「夢のマイホーム」という言葉に惹きつけられる人も多いのではないでしょうか。
広々としたリビング、こだわりのキッチン、明るい日差しが差し込む寝室など、想像するだけでワクワクしますよね。
しかしその一方で、家づくりは人生で最大級の買い物とも言われており、大きな金額が動くからこそ慎重に進めなければならないものでもあります。
「悪質なハウスメーカーに騙されてしまった…」
「欠陥住宅に住むことになってしまった…」
そんな悲劇に見舞われる可能性も、ゼロではないのです。
そうは言っても、
「住宅展示場で見た家は、どれも素敵に見えてしまって…」
「ハウスメーカーの選び方が、全くわからない…」
こんな悩みを持っている人もいるでしょう。
この記事では、元ハウスメーカー社員や一級建築士の意見を参考に、「欠陥住宅を避けるためのハウスメーカー選びのポイント」を徹底解説していきます。
これから家づくりを始める方はもちろん、現在進行形で家づくりを進めている方も、ぜひ参考にしてくださいね!
※この記事ではいくつかのハウスメーカーを紹介しますが、欠陥住宅を建築するというわけではありません。注意しながら読んでくださいね。
本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカー選びを進めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。
家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?
おそらく間取りや予算と考える人もいるかもしれませんね。
ですが実は、家づくりで最も大切なこと、それは「気になっているハウスメーカーのカタログを全て取り寄せてしまうこと」なんです。
カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケースです。
しかしながら、住宅展示場で契約を決めてしまう人が本当に多いのも事実。
もう少し情報収集をしていれば理想の家をもっと安く建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。
だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください。
そんなことにならないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。
そうは言っても、気になるハウスメーカーはたくさんあるし、全てのカタログを取り寄せるなんて時間と労力がかかりすぎるよ・・・
そう思う人も少なくありません。
そもそもどのように情報収集をしたら良いのかわからないという人もいるでしょう。
そんなあなたにぜひ活用してほしいサービスが、「ハウスメーカーのカタログ一括請求サービス」や「プラン作成サービス」です!
これらのサービスを活用することで、だいぶ手間を省くことができます。
中でも、不動産業界大手が運営をしている下記の3サイトが特におすすめです。
東証プライム上場企業「LIFULL」が運営をしているカタログ一括請求サービスです。厳しい審査を通過した全国の優良住宅メーカーからカタログを取り寄せることが可能です。特にローコスト住宅に強いため、ローコスト住宅でマイホームを検討している人に非常におすすめです。 不動産のポータルサイトとしておそらく全国で最も知名度のあるSUUMOが運営しています。全国各地の工務店とのネットワークも豊富。住宅の専門家との相談をすることが可能で、住宅メーカー選びのみならず、家づくりの初歩的な質問から始めることが可能です。「何から始めたら良いのかわからない」と言う人はSUUMOに相談することがおすすめです。 上場企業でもあるNTTデータが運営しているサービスです。大手ということもあり、信頼も厚いのが特徴です。全国各地の大手ハウスメーカーを中心にカタログを取り寄せることができます。また、理想の家づくりプランを作ってもらえるのも嬉しいポイントです。 |
上記の3サイトはどれも完全無料で利用できる上、日本を代表する大手企業が運営しているため、信頼して利用することができます。
また、厳しい審査基準で問題のある企業を事前に弾いているため、悪質な住宅メーカーに依頼してしまうというリスクを避けることも可能です。
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というふうに使い分けてみてくださいね。
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家づくりで後悔しないために、これらのサービスをうまく活用しながら、ぜひあなたの理想を叶えてくれる住宅メーカーを見つけてみてくださいね!
それでは本文に入っていきましょう!
そもそも欠陥住宅とは?
「夢のマイホーム」という言葉があるように、多くの人にとって家は一生に一度の高い買い物です。
何千万もかけて建てたマイホームなのに欠陥住宅だった、なんてことは絶対に避けたいですよね。
欠陥住宅だと人生設計が狂ってしまう可能性もあります。
しかし、住宅に関する知識がないと欠陥住宅を見抜くことは難しいのも事実です。
そもそも欠陥住宅とは?
欠陥住宅とは、単に家が壊れている、傷んでいるといった物理的な問題だけでなく、建築基準法違反や施工ミス、設計ミスなどの問題を抱えている住宅のことです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 構造的な欠陥: 基礎の不具合、柱の傾き、壁のひび割れなど、住宅の安全性に関わる重大な欠陥。
- 雨漏り: 屋根や外壁の施工不良などにより、雨水が侵入してしまう欠陥。放置すると、構造材の腐食やカビの発生に繋がります。
- 設備の不具合: 配管の設置ミスによる水漏れ、電気配線の不備による漏電、換気システムの不稼働など。
- 断熱・気密性の不足: 設計や施工のミスにより、断熱材が正しく設置されていなかったり、気密性が確保されていない場合、快適な住環境を損なうだけでなく、光熱費の増加にもつながります。
欠陥住宅を避けるためには、ハウスメーカー選びだけでなく、契約内容の確認や、工事中の現場確認なども重要になります。
【大手でも注意】欠陥住宅が後を絶たない理由
「大手のハウスメーカーなら安心」
「地元に根付いた工務店なら大丈夫」
そう思って住宅会社を選んでいる人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には、大手ハウスメーカーで建てた家に欠陥が見つかったり、地元の工務店とトラブルになったりといった話は後を絶ちません。
一体なぜ、欠陥住宅問題は無くならないのでしょうか?
