「そろそろ理想のマイホームを建てたいけれど、何から始めればいいか分からない…」
そんな不安はありませんか?
無数にあるハウスメーカーから自分たち家族にとっての「正解」を見つけるのは、難しいですよね。
週末ごとに住宅展示場を巡り、同じ説明を繰り返すものの、各社の営業トークに「本当にこの会社でいいのだろうか?」と疑心暗鬼になってしまう方も少なくないでしょう。
そんなときにおすすめなのが、リクルートが運営する「スーモカウンター」です。
スーモカウンターは、経験豊富な家づくりのアドバイザーが家づくりの相談を引き受けてくれるサービスです。
そこでこの記事では、スーモカウンターのメリットやデメリット、注意点まで深掘りしていきます。
ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカー選びを進めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。
早速ですが、質問です。
家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?
おそらく間取りや予算、建てる場所などと考える人も多いかもしれませんね。
ですが実は、家づくりで最も大切なことは「気になっているハウスメーカーのカタログを、とりあえず全て取り寄せてしまうこと」なんです。
カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケース。
住宅展示場に行ってその場で契約をしてしまった人の中には、「もしもカタログを取り寄せて比較検討していたら、同じ間取りの家でも300万円安かったのに・・・」と後悔する人が本当に多いんです。
このように、もう少し情報収集をしていれば理想の家をもっと安く建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。
だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください。
そんなことにならないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。

そうは言っても、気になるハウスメーカーはたくさんあるし、気になるハウスメーカー全てに連絡してカタログを取り寄せるなんて、時間と労力がかかりすぎるよ・・・
そう思う人も少なくありません。
そもそもどのように情報収集をしたら良いのかわからないという人もいるでしょう。
そんなあなたにぜひ活用してほしいサービスが、「ハウスメーカーのカタログ一括請求サービス」や「専門家に実際に相談してみること」です!
これらのサービスを活用することで、何十倍もの手間を省くことができ、損をするリスクも最大限に減らすことができます。
中でも、不動産業界大手が運営をしている下記の3つのサービスが特におすすめです。
東証プライム上場企業「LIFULL」が運営をしているカタログ一括請求サービスです。厳しい審査を通過した全国の優良住宅メーカーからカタログを取り寄せることが可能です。特にローコスト住宅に強いため、ローコスト住宅でマイホームを検討している人に非常におすすめです。 不動産のポータルサイトとしておそらく全国で最も知名度のあるSUUMOが運営しています。全国各地の工務店とのネットワークも豊富。住宅の専門家との相談をすることが可能で、住宅メーカー選びのみならず、家づくりの初歩的な質問から始めることが可能です。「何から始めたら良いのかわからない」と言う人はSUUMOに相談することがおすすめです。 上場企業でもあるNTTデータが運営しているサービスです。大手ということもあり、信頼も厚いのが特徴です。全国各地の大手ハウスメーカーを中心にカタログを取り寄せることができます。また、理想の家づくりプランを作ってもらえるのも嬉しいポイントです。 |
上記の3サイトはどれも完全無料で利用できる上、日本を代表する大手企業が運営しているため、安心して利用することができます。
また、厳しい審査基準で問題のある企業を事前に弾いているため、悪質な住宅メーカーに依頼してしまうというリスクを避けることも可能です。
正直言って、こちらの3サイトならどれを利用しても間違いはないでしょう。
また、どれを利用するか迷ったら、
- ローコスト住宅メーカーや大手ハウスメーカーを検討中:LIFULL HOME'Sでカタログ請求
- 工務店をメインで検討中:SUUMOカウンターで相談
- 資金計画や土地探しも相談したい:家づくりのとびら
というふうに使い分けてみるのもおすすめです。
そのほかに、SUUMOも無料カタログの一括請求サービスを提供しています。
こちらも無料なので、ぜひ利用してみることをおすすめします。
もちろんどのサービスも無料なため、全て活用してみるのもおすすめです。
後悔のない家づくりのため、1社でも多くの会社からカタログを取り寄せてみてくださいね!
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家づくりで後悔しないために、これらのサービスをうまく活用しながら、ぜひあなたの理想を叶えてくれる住宅メーカーを見つけてみてください!
それでは本文に入っていきましょう!
