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茨木市で人気のおすすめ工務店をプロが厳選!坪単価の目安や後悔しない住宅性能も解説

家を建てる

大阪と京都の間に位置し、交通の利便性と豊かな自然で人気の茨木市。

「茨木市で、自分たちだけの理想の注文住宅を建てたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、その夢を実現するための最も重要なパートナーである「工務店選び」に戸惑っている人もいるでしょう。

「たくさんありすぎて、どこに相談すればいいかわからない」

「デザインは素敵だけど、地震への備えや断熱性能は本当に大丈夫?」

「坪単価と書かれているけど、結局総額はいくらになるの?」

など、一生に一度の大きな買い物だからこそ、絶対に失敗したくないですよね。

そこでこの記事では茨木市に深く根ざした優良工務店を厳選し、それぞれの強みを徹底比較していきます。

ぜひこの記事を最後まで読んで理想の一社を見つけてみてくださいね!

本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカー選びを進めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。

早速ですが、質問です。

家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?

おそらく間取りや予算、建てる場所などと考える人も多いかもしれませんね。

ですが実は、家づくりで最も大切なことは気になっているハウスメーカーのカタログを、とりあえず全て取り寄せてしまうことなんです。

カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケース。

住宅展示場に行ってその場で契約をしてしまった人の中には、「もしもカタログを取り寄せて比較検討していたら、同じ間取りの家でも300万円安かったのに・・・」と後悔する人が本当に多いんです。

このように、もう少し情報収集をしていれば理想の家をもっと安く建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。

だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください

そんなことにならないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。

そうは言っても、気になるハウスメーカーはたくさんあるし、気になるハウスメーカー全てに連絡してカタログを取り寄せるなんて、時間と労力がかかりすぎるよ・・・

そう思う人も少なくありません。

そもそもどのように情報収集をしたら良いのかわからないという人もいるでしょう。

そんなあなたにぜひ活用してほしいサービスが、「ハウスメーカーのカタログ一括請求サービス」や「専門家に実際に相談してみること」です!

これらのサービスを活用することで、何十倍もの手間を省くことができ、損をするリスクも最大限に減らすことができます。

中でも、不動産業界大手が運営をしている下記の3つのサービスが特におすすめです。

①LIFULL HOME'S

東証プライム上場企業「LIFULL」が運営をしているカタログ一括請求サービスです。厳しい審査を通過した全国の優良住宅メーカーからカタログを取り寄せることが可能です。特にローコスト住宅に強いため、ローコスト住宅でマイホームを検討している人に非常におすすめです。

②SUUMO

不動産のポータルサイトとしておそらく全国で最も知名度のあるSUUMOが運営しています。全国各地の工務店とのネットワークも豊富。住宅の専門家との相談をすることが可能で、住宅メーカー選びのみならず、家づくりの初歩的な質問から始めることが可能です。「何から始めたら良いのかわからない」と言う人はSUUMOに相談することがおすすめです。

③家づくりのとびら

上場企業でもあるNTTデータが運営しているサービスです。大手ということもあり、信頼も厚いのが特徴です。全国各地の大手ハウスメーカーを中心にカタログを取り寄せることができます。また、理想の家づくりプランを作ってもらえるのも嬉しいポイントです。

上記の3サイトはどれも完全無料で利用できる上、日本を代表する大手企業が運営しているため、安心して利用することができます。

また、厳しい審査基準で問題のある企業を事前に弾いているため、悪質な住宅メーカーに依頼してしまうというリスクを避けることも可能です。

正直言って、こちらの3サイトならどれを利用しても間違いはないでしょう。

また、どれを利用するか迷ったら、

というふうに使い分けてみるのもおすすめです。

そのほかに、SUUMOも無料カタログの一括請求サービスを提供しています。

こちらも無料なので、ぜひ利用してみることをおすすめします。

もちろんどのサービスも無料なため、全て活用してみるのもおすすめです。

後悔のない家づくりのため、1社でも多くの会社からカタログを取り寄せてみてくださいね!

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家づくりで後悔しないために、これらのサービスをうまく活用しながら、ぜひあなたの理想を叶えてくれる住宅メーカーを見つけてみてください!

それでは本文に入っていきましょう!