ここでは、その背景にある理由について、詳しく解説していきます。
悪い評判はすぐに拡散される
現代は、インターネットやSNSを通じて、誰でも簡単に情報発信ができる時代です。
そのため、ひとたび欠陥住宅問題が起こると、その情報は瞬く間に拡散し、企業の評判を大きく左右するようになりました。
特に大手ハウスメーカーは、年間を通して多くの住宅を供給しているため、件数だけ見れば、中小の会社よりも欠陥住宅に関する情報が目立ちやすくなる傾向にあります。
しかし、重要なのは、これらの情報に惑わされることなく、その裏にある事実を冷静に見極めることです。
ネット上の情報だけで判断するのではなく、複数の情報源を参考にしたり、実際にハウスメーカーの担当者から話を聞いたりするなどして、多角的に情報を集めるようにしましょう。
ネットの「欠陥住宅ハウスメーカーランキング」は嘘?本当?
「欠陥住宅が多いハウスメーカーランキング」といった情報を見かけることがありますが、これらの情報には注意が必要です。
なぜなら、ランキングの根拠となるデータや情報源、集計方法などが明確でない場合が多く、信頼性に欠ける可能性があるからです。
また、ランキングは、あくまでも過去のデータに基づいたものであり、現在の状況や個々の住宅の品質を保証するものではありません。
住宅会社を選ぶ際には、ランキングだけに頼るのではなく、自らの目で確かめ、納得のいくまで情報収集するようにしてくださいね。
欠陥住宅の定義|人それぞれ異なる
「欠陥住宅」と一言で言っても、その感じ方は人によって大きく異なります。
例えば、床のわずかな傾斜や、壁の小さなひび割れなど、住む上であまり影響がないと感じる人もいれば、許容できない欠陥だと感じる人もいるでしょう。
また、経年劣化による変化なのか、施工不良によるものなのか、判断が難しいケースもあります。
そのため、「欠陥住宅」を一律に定義することは難しく、個々の状況や感じ方によって判断が分かれる可能性があることを理解しておく必要もあります。
欠陥住宅を左右する要素「営業マンの質」「会社の体制」
住宅の品質は、設計や施工の技術力だけでなく、営業マンの質や会社の体制にも大きく左右されます。
知識や経験が豊富な営業マンは、顧客の要望を丁寧にヒアリングし、適切なプランを提案してくれますが、そうでない営業マンの場合、問題が起きた時に適切に対処してくれないことも。
会社の体制としては、施工管理の体制や、顧客対応の窓口の有無、アフターサービスの内容などを確認しましょう。
優良なハウスメーカーは、顧客との信頼関係を重視し、誠実な対応を心がけています。
逆に、利益優先で顧客対応がおろそかになっている会社は、欠陥住宅のリスクが高まる可能性も考えられます。
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【危険信号の見分け方】要注意なハウスメーカーの特徴
住宅展示場に行くと、どこのハウスメーカーも魅力的に見えてしまうものです。
しかし、契約を急いだり、顧客の意見に耳を傾けなかったりするような悪質なハウスメーカーも存在します。
そこで、契約前に見極めておきたい、ハウスメーカーの危険信号をご紹介します。
契約を急かすハウスメーカー
- 「今週末までに契約すれば、大幅値引き!」
- 「このキャンペーンは、今月中限定です!」
このような甘い言葉で、契約を急かしてくるハウスメーカーには要注意です。
住宅は、人生で最も高額な買い物の一つです。
契約を急かすハウスメーカーは、顧客のことを考えずに、自社の利益を優先している可能性があります。
悪質なケースとして、考える時間を与えずに契約を迫り、クーリングオフを妨害しようとするケースも報告されています。
住宅を購入すると、建てた後も担当者と長い付き合いをすることになります。
その点を考えると、信頼関係を築けないハウスメーカーとは、契約すべきではありません。
広告費を抑えているハウスメーカー
住宅業界は、一般的に広告宣伝費に多額の費用をかける業界として知られています。
そのため、極端に広告費を抑えているハウスメーカーは、経営状況が不安定、もしくは、顧客獲得のための戦略に苦戦している可能性も考えられます。
もちろん、広告費を抑え、その分住宅価格を安くしているというケースも考えられます。
しかし、資金力がないために、質の低い材料を使ったり、経験の浅い職人を雇ったりしている可能性も否定できません。
本当に顧客のことを考えているハウスメーカーであれば、企業努力でコストカットをするだけでなく、質の高い住宅を提供することに力を入れるはずです。
そのため、広告や宣伝にどれだけお金を掛けられているかどうかも判断基準の一つにして良いでしょう。
社員が派手でお金を持っている雰囲気のハウスメーカー
会社の駐車場に高級車がずらりと並んでいたり、社員がブランド品で身を固めていたりするハウスメーカーも、注意が必要です。
もちろん、社員の好みという場合もありますが、あまりにも派手な会社は、社員への羽振りが良く、その分顧客から相場以上の料金を請求している可能性も考えられます。
また、このような会社は、顧客満足度よりも利益優先の傾向があり、アフターサービスがおろそかになる可能性もあります。
すぐに値引きに応じてくるハウスメーカー
住宅価格の値引きは、魅力的に感じるかもしれません。
しかし、値引き額が大きすぎる場合や、値引き交渉の初期段階で簡単に値引きに応じてくる場合は注意が必要です。
相場より遥かに高い金額を最初に提示しておき、簡単に値引きに応じることで、顧客に「お得な買い物ができた」と錯覚させている可能性があります。