スーモカウンターのメリット
スーモカウンターが多くの家づくり検討者から高い支持を得ている理由は、その多岐にわたるメリットにあります。
効率的な情報収集
家づくりを始めようと考えた時、多くの人が最初に直面するのが「情報収集の壁」です。
特に共働きのご夫婦や、小さなお子様がいるご家庭にとって、週末ごとに住宅展示場をいくつも巡るのは、時間的にも体力的にも大きな負担となります。
スーモカウンターは、この最初のハードルを劇的に下げてくれます。
まず、一度の相談(約90分~120分)で、専門のアドバイザーがあなたの家族構成、ライフスタイル、予算、デザインの好み、性能へのこだわりといった多岐にわたる要望を丁寧にヒアリングします。
その上で、膨大な提携会社の中から、あなたの条件にマッチするハウスメーカーや工務店を平均3~4社ほどに絞り込んで紹介してくれます。
これは、自分たちで手探りで展示場を回り、一社一社に同じ説明を繰り返す手間を考えれば、計り知れないほどの時間節約です。
さらに、スーモカウンターは全国のショッピングモールや商業施設内に店舗を構えているため、「買い物のついでに立ち寄る」といった気軽な利用が可能です。
来店が難しい場合でも、電話やZoomを利用したオンライン相談が充実しており、自宅にいながら、あるいは仕事の休憩時間などを活用して専門家のアドバイスを受けられます。
この利便性の高さは、現代の多様なライフスタイルに完璧にマッチしていると言えるでしょう。
選択肢の質的向上
自分だけでハウスメーカーを探す場合、どうしても知名度の高い大手ハウスメーカー(例:住友林業、ダイワハウス、パナホームなど)に目が行きがちです。
しかし、日本には全国展開こそしていないものの、特定の地域で高い評価を得ている優良な工務店や、デザイン性に優れた小規模な設計事務所が無数に存在します。
スーモカウンターを利用する大きなメリットの一つが、こうした「自分では見つけにくい隠れた優良企業」と出会える可能性が広がることです。
アドバイザーは、大手メーカーの強み(品質の安定性、保証の手厚さなど)と、地域密着型工務店の強み(柔軟な設計対応、コストパフォーマンス、地域の気候風土への深い理解など)の両方を熟知しています。
そのため、「本当は自由な間取りにしたいけど、大手だと規格があるから…」といった悩みを持つ人にはデザインの自由度が高い工務店を、「とにかく断熱性能にこだわりたい」という人にはその分野で実績のある会社を、といった形で、より専門的で質の高いマッチングを実現してくれます。
提携社数の多さは、単なる選択肢の数ではなく、「選択肢の質」そのものを向上させ、あなたの理想を叶える最適なパートナーを見つける確率を格段に高めてくれるのです。
優秀な営業担当者と中立的なアドバイザー
スーモカウンターを通じてハウスメーカーを紹介してもらうと、「優秀な営業担当者」がつく可能性が高い、という点は見逃せない大きなメリットです。
ハウスメーカー側からすれば、スーモカウンターからの紹介客は、ある程度家づくりの意思が固まっており、予算や要望も整理されている「質の高い見込み客」です。
そのため、契約に繋がりやすく、自社の評判にも関わるため、経験豊富な店長クラスやエース級の営業担当者をアサインする傾向があります。
提案力や交渉力に長けた担当者と出会えるかどうかは、プランの質から最終的な価格、そして家づくり全体の満足度を大きく左右する重要な要素です。
さらに、スーモカウンターのアドバイザー自身が「中立的な第三者」であることも、利用者にとって大きな安心材料となります。
住宅展示場では、各社の営業担当者が自社のメリットを最大限にアピールするのは当然です。
しかし、スーモカウンターのアドバイザーは特定の会社に属さないため、各社の長所だけでなく、注意すべき点や比較ポイントを客観的に教えてくれます。
これにより、冷静な目で各社を比較検討でき、「営業トークに流されて契約してしまった」という後悔を防ぐことができます。
資金計画から保証制度まで相談可能
家づくりにおいて、誰もが直面するのが「お金」に関する不安です。
スーモカウンターでは、この資金面のサポートも非常に手厚く、すべて無料で提供されます。
例えば、多くの店舗で開催されている無料講座では、初心者が必要とする知識を体系的に学べます。
中には、住宅ローンの仕組みや効果的な値引き交渉のテクニックなど、知っているかどうかで数百万円単位の差がつく可能性のある貴重な情報も含まれています。
個別相談では、よりパーソナルな資金計画のシミュレーションも可能です。
年収や自己資金だけでなく、将来の教育費や老後資金といったライフプラン全体を見据えながら、無理のない返済計画を立てる手助けをしてくれます。
また、複数の会社と面談した後に断りを入れる際の心理的ストレスを軽減する「お断り代行サービス」も非常に好評です。
断りの連絡を代行してもらえるため、気まずい思いをすることなく、心置きなく比較検討に集中できます。
そして、究極の安心材料が「完成あんしん保証」です。
これは、スーモカウンター経由で契約した建築会社が万が一工事の途中で倒産してしまった場合に、引き継ぎ先の紹介や、工事の追加費用・前払い金の損失を最大1,000万円まで保証してくれる制度です。
この保証があることで、万が一のリスクを恐れることなく、安心して家づくりという大きな決断に踏み切ることができるのです。
これら全てのサービスが無料で受けられるのは、利用者にとって最大のメリットと言えるでしょう。
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スーモカウンターの注意点・デメリット
スーモカウンターは非常に優れたサービスですが、利用する前にその懸念点やデメリットを深く理解しておくことは、後悔しない家づくりにおいて不可欠です。
ここでは、利用者が実際に直面する可能性のあるデメリットについて解説します。
本当に最適な一社は見つかるのか?