【この記事の監修者】
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茨木市で人気のおすすめ工務店ランキングTOP7

茨木市には、それぞれに際立った強みを持つ魅力的な工務店が数多く存在します。

ここではそんな工務店の中から特におすすめの7社を厳選して紹介します。

株式会社 ユーロプランニング

  • 主要な強み:高性能×洗練デザイン (断熱等級6標準、全館空調)
  • 坪単価目安:62.0~70.0万円
  • 独自技術・特徴:断熱等性能等級6、全館空調システム「e-flow」(オプション)、屋上庭園付きモデルハウス

ユーロプランニングは、「高性能」と「デザイン」という家づくりの両輪を、極めて高いレベルで両立させています。

まず性能面では、国の省エネ基準の最高等級を上回る「断熱等性能等級6」を標準仕様としている点が特筆に値します。

これは、夏の厳しい西日や冬の底冷えが厳しい茨木市の気候において、最小限のエネルギーで一年中快適な室温を維持できることを意味し、将来にわたって高騰が懸念される光熱費を大幅に削減する直接的なメリットがあります。

その高性能をさらに昇華させるのが、オプションで選択可能な全館空調システム「e-flow」です。

これは単なる冷暖房ではなく、高性能な熱交換換気システムとエアコンを連動させることで、家中の温度を均一に保つ「温度のバリアフリー」を実現します。

冬場の寒い廊下や脱衣所でのヒートショックリスクを低減し、どの部屋にいてもストレスフリーな環境は、特に小さな子供や高齢の家族がいる家庭にとって大きな価値となるでしょう。

そして、これらの高い性能を、洗練されたデザインの中に美しく落とし込む設計力こそが同社の真骨頂です。

いつでも見学可能な屋上庭園付きモデルハウスは、その思想を体現する空間。

都市部の限られた敷地でも、プライベートなアウトドアリビングを手に入れるという夢を叶え、住宅密集地における採光やプライバシーの問題を解決する一つの答えを提示しています。

性能もデザインも一切妥協したくない、賢く、そして感性豊かな家づくりを求める方に最適なパートナーと言えるでしょう。

一級建築士事務所 上野工務店

  • 主要な強み:究極のワンストップ体制 (土地探しからリフォームまで全社員対応)
  • 坪単価目安:75.0~85.0万円
  • 独自技術・特徴:自社専属職人による責任施工、耐震・免震・制震対応、狭小住宅設計、顧客満足度98%

上野工務店の最大の強みは、単なる家を建てる箱売りではなく、顧客の「暮らし」そのものに寄り添う「完全ワンストップ体制」にあります。

特筆すべきは、土地探し、資金計画、設計、施工、アフターフォロー、そして将来のリフォームに至るまで、すべてを下請けや外部委託に頼らず、自社の社員と専属職人のみで完結させるという徹底した姿勢です。

これが施主にもたらすメリットは計り知れません。

例えば土地探しでは、設計士が同行し、その土地の法規制や周辺環境を読み解きながら「この土地なら、ご要望を叶えるこんな家が建てられます」と、その場で具体的なプランを提案してくれます。

これにより、土地を買った後に「理想の間取りが入らなかった」という最悪の事態を未然に防げます。

また、営業・設計・現場監督がすべて同じ会社の社員であるため、打ち合わせでの細かなニュアンスや要望が「伝言ゲーム」になることなく、現場の職人にまでダイレクトに伝わります。

この一貫した責任体制と顔の見える関係性が、顧客満足度98%という驚異的な数字の源泉となっているのです。

株式会社 橋本工務店

  • 主要な強み:圧倒的な歴史と信頼 (創業、昭和二年)、盤石のアフターフォロー
  • 坪単価目安:情報なし
  • 独自技術・特徴:公共建築で培った品質・コスト管理能力、どんな小さな修理にも迅速対応

1927年の創業以来、90年以上にわたって茨木市の街並みを形成し、地域住民の暮らしを支え続けてきたという事実は、何よりの信頼の証です。

この長い歴史は、地元の不動産業者や協力業者との強固なネットワークを育み、災害時には茨木市との協定に基づき地域の復旧を担うなど、単なる一企業を超えた地域のインフラとして機能しています。

