
マンションの売却を考えている…
マンションナビは良いって聞くけど実際どうなのかな?
マンションを売却するときに少しでも高く売りたいなら、マンションナビの一括査定サービスの利用がおすすめです。
マンションナビで一括査定するには、スマホやパソコンから必要事項を入力して送ります。その後は、不動産会社から届く査定結果を比較検討するシンプルなシステムです。
しかし、マンションナビの利用を少々不安に思う人もいます。
「査定額に信憑性はあるのか?」「実際に利用した人からの口コミや評価はどうなのか?」
この記事では、マンションナビを実際に利用した人の口コミを紹介します。また、口コミをもとにマンションナビのメリットやデメリット、査定の信憑性について解説します。
マンションナビ査定を実際に利用した人の口コミ
マンションナビ査定を利用した人のリアルな口コミから、実際の評判を見ていきましょう。マンションナビ査定は便利なサービスであるので良い口コミが多いのですが、反面悪い口コミも散見されます。
マンションナビに対する忖度なしの率直な意見を見ることで、実際の使い勝手について理解します。
良い口コミ
マンションナビ査定を利用した人の良い口コミを3つ紹介します。
手軽さと無料査定が魅力
仕事で忙しく査定額の比較検討に時間を割くことができなかったため、簡単な情報の入力で無料の一括査定ができる手軽さはとても助かりました。売値と同時に賃貸として利用した時の家賃も教えてくれたことで、売る以外の選択肢があると知れたのも大きかったです。
こちらのサイトのおかげで時間と手間を節約してスムーズに処分ができました。現在住んでいる自宅マンションを処分する時も利用します。
簡単な手続き
必要事項をただ登録するだけで、複数の会社での査定が可能で、会社一つひとつに連絡する手間がかからないというのは、目からうろこでした。
おかげで最初に査定した会社より数十万円ほど上の査定額を得ることができて、助かりました。売却だけでなく賃貸の査定もできるのも便利ですね。
田舎に住んでいる人こそ使うべき!
田舎に住んでいるため、不動産会社を探そうとするとかなり大変な思いをします。しかも地元の老舗不動産会社は、近くにライバル会社がいないせいかあまり対応が良くないのです。そのためどうしたら良いものかと悩んでいる時に、こちらのサイトを見つけて利用しました。
初めはそれほど期待していなかったのですが、すぐに複数の不動産会社が見つかり驚きました。それから入力する項目が少ないため、面倒臭くなくて良いです。おまけにどの不動産会社も良い評価をしてくれましたし、迅速な対応をしてくれたので助かりました。
悪い口コミ
一方で、悪い口コミもあります。悪い口コミは、マンションナビ査定利用時のデメリットや注意点とも言えるでしょう。
担当者の本気度を見抜くのが大変
担当者が本気で売りたいと思っているのかを見抜けないと大変だった。初めの会社は値段は高く設定するが、確実に相場感であり得ないと思ったので信用できなくなった
査定にばらつきがある
会社によって、売却価格の査定が全く違います。今回お願いした住友不動産販売は5,490万円と査定していただき売却をお願いしましたが、一括査定で見積もりをお願いした他の会社6社は全て4,500万円前後という査定でした。
多くの購入希望のお客様を抱えている会社はやはり査定も高く出してくれる傾向がありそうです。
信用性に疑問符
マンションNaviの胡散臭さ。
地域の最高額を教えるとあるが、なぜマンション名を入力させるのか。
情報を吸い上げたいのはわかるが、正直信じられない。
まあ、こんなところとは絶対取引しない。
口コミからわかるマンションナビ利用のメリットデメリット
実際に利用した人の口コミを見ることで、マンションナビ査定のメリットとデメリットがわかります。先述にて紹介した口コミとそれ以外にもあった口コミの意見を踏まえて、マンションナビのメリットとデメリットを解説します。
マンションナビ利用のメリット
マンションナビ利用のメリットは、以下のとおりです。
- 手続きが簡単
- 対応エリアが全国
- 調査したい物件の相場価格帯が直ぐにわかる
- 完全無料でAI査定とPRO査定が受けられる手軽さ
- 賃貸を目的とした査定も可能
①手続きが簡単
マンションナビは、手続きが簡単です。
一般的にマンションの査定依頼は、不動産会社一件毎に電話やメールなどで問い合わせを行う手間があります。
一方でマンションナビは、査定に必要な物件名や広さなど必要事項を入力し送付するだけで、一括査定を受けられます。一度の入力で複数社から査定を取得でき、査定額を比較検討できるメリットがあります。



仕事が忙しいなど、あまり時間が取れない人でも気軽に利用できます。
②対応エリアが全国
マンションナビは、一括査定サイトでは珍しく全国対応です。首都圏のみならず北海道から沖縄まで、全てのエリアで利用できます。
他社の一括査定サイトでは、地方には対応していないケースがありますが、マンションを売却したい人は全国各地にいます。マンションナビは、全国規模でマンション売却をサポートできるサイトです。
なお、全国対応できる強みのベースにあるのは、マンションナビの登録店舗数が業界最大級の2500店舗であることです。これにより、地方主要都市のみではなく田舎立地での対応もできるようになっています。
③調査したい物件の相場価格帯が直ぐにわかる
マンションナビは、調査したい物件の相場価格帯が直ぐにわかります。
マンションナビでは、日本全国約14万棟分のマンションデータを保有しています。エリアを選択し、マンション名を選択するだけで誰でも簡単に相場価格帯を確認できます。