また、値引き分をどこかで補填するために、材料の質を下げたり、工事の手間を省いたりするなど、手抜き工事に繋がる可能性もあるからです。
住宅の品質を犠牲にしてまで、値引きに応じるようなハウスメーカーは避けるべきでしょう。
【実録】大手ハウスメーカーへの不満の声… 実際の体験談を紹介
誰もが知る大手ハウスメーカーだから安心、というわけではありません。
規模が大きい分、様々な問題点も指摘されています。
ここでは、大手ハウスメーカーで家を建てた人の実際の口コミを紹介しながら、メリット・デメリットについて解説していきます。
ネット上の口コミは、あくまでも数ある私見のうちの一つであり、全ての顧客が同じような経験をするわけではありません。
また、大手ハウスメーカーは顧客の数が多いぶん、クレームや悪い口コミがどうしても増えてしまうのが現状です。
これから紹介する口コミを100%鵜呑みにしないように注意してくださいね。
積水ハウス:アフターサービスの評判
- 良い口コミ: 「営業担当者が親身になって土地探しからサポートしてくれた」「住宅性能の高さはさすがで、夏は涼しく冬は暖かい」
- 悪い口コミ: 「アフターサービスの対応が遅く、連絡してから担当者が来るまで時間がかかった」「定期点検はしてくれるが、ちょっとした修理でも費用が高額だった」
積水ハウスは、業界トップクラスのシェアを誇る大手ハウスメーカーです。
そのため、担当者によって対応の質に差が生じたり、アフターサービスの予約が取りにくくなったりする可能性も考えられます。
契約前に、アフターサービスの内容や保証期間、対応のスピードなどをしっかり確認しておきましょう。
セキスイハイム:施工不良やトラブルの事例
- 良い口コミ: 「工場生産なので品質が均一で安心感がある」「工期が短く、予定通りに家が完成した」
- 悪い口コミ: 「間取りの自由度が低く、希望通りの家が建てられなかった」「標準仕様以外の選択肢が少なく、設備のグレードアップに費用がかかった」
セキスイハイムは、工場でユニットを生産し、現場で組み立てる「ユニット工法」を採用しています。
工期の短縮や品質の安定化といったメリットがある一方、間取りやデザインの自由度が制限されるというデメリットもあります。
事前にカタログやモデルハウスで、標準仕様やオプションなどをしっかりと確認しておくことが大切です。
一条工務店:対応できない設備も
- 良い口コミ: 「高気密・高断熱住宅なので、光熱費が安く済んで助かる」「遮音性も高く、静かな環境で暮らせる」
- 悪い口コミ: 「標準仕様以外の設備は導入できないと言われた」「間取りの自由度が低く、自分たちのライフスタイルに合わなかった」
一条工務店は、「家は性能」を掲げ、高性能住宅に特化した家づくりを行っています。
高気密・高断熱性能や耐震性などに優れている一方、デザイン性や間取りの自由度が低いという声も聞かれます。
性能を重視するあまり、自分たちのこだわりやライフスタイルとのバランスが重要になってきます。
住友林業:営業マンの対応
- 良い口コミ: 「木のぬくもりを感じられる家で、快適に過ごせている」「自然素材をふんだんに使った、こだわりの家が建てられた」
- 悪い口コミ: 「こちらの予算を伝えると、対応が冷たくなった」「希望の土地の条件を伝えても、なかなか見つからなかった」
住友林業は、木造住宅を得意とし、木の温かみを活かした家づくりに定評があります。
一方で、営業マンの対応に関するネガティブな口コミも散見されます。
営業担当者との相性は、家づくりをスムーズに進める上で重要な要素となるため、相性が悪いと感じたら、担当者の変更を申し出ることも検討しましょう。
ヘーベルハウス:耐震性や耐久性
- 良い口コミ: 「地震が来ても安心できる、強度の高さが魅力」「火災保険料が安く済むのも嬉しいポイント」
- 悪い口コミ: 「デザインが独特で、好みが分かれる」「ALCの素材感があまり好きではなかった」
ヘーベルハウスは、軽量気泡コンクリート(ALC)を主要な建材に使用し、耐震性・耐火性に優れた住宅を提供しています。
その分、他のハウスメーカーと比べて価格設定が高めになる傾向があります。
また、ALCの素材感やデザインが好みではないと感じる人もいるようです。
タマホーム:ローコスト住宅のトラブル
- 良い口コミ: 「予算内で希望通りの家が建てられて満足」「標準仕様でも十分な設備で、快適に暮らせている」
- 悪い口コミ: 「工事の遅延が多く、予定よりも引き渡しが遅くなってしまった」「担当者によって知識や経験に差があり、不安に感じることもあった」
タマホームは、「良い家を適正価格で」という理念のもと、低価格な住宅を提供しています。
コストパフォーマンスの良さが魅力ですが、人材不足や経験の浅さから、工事の遅延や対応の質に関する問題点が指摘されることもあります。
定期的に現場を訪問したり、こまめに連絡を取ったりするなど、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
大和ハウス:施工不良やアフターサービスの評判
- 良い口コミ: 「地震に強く、安心して暮らせる家が建てられた」「快適な室内環境で、家族みんなが満足している」
- 悪い口コミ: 「アフターサービスに連絡しても、なかなか来てもらえない」「対応が事務的で、親身になってくれないと感じた」
大和ハウスは、「xevo」ブランドの高性能住宅を提供しており、耐震性や快適性に優れた家づくりが特徴です。
しかし、大企業であるがゆえに、顧客対応がマニュアル化されていたり、担当者によって温度差があったりする可能性も考えられます。
三井ホーム:デザイン性の高さ