特筆すべきは、学校や公民館といった公共建築を数多く手掛けてきた実績です。

公共建築は、民間住宅よりもさらに厳しい品質基準、安全管理、そして厳格なコスト管理が求められます。

この厳しい環境で培われた高い技術力とノウハウが、個人の住宅建築にも惜しみなく注がれているのです。

株式会社 エッグ住まいる工房

  • 主要な強み:心と体に優しい自然素材、潜在能力を引き出す設計力
  • 坪単価目安:情報なし
  • 独自技術・特徴:漆喰、薩摩中霧島壁、SE構法、施主の要望を深掘りするヒアリング

エッグ住まいる工房は、「家族が健康に暮らせること」を家づくりの大前提に置いています。

その思想を象徴するのが、漆喰や薩摩中霧島壁といった本物の自然素材へのこだわりです。

これらの塗り壁は、ビニールクロスにはない調湿効果で室内の湿度を快適に保ち、結露やカビの発生を抑制します。

さらに、生活臭や有害な化学物質を吸着・分解する効果も期待でき、アレルギーやシックハウス症候群が心配な方、特に小さな子供のいる家庭にとって、この上ない安心材料となります。

構造には、木造でありながら鉄骨造のような強度と設計自由度を両立する「SE構法」を採用。

これにより、耐震性を一切犠牲にすることなく、柱や壁の少ない開放的な大空間や、光をふんだんに取り込む大きな窓を実現できます。

株式会社 前川工務店

  • 主要な強み:不動産部門との連携による「土地探し」からの家づくり
  • 坪単価目安:情報なし
  • 独自技術・特徴:不動産仲介手数料の割引・無料化サービス、ZEH普及目標の公開

「いい家を建てたいけれど、そもそも土地が見つからない」これは、茨木市で家づくりを始める多くの人が直面する大きな壁です。

前川工務店は、この課題に対する明確な答えを持つ、不動産部門を併設したユニークな工務店です。

地域に40年以上密着して築き上げた不動産ネットワークを駆使し、一般には公開されていない土地情報を提供してくれる可能性があります。

最大のメリットは、土地の購入にかかる仲介手数料が割引、あるいは無料になる独自のサービスです。

通常、土地価格の3%+ 6万円がかかる仲介手数料は、数百万円に上ることも珍しくありません。

この初期費用を大幅に圧縮できることは、総予算を考える上で非常に大きなアドバンテージとなります。

また、工務店が土地探しから関わることで、その土地の法的制約や形状を考慮した最適なプランを初期段階から検討できるため、購入後のミスマッチを防げます。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及目標を具体的に公開している点も、企業の先進性と誠実さを示しています。

土地探しからワンストップで、賢く、そしてお得に家づくりを進めたい方にとって、まさにうってつけの相談相手と言えるでしょう。

DREAM HOUSE PLANNING

  • 主要な強み:施主の夢を形にする完全オーダーメイドとVR設計
  • 坪単価目安:65〜75万円
  • 独自技術・特徴:VRによる完成イメージのリアルな体験、顧客満足度98%以上

DREAM HOUSE PLANNINGは、施主一人ひとりの「夢」や「こだわり」を徹底的にヒアリングし、唯一無二の空間を創造するオーダーメイドのデザイン力に定評があります。

従来の図面やパース図では掴みきれなかった、空間の広がり、天井の高さ、廊下の幅といったスケール感を、完成前に自分の目線の高さでリアルに歩き回りながら確認できます。

さらに、壁紙の色を変えたり、家具を配置してみたり、昼と夜の光の入り方をシミュレーションしたりと、あらゆる角度から完成イメージを詳細に検討できるため、「完成してみたらイメージと違った」という家づくりで最も悲しい失敗を限りなくゼロに近づけることができます。

カシコ・クラッセ 樺山工務店

  • 主要な強み:構造と気密・断熱性能を追求した質実剛健な家づくり
  • 坪単価目安:30~60万円
  • 独自技術・特徴:モノコック構造、硬質ウレタンフォーム断熱

樺山工務店の家づくりは、流行のデザインを追うのではなく、住宅の骨格となる構造の強さと、快適性の根幹をなす断熱・気密性能を愚直に追求する、質実剛健なスタイルが特徴です。

