。そのため、一度物件名で検索をして最終更新日時や物件情報を見比べてみましょう。

他サイトで取り扱い終了になっている場合、サイトのタイムラグによって、最新の情報に更新されていない可能性があります。いずれにせよ、一つのサイトのみの情報では、おとり物件に釣られる確立が高くなるので、複数のサイトをチェックするのがおすすめです。

貸主・不動産会社の関係もチェック

貸主の了承を得ずに、不動産会社が勝手におとり物件として掲載している、悪質なケースもあります。そのため、貸主と不動産会社の関係もチェックしておきましょう。

物件情報には、取引態様(不動産の取引における宅建業者の関与の仕方)といわれるものがあります。土地建物取引業者が不動産広告をする際は、この取引態様を明確に示す必要があるのです。

取引態様の主な種類は以下の4つになります。

  1. 貸主:所有している物件を取引している
  2. 代理:貸主の代わりに物件を取引している
  3. 仲介元付:物件の所有者から募集を依頼されている
  4. 仲介先物:不動産会社から募集を依頼されている不動産会社

また、上記の番号順に、物件の所有者からの関係性が遠くなっていくのが特徴です。よって、4.仲介先物に該当する物件は、おとり物件になりやすいので、気を付けて下さい。

物件の先行申し込みを検討してみる

内見すらできないおとり物件におどらされて、時間や労力を無駄にしたくない人は多いはず。そんな時は、物件の先行申し込みを検討してみるのがおすすめです。通常の物件探しは、内見→入居申し込みですよね。しかし、先行申し込みとは、居住中や建築中で内見できない状態の物件に対して、内見をするよりも先に、入居の申し込みをする(入居申し込み→内見)ことをいいます。

内見をせずに入居の申し込みをするのはどうなのか…と思う人もいますが、先行申し込みは、入居の契約ではなく、申し込みをしているだけの状態です。物件が整った時点で優先的に内見できるというメリットがある上、内見の後にキャンセルをすることも可能です。

ただし、基本的に内見後に問題がなければ入居することを前提としています。貸主も入居できる状態にしているので、複数の物件に対して先行申し込みをするのはNGです。先行申し込みは1件のみ行うのが常識的です。

他にも、先行申し込みに似た「先行契約」というものもあります。ただし、先行契約に関しては、言葉の通り先に契約を交わすので、内見後のキャンセルはできません。どうしても住みたい物件には、よい方法といえるでしょう。

スーモとホームズのおとり物件の通報先

スーモとホームズでおとり物件をみつけた場合、どうすればよいのでしょうか。そのまま放置をしてしまうと、他のユーザーがおとり物件に釣られて困ってしまいますよね。自分を含むユーザーが、快適な家探しができるよう、確実におとり物件とわかるものがあれば、通報をするようにしましょう。

ここからは、スーモとホームズのおとり物件の通報先をお伝えします。

スーモは「問い合わせフォーム」で通報

スーモに掲載されているおとり物件は、「成約済み情報の問い合わせフォーム」より、通報が可能です。ただし、通報する際に際には、下記の情報が必要になります。

  • ページのURL
  • 不動産業者名
  • 問い合わせ日
  • 担当者名
  • 会話内容

上記の情報を元に、スーモが不動産会社に確認を行い,必要に応じて、修正や削除が行われます。

ホームズは「掲載110番」で通報

ホームズのおとり物件は、「掲載110番」より通報できます。スーモと同様に、物件番号・不動産業者名・問い合わせ日など、いくつかの情報が通報に必要です。通報された情報を元に、ホーズムが不動産会社に確認をし、削除や修正作業をしてくれます。

スーモとホームズのおとり物件に騙されないように見分け方を覚えておこう!

スーモとホームズには、残念ながら複数のおとり物件が掲載されています。現状では、おとり物件の撲滅は難しいため、スーモとホームズのおとり物件に騙されないよう、見分け方を覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

大手不動産会社にて売買・賃貸業務を4年経験。
不動産に関するお悩みを解決すべく情報を発信しています。

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