- 良い口コミ: 「輸入住宅のような、おしゃれなデザインが気に入っている」「高級感のある内装で、満足度が高い」
- 悪い口コミ: 「価格が高く、予算オーバーになってしまった」「オプションを追加していくと、どんどん費用がかさんでしまった」
三井ホームは、デザイン性の高さを売りにしたハウスメーカーです。
高品質な建材や設備を採用しているため、価格設定が高めになる傾向があります。
予算と希望するデザインのバランスを、しっかりと検討することが大切です。
トヨタホーム:工場生産のメリット・デメリット
- 良い口コミ: 「工場生産なので品質が均一で安心感がある」「工期が短く、予定通りに完成した」
- 悪い口コミ: 「間取りやデザインの自由度が低い」「標準仕様以外の選択肢が少なく、希望の家を建てるのが難しかった」
トヨタホームは、自動車生産の技術を活かした、工場生産による家づくりを行っています。
品質の安定や工期の短縮といったメリットがある一方、自由設計ができない、標準仕様以外の選択肢が少ないといったデメリットもあります。
事前に、カタログやモデルハウスなどで、標準仕様やオプションなどを確認しておくことが重要です。
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最適なハウスメーカーの見極め方【7つのチェックポイント】
家づくりを成功させるためには、あなたに最適なハウスメーカーを選ぶことが重要です。
しかし、住宅展示場に行ったり、カタログを見比べたりするだけでは、なかなか見極めるのは難しいもの。
そこで、失敗しないハウスメーカー選びのための、7つのチェックポイントをご紹介します。
会社の規模だけで判断しない
ハウスメーカーを選ぶ際、会社の規模を気にする人は多いのではないでしょうか?
「大手のほうが安心」「中小だと不安」
そう考えるのも無理はありません。
しかし、規模の大小だけで判断するのは危険です。
確かに、大手ハウスメーカーは、ブランド力、資金力、技術力など、あらゆる面で中小企業よりも優位にあると言えます。
しかし、その一方で、組織が大きすぎるがゆえに、顧客対応がおろそかになってしまったり、マニュアル化された杓子定規な対応しかしてくれなかったりするケースも少なくありません。
一方、中小のハウスメーカーは、大手と比べて、顧客一人ひとりとじっくり向き合い、きめ細やかな対応をしてくれるというメリットがあります。
また、地域密着型の会社であれば、その土地の気候や風土に精通しているため、より最適な家づくりを提案してくれるでしょう。
大切なのは、規模だけで判断するのではなく、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分たちの価値観や希望に合ったハウスメーカーを選ぶことです。
施工実績や構造をチェック|木造? 鉄骨?
ハウスメーカーによって、得意とする工法や構造は異なります。
木造住宅が得意なハウスメーカーもあれば、鉄骨住宅を得意とするハウスメーカーもあります。
住宅の構造には、大きく分けて「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3種類があります。
- 木造: 日本の伝統的な工法で、木材の温かみや風合いが魅力。価格が比較的安価で、設計の自由度が高いのもメリットです。
- 鉄骨造: 鉄骨を組み合わせて建物を支える構造で、耐震性・耐火性に優れている。間取りの自由度が高く、広々とした空間を作ることができます。
- 鉄筋コンクリート造: 鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで作る構造。強度が高く、耐久性に優れているのが特徴です。
それぞれの構造にはメリット・デメリットがあるため、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。
ハウスメーカーのホームページやカタログなどで、過去の施工事例をチェックしてみましょう。
気になる物件があれば、構造や工法について具体的に質問してみるのも良いでしょう。
住宅性能を比較!|断熱性・耐震性・気密性
快適な住まいを実現するために、住宅性能は非常に重要です。
住宅性能とは、断熱性、耐震性、気密性、耐久性など、住宅の快適さや安全性を示す指標のこと。
近年では、省エネルギー性能や健康性能なども重視されるようになっています。
- 断熱性: 外気の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現するために重要
- 耐震性: 地震の揺れに耐える強さを示し、家族の安全を守る上で欠かせない要素
- 気密性: 室内の隙間を少なくすることで、断熱性能を高めたり、騒音の侵入を防いだりする効果
- 耐久性: 住宅の寿命に関わる要素。長く快適に住み続けるためには、耐久性の高い住宅を選ぶことが重要
住宅性能は、数値化されているため、ハウスメーカー間で比較しやすいというメリットがあります。
ハウスメーカーのホームページやカタログなどで、各性能について詳しく説明している資料を取り寄せたり、実際にモデルハウスなどで体感したりして、比較検討してみましょう。
アフターサービスの内容と保証期間
家を建てたらそこで終わりではありません。
住宅は、定期的なメンテナンスや補修が必要となるため、アフターサービスの内容や保証期間は、ハウスメーカー選びの重要なポイントとなります。
- 保証期間: ハウスメーカーによって保証内容や期間は異なります。構造や防水など、主要な部分については、長期保証が一般的。