その思想を象徴するのが、壁・床・天井を一体化させた「モノコック構造」です。

地震や台風の力を「点」で支える在来工法に対し、家全体を一つの強固な「箱」として「面」で受け止めるため、外力に対して非常に高い耐久性を発揮します。

断熱材には、現場で液体を吹き付けて発泡させる「硬質ウレタンフォーム」を採用。

これにより、柱や梁、コンセント周りなどの複雑な形状の部分にも隙間なく断熱材を充填でき、極めて高い気密性を確保します。

この「魔法瓶」のような構造は、夏涼しく冬暖かい快適な室内環境を生み出し、冷暖房効率を最大化することで光熱費を削減。

さらに、部屋間の温度差を少なくすることで、冬場のヒートショック予防にも大きく貢献します。

坪単価に30~60万円と幅があるのは、施主の予算や要望に応じて柔軟に仕様を調整できる証でもあります。

見た目の華やかさよりも、まずはシェルターとしての住宅の基本性能を重視し、長く安心して快適に暮らせる堅実な家を求める方に、ぜひ検討してほしい工務店です。

茨木市で実現できる最新の住宅技術

現代の家づくりは、単に雨風をしのぐ「箱」を作る時代から、家族の「健康」「安全」「経済性」そして「快適性」を生涯にわたって支え続ける「高性能なシェルター」を創造する時代へと大きくシフトしています。

特に、南海トラフ地震や直下型地震のリスク、そして夏の酷暑と冬の底冷えという気候特性を持つ茨木市においては、住宅性能の追求はもはやオプションではなく、必須条件と言えるでしょう。

地震から家族を守るための「最高耐震性能」

2018年の大阪府北部地震で震度6弱を観測した茨木市にとって、地震対策は家づくりの最優先課題です。

近年の住宅技術の進化は、単に「倒壊しない」という最低限のレベルから、「大きな地震の後も、安心して住み続けられる」という、より高い次元の安全性を追求しています。

「耐震等級3」は当たり前

現在、性能を重視する多くの優良工務店では、消防署や警察署といった防災拠点と同レベルの強度を示す「耐震等級3」を標準仕様としています。

これは、2016年の熊本地震において、耐震等級3で建てられた木造住宅の多くが無被害、または軽微な損傷にとどまったという事実が広く認知されたためです。

しかし、ここで注意したいのが、「耐震等級3」と一口に言っても、その安全性の根拠となる計算方法に違いがあるという点です。

簡易的な「壁量計算」で基準をクリアする場合と、柱一本一本、梁一本一本にかかる力を詳細に計算する「許容応力度計算」で基準をクリアする場合とでは、安全性の信頼度が大きく異なります。

許容応力度計算は、手間とコストがかかりますが、建物のねじれや偏心なども考慮した、より精密で実態に即した強度検証が可能です。

工務店を選ぶ際には、「耐震等級3が標準ですか?」という質問に加えて、「許容応力度計算を全棟で実施していますか?」と一歩踏み込んで確認することが、真に地震に強い家を見極めるための重要なポイントとなります。

テクノストラクチャー

パナソニックが開発したこの工法は、木の梁に鉄を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を主要構造部に使用するのが最大の特徴です。

木造住宅の弱点とされてきた梁の「たわみ」を鉄の力で克服し、一般的な木造住宅に比べて柱の数を減らすことが可能になります。

これにより、広々としたリビングや大きな吹き抜けといった、開放的な空間設計と高い耐震性を両立させます。

SE構法

大規模な木造建築で用いられる「ラーメン構造」を、一般住宅に応用したのがSE構法です。

度の高い集成材の柱と梁を、独自開発の強固なSE金物で剛接合することで、筋交いや耐力壁を最小限に抑えながら、極めて高い耐震性を実現します。

この構造の最大のメリットは、圧倒的な設計の自由度です。

壁一面の大開口や、室内に柱が一本もない30畳以上の大空間、建物の外に大きく張り出したキャンティレバーバルコニーなど、従来の木造住宅では不可能とされてきた大胆なデザインを可能にします。