スーモカウンターが紹介してくれるのは、あくまで「提携しているハウスメーカーや工務店」に限られます。
これは最大のメリットであると同時に、利用者によってはデメリットにもなり得ます。
もしあなたが「近所で評判のA工務店で建てたい」「この建築家のデザインが理想だ」という明確な希望を持っている場合、スーモカウンターを利用してもその希望は叶えられません。
むしろ、提携先の中から別の会社を勧められることになり、時間と思考の無駄遣いになりかねません。
担当者との相性と知識レベルのばらつき
スーモカウンターのサービスの質は、担当するアドバイザー個人の能力に大きく左右されるという点は、最も注意すべきデメリットの一つです。
- ヒアリング能力の不足: 利用者の表面的な要望(「リビングは広く」「収納は多く」など)を聞くだけで、その背景にある潜在的なニーズ(「なぜリビングを広くしたいのか?→家族が自然と集まる空間にしたい」「なぜ収納を多く?→趣味の道具を飾りながら収納したい」など)まで掘り下げられないケースです。結果として、本当に利用者に合った会社ではなく、的外れな会社を紹介されてしまう可能性があります。
- 知識不足や誤った情報: スーモカウンターのアドバイザーは、必ずしも建築の専門家や設計経験者ではありません。そのため、建築基準法や住宅性能、最新の建材に関する専門的な質問に答えられなかったり、まれに誤った情報を伝えてしまったりする可能性もゼロではありません。
- 威圧的な態度や相性の不一致: 残念ながら、アドバイザーも人間であるため、利用者との相性が合わないこともあります。「こちらの意見をあまり聞いてくれない」「特定の会社を強く推してくる」といった威圧的な態度に不快感を覚えたという声も一部にはあります。
もし担当者とのコミュニケーションに違和感を覚えたり、知識レベルに不安を感じたりした場合は、遠慮なく担当者の変更を申し出ることが重要です。
その際は、どの点に不満を感じたのかを具体的に伝えることで、より自分に合ったアドバイザーに出会える可能性が高まります。
値引き交渉は不利になる?
多くの利用者が最も懸念するのが、「スーモカウンター経由だと、建築費用が高くなるのではないか?」という点です。
スーモカウンターは利用者から費用を受け取らない代わりに、成約した建築会社から紹介料を受け取ることで運営されています。
この「紹介料」というコストの存在が、二つの懸念を生んでいます。
- 見積もりへの上乗せ懸念: 建築会社側からすれば、紹介料は販売経費です。このコストをどこかで回収する必要があるため、「紹介客の見積もりには、あらかじめ紹介料分が上乗せされているのではないか」という疑念が生じるのは自然なことです。
- 値引き交渉への影響: 利用者が直接交渉する場合、営業担当者は契約を獲得するために大幅な値引きを提示することがあります。しかし、スーモカウンター経由の場合、建築会社は既に紹介料を支払うことが確定しているため、「紹介料を払うのだから、これ以上の値引きは難しい」という心理が働き、値引きの幅が狭まるのではないか、という懸念です。
もちろん、スーモカウンターの公式サイトでは「紹介されたお客様も、されていないお客様も同じ条件で商談・契約を行う」ことが提携の条件であり、紹介料が建築金額に上乗せされることはないと明確に否定しています。
相談の手間と進行ペースの問題
スーモカウンターの丁寧なサービスは、裏を返せば「手間と時間がかかる」ということでもあります。
質の高いマッチングのためには、詳細な個人情報を含むヒアリングが不可欠です。
年収、貯蓄額、勤務先、家族構成、ライフプランなど、かなり踏み込んだ内容を伝える必要があります。
まだ家づくりのイメージが固まっていない初期段階の方や、個人情報を話すことに抵抗がある方にとっては、このヒアリング自体が負担に感じられるかもしれません。
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スーモカウンターの利用を「辞めたい」と感じた時の対処法
スーモカウンターを利用し始めたものの、「頻繁な連絡が負担」「担当者とどうも合わない」「話がどんどん進んでしまってついていけない」といった理由から、サービスの利用が「めんどくさい」、あるいは「辞めたい」と感じてしまうことは決して珍しいことではありません。
家づくりは一生に一度の大きな買い物であり、ストレスを感じながら進めるべきではありません。