- 定期点検: 定期点検の内容や頻度、費用などを事前に確認しましょう。
- 修理対応: トラブル発生時の連絡体制や、修理対応のスピード、費用などを確認しましょう。
信頼できるハウスメーカーは、アフターサービスにも力を入れています。
契約前に、保証内容やアフターサービスの内容について、しっかりと確認しておきましょう。
また、実際にアフターサービスを受けた方の口コミなども参考にするのも良いでしょう。
会社の財務状況|倒産リスクを確認
家を建てている最中に、ハウスメーカーが倒産してしまうというリスクも考えられます。
このような事態を避けるためにも、ハウスメーカーの財務状況は事前に確認しておきましょう。
財務状況は、企業のホームページに掲載されている「決算報告書」や「有価証券報告書」などで確認することができます。
専門用語が多く難しいと感じる場合は、住宅金融支援機構や銀行などのホームページで公開されている、「ハウスメーカーの信用ランキング」なども参考にしてみてください。
営業マンの対応
営業マンの対応は、ハウスメーカーの企業姿勢を反映していると言えます。
親身になって話を聞いてくれるか、メリットだけでなくデメリットもきちんと説明してくれるか、質問に対して誠実に答えてくれるかなど、営業マンとのやり取りを通して、その会社の姿勢を見極めましょう。
- 顧客の話を丁寧に聞く: あなたのライフスタイルや希望をしっかりとヒアリングし、最適なプランを提案してくれる営業マンが理想です。
- メリットだけでなくデメリットも説明: 都合の悪い情報も包み隠さず説明してくれる営業マンは、信頼できます。
- 質問に的確に答える: 質問に対して、ごまかしたり、曖昧な返答をしたりする営業マンは、注意が必要です。
モデルハウス見学
モデルハウスの見学は、間取りやデザイン、設備などを実際に確認できる良い機会です。
しかし、モデルハウスは、あくまでも「見せるため」に作られた家であり、オプション満載のため、実際よりも豪華に見える場合もあります。
- 予算を伝える: 現実的に購入可能な価格帯のモデルハウスを見学しましょう。
- 標準仕様を確認: モデルハウスで採用されている設備や仕様が、標準仕様なのかオプションなのかを確認しましょう。
- 生活シーンをイメージ: 家具を置いたときのサイズ感や、動線をイメージしながら見学しましょう。
また、モデルハウスだけでなく、実際に建てられた家を見学できる「完成見学会」や「構造見学会」にも参加してみることをおすすめします。
【目的・条件別】おすすめハウスメーカー10選
家づくりを検討し始めたら、まずハウスメーカー探しからスタートする方が多いのではないでしょうか?
しかし、いざ探してみると、数多くのハウスメーカーが存在し、どこを選べば良いのか迷ってしまう方も多いはず。
そこで、ここでは目的・条件別に、おすすめハウスメーカーを厳選しました。
それぞれのメーカーの特徴を踏まえながら、あなたの家づくりにぴったりの会社を見つけてみてください。
デザイン重視のハウスメーカー3選
デザイン性が高い家を希望するなら、以下の3社がおすすめです。
- 三井ホーム: 洋風の洗練されたデザインを得意としており、シンプルモダンから、南欧風、北欧風まで、幅広いデザインに対応。高品質な内装材や設備にもこだわっており、ワンランク上の住まいを実現したい方におすすめです。
- 積水ハウス: シンプルながらも洗練されたデザインが特徴。鉄骨造を得意としており、大開口や吹き抜けなど、開放的な空間設計を得意としています。耐震性にも優れており、安心の住まいを提供しています。
- 住友林業: 「木」のぬくもりを活かした、温かみのあるデザインが魅力。和モダンなデザインや、自然素材をふんだんに使ったナチュラルなデザインを得意としています。長期優良住宅にも力を入れており、長く快適に住み続けられる家づくりを提供しています。
性能重視のハウスメーカー2選
住宅性能を重視するなら、一条工務店とヘーベルハウスがおすすめです。
- 一条工務店: 「家は性能。」をキャッチコピーに、高気密・高断熱住宅に特化。高い断熱性能と気密性能を誇り、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住環境を実現します。太陽光発電システムや蓄電池などの設備も充実しており、省エネで経済的な暮らしをサポートします。
- ヘーベルハウス: 軽量気泡コンクリート(ALC)を使用した、高耐震・高耐久住宅を提供。火災や台風などの災害にも強く、安心・安全な住まいを求める方におすすめです。独自の制震システム「ハイパーフレームシステム」を採用し、地震の揺れを吸収・低減します。
コスパ重視のハウスメーカー2選
予算を抑えたいなら、タマホームとアイダ設計がおすすめです。
- タマホーム: 「良い家を適正価格で」をモットーに、低価格ながらも高品質な住宅を提供。ローコスト住宅の中でも、自由設計に対応しており、間取りや設備の選択肢が豊富です。
- アイダ設計: 徹底的なコストカットにより、低価格を実現した住宅を提供。豊富なプランの中から選ぶことができ、間取りの自由度も比較的高いのが特徴です。
自然素材重視のハウスメーカー2選
木のぬくもりを感じられる家を希望するなら、住友林業とスウェーデンハウスがおすすめです。
- 住友林業: 国産材にこだわり、木の質感を活かした家づくりを得意としています。木の温かみや香りに包まれた、心地よい空間を実現できます。
- スウェーデンハウス: 北欧の厳しい寒さに耐える、高性能な木造住宅を提供。自然素材をふんだんに使用し、木の呼吸を活かした、快適で健康的な住まいを提供しています。