「耐震」から「制震」へ

耐震が「建物の強度で揺れに耐える」技術であるのに対し、制震は「特殊な装置で揺れを吸収・減衰させる」技術です。

アイデザインホームなどが標準搭載する「制震ダンパー」といった装置を壁の中に組み込むことで、地震のエネルギーを熱エネルギーに変換して放出します。

これにより、建物の変形を最大で50%以上も低減させることが可能です。

制震の最大のメリットは、本震だけでなく、繰り返し襲ってくる余震に対しても効果を発揮し続ける点にあります。

建物の構造躯体へのダメージの蓄積を抑えるため、地震後も大規模な補修の必要なく住み続けられる可能性が高まり、住宅の資産価値を長期的に守ることにも繋がるのです。

快適性と経済性を両立する「高気密・高断熱」

夏の蒸し暑さと冬の底冷えが厳しい茨木市の気候において、一年中快適な室内環境を保ち、高騰する光熱費を抑えるためには、「高気密・高断熱」性能が不可欠です。

この二つは車の両輪のような関係にあり、どちらか一方だけでは十分な効果を発揮しません。

なぜ「気密(C値)」がこれほど重要なのか?

UA値(外皮平均熱貫流率)が断熱性能、つまり「家の壁や窓がどれだけ熱を通しにくいか」を示す指標であるのに対し、C値(相当隙間面積)は気密性能、つまり「家にどれくらいの隙間があるか」を示す指標です。

どんなに高性能なダウンジャケットを着ていても、前のファスナーが開いていれば寒いように、どれだけUA値の良い(高性能な)断熱材を使っても、家に隙間(C値が悪い)だらけでは、そこから熱が出入りしてしまい、断熱性能は絵に描いた餅となります。

さらに、気密性能が低いと、計画的な換気が正しく機能しないという問題も発生します。

隙間風によって空気の流れが乱れ、汚れた空気が排出されずに室内に留まってしまうのです。

「全棟で気密測定を実施し、C値の実測値を報告してくれるか」は、その工務店の施工精度と誠実さを測る最も重要な指標の一つです。

C値1.0㎠/㎡を下回るのが望ましく、高性能を謳う工務店ではC値0.5㎠/㎡以下を基準としています。

断熱材の種類と特性を知る

断熱性能は、使用する断熱材の種類と、それを隙間なく施工する技術力によって決まります。

  • 現場発泡ウレタンフォーム:「アクアフォーム」や「硬質ウレタンフォーム」に代表されるこのタイプは、現場で液体状の断熱材を壁の中などに直接吹き付けて発泡させます。霧状の液体が隅々まで入り込んでから膨らむため、コンセント周りや配管などの複雑な形状の部分にも隙間なく密着し、極めて高い気密性を確保しやすいのが最大のメリットです。
  • セルロースファイバー:新聞古紙をリサイクルして作られる、環境に優しい断熱材です。専門の職人が壁の中に綿状のファイバーを吹き込むように充填します。高い断熱性・気密性に加え、木質繊維が持つ優れた「調湿性」が特徴で、室内の湿度を適度にコントロールし、結露やカビの発生を抑制します。さらに、音を吸収する「防音性」や、難燃処理による高い「防火性」も併せ持つ、多機能な断熱材として注目されています。

 全館空調システムによる温度のバリアフリー

高気密・高断熱住宅の性能を最大限に引き出し、家全体の快適性を究極のレベルまで高めるのが「全館空調システム」です。

これは、家中の空気を一台、もしくは二台の空調機で一元管理し、24時間365日、どの部屋にいても、廊下やトイレ、脱衣所に至るまで快適な温度と清浄な空気を維持するシステムです。

全館空調のメリット

かつては「贅沢品」というイメージがあった全館空調ですが、住宅の高気密・高断熱化が進んだことで、非常に少ないエネルギーで稼働させることが可能になり、健康志向の高まりも相まって、近年急速に普及が進んでいます。

最大のメリットは、家中の温度差がなくなる「温度のバリアフリー」が実現できることです。

これにより、冬場に多発するヒートショックのリスクを劇的に低減できます。

また、各部屋にエアコンを設置する必要がないため、壁がすっきりしてインテリアの自由度が高まるというデザイン上のメリットもあります。

注目の全館空調システム

  • Z空調:小屋裏と床下に設置した専用のエアコンから、ダクトを通じて冷暖房された空気を家中に送り届けるシステムです。市販の壁掛けエアコンをベースに開発されているため、メンテナンスや将来の交換が比較的容易で、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
  • e-flow:このシステムの核となるのが「全熱交換型」の換気機器です。通常の換気扇が室内の空気と一緒に熱(冬は暖かさ、夏は涼しさ)も捨ててしまうのに対し、全熱交換型は、排気する空気から熱と湿度を回収し、新しく取り込む外気に移してから室内に供給します。これにより、換気によるエネルギーロスを最小限に抑え、冷暖房の効率を極限まで高めることができます。ルームエアコンと連動させることで、省エネと快適性を最高レベルで両立させる先進的なシステムです。