罪悪感を抱く必要は全くなく、自分の状況に合わせて適切に対処することが重要です。
【STEP1】サービスの利用を「完全に」停止したい場合
家づくりの計画自体が白紙になったり、他の方法で進めることを決断したりした場合、スーモカウンターのサービスを完全に終了させることができます。
その際、最もスマートで確実な方法と、最終手段としての方法があります。
最も推奨される方法は、担当アドバイザーに直接、利用を停止する意思をはっきりと伝えることです。
曖昧な態度を続けていると、アドバイザーは「まだ検討中なのだろう」と善意で連絡を続けてしまい、お互いにとって無駄な時間と労力を費やすことになります。
メールや電話で連絡し、明確に「終了」の意思を伝えましょう。
記録が残り、心理的負担も少ないメールでの連絡がおすすめです。
伝え方の具体例
- 正直に理由を伝える場合(例:他で決めた)
「お世話になっております。先日ご相談させていただいた〇〇です。ご紹介いただいたハウスメーカー様ともお話しさせていただいた結果、今回は知人から紹介された工務店に依頼することに決めました。つきましては、大変恐縮ですが、スーモカウンター様のサービス利用は本日をもって終了とさせていただけますでしょうか。ご紹介いただいた〇〇ホーム様、△△ハウス様へのお断りのご連絡も、もし可能でしたら代行いただけますと幸いです。これまで親身にご相談に乗っていただき、誠にありがとうございました。」 - 角が立たないように断る場合(例:計画が白紙に)
「お世話になっております。〇〇です。この度は、家づくりに関して様々なアドバイスをいただきありがとうございました。誠に勝手ながら、家庭の事情により、住宅購入の計画を一旦白紙に戻すことになりました。つきましては、サービスの利用を一度停止させていただきたく、ご連絡いたしました。ご紹介いただいた各社様へのご連絡もストップしていただけますと幸いです。また計画が再開する際には、改めてご相談させてください。本当にありがとうございました。」
ポイントは、「感謝の言葉」を添えつつ、「終了」「停止」という明確な言葉を使って、今後の連絡が不要であることをはっきりと伝えることです。
直接断りの連絡を入れるのがどうしても苦手、という場合の最終手段として、連絡を無視するという選択肢もあります。
これによって法的な問題が発生することはありません。
しかし、この方法はあまり推奨できません。
なぜなら、スーモカウンターのアドバイザーや紹介されたハウスメーカーの営業担当者は、あなたの状況が分からず、「何かあったのではないか」と心配して連絡を続けてしまう可能性があるからです。
結果的に、スマホの着信履歴やメールボックスが通知で埋まり、かえって精神的なストレスが増大することにもなりかねません。
よほどの事情がない限りは、簡単な一文でもよいので、①の方法で連絡を入れる方が賢明です。
【STEP2】サービスは続けたいが「現状の不満」を解消したい場合
「スーモカウンター自体は便利だけど、今の進め方には不満がある」というケースも多いでしょう。
その場合は、サービスを辞めるのではなく、利用方法を自分たちに合うようにカスタマイズすることで、不満を解消できる可能性があります。
「担当者との相性が悪い」「知識に不安がある」といった不満は、担当者を変更してもらうことで解決できる場合があります。
担当者の変更は利用者の正当な権利であり、遠慮する必要はありません。
担当者本人に直接言いにくい場合は、スーモカウンターの公式サイトにあるお客様相談窓口や、利用している店舗の責任者に連絡するのがスムーズです。
その際、個人を非難するような言い方ではなく、「家づくりの価値観が少し違うようなので、別の方のご意見も伺ってみたい」「より性能面に詳しい方のお話を聞いてみたい」 といったように、客観的かつ前向きな理由を伝えると、角が立たず、スムーズに対応してもらえるでしょう。
「連絡が多すぎる」「ペースが早すぎる」といった不満は、コミュニケーションの主導権を自分たちが握ることで解決できます。
担当アドバイザーに、希望する連絡頻度や手段、検討のペースを具体的に伝えましょう。
要望の伝え方の具体例
- 「仕事中は電話に出られないことが多いので、今後のご連絡は平日の19時以降にメールでいただけますでしょうか。」
- 「現在、ご紹介いただいた3社をじっくり比較検討したいので、次のステップに進むのは1ヶ月ほど待っていただけますか。こちらからご連絡するまで、お待ちいただけると助かります。」