これから売却を検討する人など売却初心者には、重宝するサービスと言えるでしょう。
④完全無料でAI査定とPRO査定が受けられる手軽さ
マンションナビは、無料でAI査定とPRO査定が受けられる手軽さがあります。
AI査定は、これまで蓄積された膨大な不動産データをもとに自動査定を行っています。
しかし、AI査定は気軽に査定結果を得られる反面、市場の動向や需要などは考慮されていないことで正確性に欠けるケースがあります。



そこで、正確な査定額を知りたいときにはPRO査定がおすすめです。
さらにPRO査定であれば、査定の根拠や市場についての問い合わせがしやすくなり、不動産会社の資質を事前に確認できるなどのメリットがあります。
⑤賃貸を目的とした査定も可能
マンションナビでは、賃貸を目的とした査定も可能です。
売却と同時に賃料査定も受けられることが、他の一括査定との大きな違いとなります。例えば、売却か一旦保有して賃貸にするかを迷っている人にはおすすめです。
マンションナビ利用のデメリット
一方で、マンションナビ利用のデメリットは以下のとおりです。
- 査定結果にばらつきがある
- 不動産会社により営業がしつこいケースがあり面倒
- 会員登録しないと使えないサービスがほとんど
①査定結果にばらつきがある
マンションナビで受けられる査定結果には、ばらつきがあるケースが多いようです。
マンションナビでは、最大6社から一括査定を受けられますが、必ずしも査定額が全社一致するとは限りません。例えば、不動産会社によっては、案件取得のために相場より高めの査定額を提示するケースもあります。
よって、一括査定を受ける前には、過去の売却事例や売却中のマンション価格を調査し、相場観等をなんとなく掴んでおきましょう。



なお、過去の売却事例は、レインズマーケットインフォメーションや土地総合情報システムで調査できます。
(参考)レインズマーケットインフォメーション
(参考)土地総合情報システム
②不動産会社により営業がしつこいケースがあり面倒
マンションナビを利用すると、不動産会社により営業がしつこいケースがあります。
マンションナビ査定では、最大6社から査定が届きます。



不動産会社間には案件取得の競争があるため、査定後に電話やメールでの営業がしつこく、うんざりするケースは少なくないようです。
③会員登録しないと使えないサービスがほとんど
マンションナビは、会員登録しないと使えないサービスが多くあります。
例えば、周辺マンションの販売価格の履歴や売り出しの最新情報、不動産に特化したメルマガの配信など、売却に特化したさまざまなサービスです。



マンション売却を検討するなら、無料の会員登録がおすすめとなります。
マンションナビの査定額に信憑性はあるのか
マンションナビの査定額に信憑性はありますが、若干正確性には欠けるケースがあります。



その理由は、査定方法が机上査定であり、実物を見ての査定を行っていないからです。
また、査定物件の図面や広さなど詳細な情報は、東京カンテイなどが提供するデータベースから取得できるため、マンションは実物を見なくても査定できます。
しかし、実際は部屋のコンディションや日当たりが悪いこと、眺望を遮る建物があるケースがあります。よって、このようなデータ上ではわからない部分でマイナス評価となる可能性があるため、正確な査定額を知るには不動産会社に実査定を依頼するのがおすすめです。
マンションナビの利用がおすすめの人
マンションナビ査定の利用には、メリットとデメリットがあることがわかりました。
ここからはメリットとデメリットをもとに、マンションナビの利用がおすすめの人、おすすめではない人を紹介します。
はじめに、マンションナビ利用の利用がおすすめの人は、以下のとおりです。
- 気軽に査定を受けたいと思っている人
- 今後の活用方法に迷っている人
①気軽に査定を受けたいと思っている人
マンション査定を気軽に受けたいと思っている人です。
例えば、売却しようか迷っているときに、不動産会社への問い合わせは敷居が高いように思えます。



今のマンションの価値だけを客観的に知りたいと思う人には、おすすめです。
②今後の活用方法に迷っている人
マンションの活用方法に迷っている人です。
例えば、「田舎に帰る」「転勤で家を空ける」などの理由でマンションの活用方法に悩んでいる場合となります。



マンションナビ査定では、売却と賃貸の査定ができるため、活用方法について家族間で話し合いをしやすくなります。
マンションナビの利用がおすすめではない人
一方で、マンションナビの利用がおすすめではない人は、以下のとおりです。
- 不動産会社からの営業をあまり受けたくない人
- 正確な査定額を知りたいと思っている人
①不動産会社からの営業をあまり受けたくない人
不動産会社からの営業をあまり受けたくない人には、マンションナビ査定の利用はおすすめできません。複数社から査定を一気に取得できる反面、複数社からの営業も一気に受ける事態となります。



電話やメールでの営業攻勢にうんざりする性格の人は、そもそも一括査定サイトは利用しない方がよいでしょう。
ただし、一括査定をしないと不動産会社の言い値で売却することになるため大幅に損する可能性もあります。
②正確な査定額を知りたいと思っている人
正確な査定額を知りたい人も、マンションナビ査定の利用はおすすめできません。
先述でもお伝えしている通りで、マンションナビ査定はあくまで机上査定となるため実物を見ての査定ではありません。



部屋内のコンディションや眺望、周辺環境に不安があり正確な査定額を知りたい場合には、不動産会社に実査定を依頼するのがよいでしょう。
まとめ
マンションナビ査定は、売却事態に迷っているなど初期段階で査定額を知りたい場合におすすめのサービスと言えます。また、不動産会社選びに迷っているときでもよいでしょう。
一方で、正確な査定額を知りたい場合や営業をあまり受けたくない場合には、個々に不動産会社に問い合わせを行い、査定や売却活動を進めていくことがおすすめです。
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