家事動線重視のハウスメーカー2選
共働き家族におすすめなのが、パナソニックホームズとミサワホームです。
- パナソニックホームズ: 家事動線を考えた間取りや、収納アイデアが豊富。最新の家電と連携した、快適な住空間を提供しています。
- ミサワホーム: 「蔵」と呼ばれる収納スペースを活用することで、空間を有効活用。家事の負担を軽減する、機能的な間取りが魅力です。
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欠陥が見つかった時の対処法
「夢のマイホームを手に入れたあと欠陥が発覚したらどうしよう」
そう考えただけでも恐ろしいですよね。
しかし実際に欠陥住宅のトラブルは後を絶ちません。
新築なのに雨漏りがする、床が傾いている、隙間風が入って寒いなどの欠陥が見つかった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
泣き寝入りすることなく、適切な対応を取るために、欠陥住宅が見つかった時の対処法を3つのステップでご紹介します。
専門家への相談窓口
欠陥住宅の可能性があると感じたら、まずは一人で抱え込まず、専門家に相談してみましょう。
住宅に関する専門知識を持った第三者に相談することで、状況を客観的に判断してもらい、適切なアドバイスを受けることができます。
- 施工業者: まずは、住宅の施工業者に連絡し、欠陥箇所を具体的に伝えましょう。誠実な業者であれば、速やかに対応してくれるはずです。
- 住宅瑕疵担保責任保険法人: 新築住宅には、住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務付けられています。保険期間内であれば、無償で補修工事をしてもらえる可能性があります。
- 地方自治体の相談窓口: 多くの自治体では、住宅に関する無料相談窓口を設けています。専門家である建築士などに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。
- 消費者センター: 消費生活に関するトラブル全般の相談窓口です。住宅のトラブルについても相談に乗ってくれます。
- 建築士会: 建築士による無料相談窓口を設けている場合があります。住宅の構造や欠陥の程度などを判断してもらうことができます。
- 弁護士: 裁判など、法的手段を取ることも視野に入れている場合は、弁護士への相談も検討しましょう。
住宅瑕疵担保責任保険|保険金の請求方法
住宅瑕疵担保責任保険とは、新築住宅に瑕疵(欠陥)があった場合、住宅の所有者を救済するための保険制度です。
具体的には、住宅の構造耐力上主要な部分や、雨水の浸入を防止する部分に瑕疵があり、住宅の所有者に損害が生じた場合、その損害を補償します。
新築住宅を供給する事業者は、この保険に加入することが義務付けられています。
そのため、万が一、住宅に欠陥が見つかった場合でも、保険を利用することで、無償で補修してもらえる可能性があります。
保険金の請求は、通常、施工業者を通じて行います。
そのため施工業者に申請をお願いするようにしてください。
裁判になった場合の流れと注意点
施工業者との話し合いがうまくいかず、裁判で解決を図るケースもあります。
裁判は、時間と費用がかかる上、専門的な知識も必要となるため、弁護士に依頼するのが一般的です。
裁判では、まず、住宅に欠陥があるかどうか、欠陥と損害との因果関係があるかどうか、などが争点となります。
そのため、欠陥住宅であることを証明するための証拠を、しっかりと準備しておくことが重要です。
具体的には、写真や動画で欠陥箇所を記録しておくこと、専門家に依頼して調査報告書を作成してもらうことなどが考えられます。
裁判は、あくまでも最終手段であり、時間と費用、精神的な負担も大きいため、できる限り、話し合いで解決することが望ましいです。
家づくりで失敗する人の特徴5選
家づくりを進める際、情報不足や準備不足が原因で、理想とはかけ離れた現実に直面してしまうケースも少なくありません。
後悔しないためにも、家づくりで失敗する人の特徴を知っておくことが大切です。
1. 情報収集不足で後悔するケース
家づくりは、多くの人にとって、人生で一度きりの大きなイベントです。
しかし、その一方で、住宅に関する知識がないまま、家づくりを進めてしまい、後から後悔するケースも少なくありません。
例えば、
- 住宅展示場で、営業マンの勢いに押されて、契約してしまった
- インターネットのランキングサイトだけを参考に、ハウスメーカーを決めてしまった
- 知人の紹介だけで、深く考えずにハウスメーカーを決めてしまった
このような場合、自分たちのライフスタイルや希望に合っていない家を選んでしまったり、予算オーバーになってしまったりする可能性があります。
家づくりを始める前に、住宅に関する基礎知識を身につけること、複数のハウスメーカーを比較検討すること、そして、自分たちの希望や条件を明確にすることが重要です。
2. 安さだけで選んで失敗するケース
「少しでも安く家を建てたい」
そう思うのは当然のことです。
しかし、価格の安さだけにこだわってハウスメーカーを選んでしまうと、後から後悔する結果になりかねません。
住宅の価格は、使用する材料のグレードや、職人の技術力、会社の利益など、様々な要素によって決まります。
極端に安い場合は、どこかでコストカットされている可能性があり、それが住宅の品質や性能に影響を及ぼす可能性も考えられます。
また、契約後に追加費用が発生したり、アフターサービスがおろそかだったりするケースもあります。