- 「今はまだ情報収集の段階です。具体的な商談に進むのはまだ先と考えていますので、その点をご理解の上でサポートをお願いします。」
このように、自分たちの状況や希望を明確に伝えることで、アドバイザーもそれに合わせたサポートをしてくれるようになり、ストレスなくサービスを利用し続けられます。
【STEP3】「セカンドオピニオン」を求める
スーモカウンターのやり方に疑問を感じた場合、一度立ち止まって他の選択肢と比較検討するのも有効な対処法です。
スーモカウンター以外にも、「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」や「家づくりのとびら」など、同様の無料相談サービスが存在します。
それぞれ提携しているハウスメーカーや、アドバイザーの特色が異なります。
例えば、「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」はアドバイザーの専門性が高いと評判で、より踏み込んだ提案を求める人に向いているかもしれません。
セカンドオピニオンとして他社サービスを利用することで、スーモカウンターでの提案を客観的に見直せますし、より自分たちの考えが整理されるというメリットもあります。
スーモカウンターが合う人・合わない人
スーモカウンターは、家づくりにおける強力なサポートツールですが、決して「万能薬」ではありません。
そのサービス特性上、利用者の性格や家づくりに対するスタンス、そして置かれている状況によって、得られる満足度は大きく異なります。
自分がどちらのタイプに当てはまるのかを事前に見極めることは、サービスを最大限に活用し、後悔しない家づくりを進めるための非常に重要なステップです。
ここでは、具体的な人物像を交えながら、どのような人にスーモカウンターが向いているのか、あるいは慎重になるべきなのかを深掘りしていきます。
スーモカウンターの利用を強くおすすめできる人
以下のような状況や考え方を持つ方は、スーモカウンターを利用することで、時間的・精神的なメリットを大いに享受できる可能性が高いです。
家づくり初心者&共働き夫婦
「マイホームを考え始めたけど、何から手をつければいいか皆目見当もつかない」「仕事と育児に追われ、住宅展示場を回る時間なんてとても作れない」。
このような、情報の大海原で溺れかけている方々にとって、スーモカウンターはまさに「灯台」であり「羅針盤」です。
家づくりは、土地探し、資金計画、会社選定、設計、各種契約など、やるべきことが山積みです。
知識ゼロからこれら全てを自分たちだけでやろうとすると、途方もない時間と労力がかかり、途中で挫折してしまうことさえあります。
スーモカウンターでは、まず無料の「家づくりダンドリ講座」などで、家づくりの全体像と流れを体系的に学ぶことができます。
そして、専門のアドバイザーがあなたの水先案内人となり、予算や希望を整理し、進むべき方向を指し示してくれます。
限られた時間の中で、無駄な動きをせず、効率的に最適なパートナー候補と出会える。
これは、忙しい現代の家族にとって計り知れない価値があると言えるでしょう。
客観的な判断軸が欲しい慎重派
「ハウスメーカーの営業担当者の言うことを、そのまま信じていいのだろうか?」「各社とも良いことばかり言うので、どう比較すればいいか分からない」。
このように、営業トークに流されず、冷静かつ客観的に判断したいと考える慎重派の方にも、スーモカウンターは最適です。
住宅展示場などでの直接対話では、どうしても営業担当者のペースで話が進みがちです。
スーモカウンターのアドバイザーは、特定の建築会社に属さない「中立的な第三者」。
いわば、あなた専属の「翻訳家」であり「解説者」です。
各社がアピールする専門的な性能(C値、UA値など)や工法のメリットを、あなたにも分かりやすい言葉で翻訳し、それぞれの長所・短所を公平な視点で解説してくれます。
第三者のフィルターを通すことで、一歩引いた冷静な視点を保つことができ、感情や勢いだけで契約してしまうといった失敗を防ぐことができます。
断るのが苦手な平和主義者
「一度話を聞いてしまうと、断るのが気まずい」「もし契約しなかった場合、しつこく営業されたらどうしよう」。
対人関係のストレスを極力避けたい、断ることに強い苦手意識を持つ方にとって、スーモカウンターの「お断り代行サービス」は、絶大な効果を発揮する心理的セーフティネットです。