2018年の大阪府北部地震を経験した茨木市民にとって、住まいの耐震化は喫緊の課題です。

特に、建築基準法が大きく改正された1981年5月以前の「旧耐震基準」で建てられた住宅は、専門家による耐震診断と適切な補強が強く推奨されます。

茨木市で後悔しない家づくりのポイント

ここでは、茨木市で後悔のない家づくりを進めるためのポイントをまとめます。

地価と坪単価の相場を把握する

茨木市は北摂エリアの中でも人気が高く、土地価格も年々上昇傾向にあります。

住宅地の平均的な坪単価は60万〜70万円ほどですが、駅近や利便性の高いエリアでは100万円を超えることも珍しくありません。

価格帯にはかなり幅があるため、まずは希望エリアの坪単価相場を調べたうえで、現実的な予算設定をしておくことが重要です。

土地代にばかり資金を割いてしまい、建物のグレードを落とすことにならないよう、全体予算のバランスを意識しましょう。

駅距離と交通利便性を重視

茨木市はJRや阪急電鉄が走っており、大阪・梅田へも30分以内でアクセス可能。

特に駅近エリアは非常に人気が高く、資産価値も維持しやすい傾向にあります。

ただし、駅に近いほど土地価格も高騰するため、「駅から徒歩何分までが許容範囲か」「バス利用でも問題ないか」といった自分たちのライフスタイルに合わせた優先順位を決めておくことが大切です。

周辺環境や生活インフラも見逃さない

家づくりにおいて、「住みやすさ」は立地や建物の性能以上に、周辺環境の質が大きく影響します。

日々の買い物に便利なスーパーやドラッグストア、子育て世代にとっては保育園・幼稚園・学校の距離や評判も重要です。

病院や公園の有無も安心・快適な暮らしに欠かせません。

見学時には、実際に平日・休日・夜間の雰囲気も確認してみると、日常生活のリアルなイメージがしやすくなります。

土地の形状・インフラ条件にも注意

理想的な家づくりを実現するためには、土地そのものの「見た目」以上に、建築可能な条件を確認することが必要です。

例えば、接道条件が悪い土地や、傾斜地、変形地などは、建築費用が増加するケースもあります。

また、上下水道やガスの引き込みがされていない土地では、別途インフラ整備費用が必要になることもあります。

土地代が安くても、結果的にトータルコストが上がってしまっては本末転倒です。

土地のスペックやインフラ状況も、必ず事前に調査しましょう。

信頼できる建築会社を選ぶ

茨木市には大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで、さまざまな住宅会社があります。

それぞれ得意分野や施工品質、価格帯に違いがあるため、複数の会社を比較検討することをおすすめします。

施工事例をチェックしたり、完成見学会に足を運んだりすることで、デザインや性能の傾向がつかみやすくなります。

また、設計の自由度や、建築中・入居後のサポート体制、保証制度なども確認しておくと安心です。

将来の資産価値を意識する

今だけでなく、10年後・20年後のライフスタイルや不動産の価値にも目を向けることが、賢い家づくりの考え方です。

たとえば、転勤や親の介護などで将来的に家を手放す可能性がある場合、駅近や人気の学区内といった「資産性の高い立地」を選ぶと、売却時の選択肢も広がります。

また、耐震性や断熱性など、長期的に安心して住める住宅性能も大切なポイント。

補助金制度や長期優良住宅の取得も視野に入れて計画しましょう。

まとめ

この記事では、失敗しないためのポイントや、おすすめの工務店を厳選して紹介しました。

家づくりで最も重要なのは、これらの知識を元に「次の一歩」を踏み出すことです。

情報収集はもちろん、気になった工務店のモデルハウスなどを見学してみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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