価格だけでなく、住宅の性能や品質、アフターサービスの内容、そして、会社としての信頼性などを総合的に判断することが大切です。
3. 人気・知名度だけで選んで失敗するケース
インターネット上には、「ハウスメーカーランキング」や「おすすめ住宅会社」といった情報が溢れています。
これらのランキングは、ある程度の参考にはなりますが、あくまでも目安の一つとして捉え、過信しすぎるのは危険です。
ランキングは、集計方法や評価基準によって、結果が大きく異なる場合があります。
また、ランキング上位のハウスメーカーが、必ずしもあなたの希望や条件に合っているとは限りません。
大切なのは、ランキングだけに頼るのではなく、自分たちの目で確かめ、納得のいくまで情報収集することです。
4. 一社だけで決めて失敗するケース
住宅展示場で素敵な家に一目惚れしてしまい、そのハウスメーカーですぐに契約してしまったというようなケースも、失敗する可能性が高いと言えます。
住宅は、一生に一度の大きな買い物です。
複数のハウスメーカーを比較検討することで、より良い条件で、より希望に合った家づくりができる可能性があります。
また、複数の会社から見積もりを取ることで、価格交渉を有利に進めることもできます。
少なくとも3社以上のハウスメーカーを比較検討することをおすすめします。
5. 意見が食い違って失敗するケース
家づくりは、家族全員にとっての一大イベントです。
しかし、家族間で意見がまとまらず、トラブルになってしまうケースも少なくありません。
例えば、
- 予算について、夫婦で意見が合わず、揉めてしまう
- 間取りやデザインについて、家族それぞれの希望がバラバラで、なかなか決まらない
- 設備のグレードやオプションの有無について、意見が食い違い、話が進まない
このような事態を避けるためには、家づくりを始める前に、家族全員でしっかりと話し合い、共通認識を持つことが重要です。
具体的には、
- 予算の上限や、住宅ローンについて、事前に話し合っておく
- どんな家に住みたいのか、イメージを共有しておく
- ライフスタイルや家族構成の変化も考慮し、将来を見据えた計画を立てる
家族全員が納得できる家づくりをするために、時間をかけて話し合いを重ねることが大切です。
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【実例紹介】注文住宅を建てる流れと間取り事例集
世界に一つだけの、自分たちだけの理想の家を形にすることができる注文住宅。
しかし、家づくりは、多くの人にとって未知の領域であり、何から始めたら良いのか、どのような流れで進んでいくのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は注文住宅を建てる際に、多くの人が疑問に感じる、具体的な流れを9つのステップで詳しく解説していきます。
さらに、理想の暮らしを実現するための、間取り事例もご紹介します。
Part1. 注文住宅を建てる流れを9つのステップで解説
注文住宅を建てる際の大まかな流れは以下の通りです。
- 家づくり計画: どんな家に住みたいのか、家族で話し合い、イメージを共有します。
- 資金計画: 予算の目安を立て、住宅ローンについて検討します。
- 土地探し: 希望のエリアで、条件に合った土地を探します。
- ハウスメーカー選び: 複数のハウスメーカーを比較検討し、最適な会社を選びます。
- 設計契約: ハウスメーカーと設計契約を結び、具体的な間取りやデザインを決めていきます。
- 住宅ローン仮審査: 住宅ローンの仮審査を受け、借入可能額を確認します。
- 工事請負契約: 設計内容や見積もり内容に納得したら、工事請負契約を結びます。
- 着工・上棟: いよいよ工事が開始され、家の骨組みが完成します。
- 完成・引き渡し: 工事が完了したら、施主検査を行い、問題がなければ、鍵の引き渡しとなります。
家づくりは、長期にわたるプロジェクトです。
それぞれのステップで、しっかりと準備・確認を行いながら、スムーズに進めていきましょう。
Part2. 理想の暮らしを実現する家の実例
間取りは、家族構成やライフスタイルによって、大きく異なります。
ここでは、参考にしたい間取りの事例を4つご紹介します。
広々リビングで家族団らん!
家族が集まるリビングを、広々とした空間にしたいという希望は多いのではないでしょうか?
壁や仕切りを少なくした、開放的なワンルームスタイルのリビングは、家族のコミュニケーションが生まれやすく、広々とした空間は、開放感を与えてくれます。
また、リビング階段を採用することで、家族が顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションが生まれるというメリットもあります。
収納上手な家がほしい!
収納スペースをしっかりと確保しておくことは、快適な暮らしを送る上で非常に大切です。
ウォークインクローゼットやパントリーなど、収納量や使いやすさを考慮した収納アイデアを取り入れることで、スッキリとした空間を保つことができます。
また、収納スペースを上手に活用することで、家具の数を減らし、より広々とした空間を実現することも可能です。
在宅ワークスペースが欲しい!
近年、テレワークや在宅ワークなど、自宅で仕事をする人が増えています。
集中して仕事に取り組める、快適なワークスペースを確保することは、仕事の効率アップにも繋がります。
書斎スペースを別に設ける、リビングの一角にワークスペースを設ける、ロフトやスキップフロアを活用するなど、様々な方法があります。
趣味を楽しむ空間が欲しい!