このサービスがあるおかげで、「契約するかわからないけど、とりあえず話だけ聞いてみよう」という心理的なハードルが劇的に下がります。
複数の会社と気兼ねなく面談し、純粋な気持ちで比較検討に集中できる環境は、より良い選択をする上で非常に重要です。
家づくりという大きな決断において、余計なストレスから解放されるメリットは計り知れません。
スーモカウンターの利用は慎重に検討すべき人
一方で、以下のような方は、スーモカウンターのサービスが自身のスタイルと合わず、かえってストレスや不利益を感じてしまう可能性があります。
理想のビルダーが既に心にある“一途”なこだわり派
「建築雑誌で見た、あの建築家にお願いするのが夢だ」「地元で親子三代にわたり信頼を築いてきた、あの工務店で建てたい」。
このように、依頼したい会社が既に明確に決まっている場合、スーモカウンターの利用は慎重に検討すべきです。
スーモカウンターは、あくまで「提携先の中から」あなたに合う会社を紹介するサービスです。
あなたの希望する会社が提携していなければ、紹介してもらうことはできません。
目的地がはっきりと決まっているのに、わざわざ旅行代理店に寄って別のツアーを提案されるようなもので、時間と労力の無駄になりかねません。
さらに、デメリットの項で触れたように、紹介料の存在が最終的な建築費用に影響する可能性もゼロではありません。
このタイプの人は、スーモカウンターを介さず、直接その会社にアプローチし、情熱を伝えて深い関係を築きながら家づくりを進める方が、満足度の高い結果に繋がるでしょう。
自分のペースで探求したい“マイペース”な探検家
「家づくりは、急いで決めるものではない。
何年もかけてカタログを隅々まで読み比べ、自分の足で様々なモデルハウスを巡る、そのプロセス自体が楽しい」。
このように、家づくりを一大プロジェクトとして、じっくり時間をかけて探求することを楽しみたい方にとって、スーモカウンターの効率化されたシステムは、少々窮屈に感じられるかもしれません。
スーモカウンターはある程度の期間内に結論を出すことを目指す、効率重視のサービスです。
そのため、紹介を受けると各社から連絡が入り、面談のアポイントが組まれ…と、ある程度のスピード感で話が進んでいきます。
自分のペースで考えたいのに、周囲から急かされているように感じてしまい、それがストレスになる可能性があります。
プロセスそのものを楽しみたい探検家タイプの方は、相談窓口に頼るのではなく、自分の好奇心を羅針盤として、自由に情報収集の旅を続ける方が向いています。
徹底的な価格交渉を望む“ハード”な交渉人
「1円でも安く家を建てたい。それが最優先事項だ」「複数の会社から相見積もりを取り、互いに競合させて限界までの値引きを引き出す」。
このように、コストパフォーマンスを最重要視し、シビアな価格交渉も厭わないという方にも、スーモカウンターは最適とは言えません。
前述の通り、スーモカウンター経由の場合、建築会社は紹介料を支払う必要があります。
このコストの存在が、値引き交渉の場面で「これ以上の値引きは、紹介料があるので難しい」という、営業担当者の心理的な、あるいは実際的な「壁」になる可能性があります。
間に第三者が入ることで、直接対決のような緊張感が生まれにくく、シビアな交渉がしづらくなる側面は否めません。
徹底的な価格交渉を望むのであれば、自ら複数の会社と直接コンタクトを取り、相見積もりを武器に交渉に臨む方が、望む結果を得やすいかもしれません。
\家づくりで「何から始めたらわからない」と感じるあなたへ/
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まとめ
スーモカウンターは、家づくりという長く険しい道のりにおいて、多くの人にとって強力な「ナビゲーションシステム」となり得る、非常に価値のある無料サービスです。
家づくりを始めたばかりで何から手をつければ良いか分からない初心者の方、あるいは仕事や育児に追われ、情報収集に割く時間が限られている多忙な方にとって、そのメリットは絶大です。しかし、理解しておくべきデメリットも存在します。
この記事も参考に、ぜひ理想の家づくりを実現してみてくださいね。
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