自宅に、自分の趣味を満喫できる空間があれば、心豊かに過ごすことができます。
映画鑑賞が趣味なら、ホームシアターを設置したり、音楽鑑賞が趣味なら、防音設備を整えたオーディオルームを作ったりと、自分の好みに合わせた空間を作ることができます。
また、ガーデニングが趣味なら、広々とした庭やバルコニーを作ったり、屋上庭園を作ることもできます。
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【都道府県別】地域別の気候や風土に合わせた、おすすめハウスメーカーランキング
日本は南北に長く、地域によって気候や風土が大きく異なります。
そのため、家づくりにおいても、その地域に適した住宅性能やデザイン、工法などを考慮することが重要です。
例えば、
- 寒冷地では、断熱性や気密性の高い住宅が必須
- 豪雪地帯では、雪の重さに耐えられる丈夫な構造が求められる
- 台風が多い地域では、耐風性に優れた住宅を選ぶ必要がある
- 塩害の影響が大きい地域では、外壁や屋根の素材選びに注意が必要
ここでは、地域別の気候や風土の特徴を踏まえ、おすすめのハウスメーカーをご紹介します。
北海道・東北地方【寒冷地仕様】|雪に強い家・暖かい家
- 土屋ホーム: 北海道を拠点とするハウスメーカー。寒冷地での住宅建築に豊富な実績を持ち、高断熱・高気密技術に優れた住宅を提供しています。「HEAT20 G2グレード」を取得した高性能住宅は、冬でも暖かく快適に過ごすことができます。
- セキスイハイム: 工場生産による高品質な住宅を提供。寒冷地仕様の住宅は、断熱性・気密性に優れているだけでなく、積雪荷重にも対応しています。
- 一条工務店: 高気密・高断熱住宅に特化したハウスメーカー。寒冷地でも快適に過ごせる性能を備えており、光熱費を抑えることも可能です。
関東地方【都市型住宅】|デザイン性・機能性・耐震性
- 三井ホーム: 洗練されたデザインと高品質な素材が魅力。都市部の限られた敷地を有効活用する提案力も高く評価されています。耐震性にも優れており、地震の多い関東地方でも安心です。
- 住友不動産: 首都圏を中心に、高層マンションやオフィスビルなどの開発を手掛ける大手デベロッパー。耐震性に優れたマンションブランド「シティタワー」シリーズが人気です。
- 積水ハウス: 鉄骨造住宅を中心に、高い耐震性とデザイン性を兼ね備えた住宅を提供。都市部での実績も豊富で、狭小地や変形地にも対応しています。
北陸・甲信越地方【雪国仕様】|断熱性・耐雪性
- 土屋ホーム: 寒冷地仕様の住宅を得意としており、雪の重さに強い構造や、凍結対策を施した設備などを備えています。
- 一条工務店: 高気密・高断熱住宅は、雪国でも暖かく快適に過ごすことができます。
- 積水ハウス: 積雪荷重にも対応した、高強度な住宅を提供しています。
中部地方【自然素材の家】|木のぬくもり・和風建築
- トヨタホーム: 鉄骨造と木造の両方の住宅を手がけており、自然素材を活かした温かみのある家づくりを得意としています。地震に強い構造も備えています。
- 住友林業: 国産材にこだわり、木の温かみを活かした家づくりを得意としています。
- ミサワホーム: 「木質パネル接着工法」を採用し、高い耐震性と耐久性を実現した木造住宅を提供。木の温かみを活かしたデザインも魅力です。
近畿地方【都市型住宅&伝統住宅】|デザイン性・耐震性
- 積水ハウス: 鉄骨造住宅を中心に、高い耐震性とデザイン性を兼ね備えた住宅を提供。都市部での実績も豊富です。
- パナソニックホームズ: 耐震性に優れた「テクノストラクチャー工法」を採用。都市部の狭小地にも対応できる、多彩なプランを提案しています。
- へーベルハウス: 軽量気泡コンクリート(ALC)を使用した、高耐震・高耐久住宅を提供。火災にも強く、都市部でも安心です。
中国地方【自然素材の家】|地震に強い家・和風建築
- 住友林業: 国産材にこだわり、木の温かみを活かした家づくりを得意としています。地震に強い構造も備えています。
- 三井ホーム: 木造住宅ブランド「三井ホーム VENCE」は、伝統的な和風建築を取り入れながら、現代的なライフスタイルにも対応したデザインが魅力。
- 大和ハウス: 木造住宅ブランド「ジーヴォΣ」は、高い耐震性能と自由度の高い設計が特徴。
四国地方【温暖な気候に最適】|風通し・日当たり
- ミサワホーム: 気候風土に合わせた家づくりを得意としており、温暖な地域に適した風通しの良い設計や、日当たりを考慮した間取りなどを提案しています。
- セキスイハウス: 太陽光発電システムやHEMS(ホームエネルギー管理システム)などの設備も充実しており、快適でエコな暮らしを実現できます。
- 住友林業: 木の呼吸を活かした、自然の風を感じることができる家づくりを提案しています。
九州・沖縄地方【台風・塩害対策】|耐風性・耐塩性
- ヘーベルハウス: 軽量気泡コンクリート(ALC)を使用した住宅を提供しており、台風による強風や塩害に強いことが特徴です。
- 積水ハウス: 耐風性に優れた「シャーウッド構法」を採用。台風が多い地域でも安心です。
- ダイワハウス: 鉄骨造住宅「xevo」シリーズは、高い耐震性と耐久性を誇ります。
まとめ
家づくりは、人生で最も大きなイベントの一つであり、同時に、大きな決断の連続でもあります。
誰もが、自分たちの夢や希望を詰め込んだ、理想のマイホームを手に入れたいと願う一方で、情報過多な現代社会において、正しい情報を見極め、最適な選択をすることは容易ではありません。
今回の記事では、「欠陥住宅を避ける」という観点から、ハウスメーカー選びのポイントを、注意点や失敗例、地域別のランキングなどを交えながら解説してきました。
家づくりで最も大切なことは、自分たちの価値観やライフスタイルに合った、本当に住みたい家を建てることです。
そのためには、情報収集、資金計画、ハウスメーカー選び、設計・施工、アフターサービスまで、それぞれの段階で、しっかりと準備・検討し、納得のいくまで時間をかけることが重要です。
この記事が、これから家づくりに臨むあなたの、道しるべとなれば幸いです。
夢と希望に満ち溢れた、素晴らしい家づくりを実現してください。
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