「光熱費を抑えて、一年中快適に暮らしたい」
そう感じてはいませんか?
そんな思いを叶えてくれるのが、最高等級の断熱性能を誇る「断熱等級7」の住宅です。
近年、エネルギー価格の高騰や地球温暖化への意識の高まりから、省エネルギーで快適な暮らしを実現できる高断熱住宅が注目を集めています。
その中でも、最高等級である断熱等級7は、究極の省エネ性能と快適性を兼ね備えた理想の住まいと言えるでしょう。
そこでこの記事では、断熱等級7の住宅に関する基本知識やメリット・デメリット、対応ハウスメーカー、などを解説していきますよ。
これから家づくりを検討している方や高断熱住宅に興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカー選びを進めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。
早速ですが、質問です。
家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?
おそらく間取りや予算、建てる場所などと考える人も多いかもしれませんね。
ですが実は、家づくりで最も大切なことは「気になっているハウスメーカーのカタログを、とりあえず全て取り寄せてしまうこと」なんです。
カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケース。
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このように、もう少し情報収集をしていれば理想の家をもっと安く建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。
だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください。
そんなことにならないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。

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それでは本文に入っていきましょう!
断熱等級7とは
住宅を建てる際、快適性や省エネルギー性を重視する方が増えています。
その中で注目されているのが「断熱等級」です。
特に最高等級である「断熱等級7」は、高性能な住宅の証として注目を集めています。
断熱等級の基本
断熱等級とは、住宅の断熱性能を評価する指標で、国土交通省が定めています。
1~7の7段階で評価され、数字が大きいほど断熱性能が高いことを示します。
断熱性能は、住宅のエネルギー消費量や快適性に直結するため、光熱費の削減や健康的な暮らしを実現する上で非常に重要な要素です。
断熱等級7の基準値(UA値、Q値)
断熱等級7は、UA値(外皮平均熱貫流率)とQ値(熱損失係数)という2つの指標で評価されます。
UA値は住宅の外皮全体からどの程度の熱が逃げるかを表す指標で、値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
Q値は延床面積当たりの熱損失量を表す指標で、こちらも値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
等級7の基準値は地域によって異なり、寒冷地ほど高い断熱性能が求められます。
これは、地域ごとの気候条件に合わせて、適切な断熱性能を確保するためです。
HEAT20のG3レベルとの関係
断熱等級7は、HEAT20(ヒート20)という民間団体が推奨するG3レベルに相当します。
HEAT20は、住宅の断熱性能向上を目指し、独自の基準を設けている団体です。
G3レベルは、HEAT20が推奨する最高レベルの断熱性能であり、健康で快適な室内環境を実現するための基準となっています。
断熱等級7とHEAT20 G3レベルは、どちらも高い断熱性能を追求した基準であり、健康・快適性・省エネルギー性を重視する住宅において重要な指標となっています。
等級6との違い
等級7は等級6よりもさらに高い断熱性能が求められます。
等級6も高い断熱性能を有していますが、等級7は寒冷地でも快適に過ごせるレベルの断熱性能を備えています。
等級7を達成するためには、高性能な断熱材や窓ガラスの採用、高度な施工技術が必要となります。
断熱性能を示す指標|UA値・Q値・C値
ここでは断熱性能を示す指標について解説します。
UA値(外皮平均熱貫流率)
UA値は、住宅の外部に接する部分(屋根、外壁、窓、床など)から逃げる熱量を外皮面積で割った値です。
単位はW/㎡Kで、値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
UA値の計算は複雑で、専門的な知識が必要となります。
Q値(熱損失係数)
Q値は、住宅全体の熱損失量を延床面積で割った値です。
単位はW/㎡Kで、UA値と同様に値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。
Q値は、UA値と比較して簡略化された計算方法で算出されます。
C値(相当隙間面積)
C値は、住宅の隙間面積を延床面積で割った値です。
単位は㎠/㎡で、値が小さいほど気密性が高いことを示します。
気密性が高い住宅は、断熱性能を最大限に発揮できるだけでなく、計画換気が効率的に行えるため、室内の空気環境を良好に保つことができます。
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断熱等級7の家を建てるメリット・デメリット
断熱等級7の住宅を建てることは、快適な暮らしと省エネルギーを実現する上で大きなメリットがあります。
しかし、同時にデメリットも存在します。
メリット
メリットとして以下の点が挙げられます。
快適性の向上
- 夏涼しく、冬暖かい: 高い断熱性能により、外気温の影響を受けにくくなります。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるため、一年を通して快適な室内環境を維持できます。冷暖房の使用頻度も減り、より自然な温度環境で暮らすことが可能です。
- 部屋間の温度差が少ない: 家全体の温度が均一に保たれるため、部屋間の温度差が小さくなります。急激な温度変化によるヒートショックのリスクを軽減し、特に高齢者や小さなお子様がいる家庭では大きなメリットとなります。
- ヒートショックの予防: 冬場の浴室やトイレなどでの急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすヒートショック。断熱等級7の住宅は家全体の温度差が小さいため、ヒートショックのリスクを大幅に低減できます。
- 結露の抑制: 断熱性能が高い住宅は、室内外の温度差が小さくなるため、結露が発生しにくくなります。結露はカビやダニの発生原因となるため、結露抑制はアレルギー対策にも効果的です。建材の腐食を防ぎ、住宅の長寿命化にも繋がります。
経済性の向上
- 光熱費の削減: 冷暖房効率が向上するため、光熱費を大幅に削減できます。初期投資はかかりますが、長期的には光熱費削減効果により、コストメリットが得られます。太陽光発電システムと組み合わせることで、更なる光熱費削減も可能です。
- 冷暖房設備の寿命延長: 冷暖房の使用頻度や負荷が軽減されるため、エアコンやヒーターなどの設備の寿命が延びる可能性があります。設備の買い替え費用を抑え、長期的なコスト削減に繋がります。
健康面への効果
- アレルギー対策(カビ、ダニの抑制): 結露の抑制により、カビやダニの発生を抑制。アレルギー症状の緩和に繋がります。小さな子どもやアレルギー体質の方にとって、より健康的な住環境となります。
環境への配慮
- 二酸化炭素排出量の削減: エネルギー消費量が削減されるため、二酸化炭素排出量を削減し、地球温暖化対策に貢献できます。環境に配慮した持続可能な社会の実現に貢献する住宅と言えるでしょう。
- 省エネルギー化への貢献: 断熱等級7の住宅は、高い省エネルギー性能を有しており、国の推進する省エネルギー政策にも合致しています。エネルギー自給率の向上にも貢献できる住宅です。
デメリット
一方で、下記のようなデメリットもあります。
コストの増加
- 建築コストの増加: 高性能な断熱材や窓ガラスなど、高品質な建材を使用するため、建築コストが増加する傾向があります。初期投資額は大きくなりますが、長期的な光熱費削減効果を考慮すると、総合的なコストメリットは高くなります。
- 高性能な建材・設備の導入コスト: 断熱等級7を達成するためには、高性能な断熱材やトリプルガラス窓などの導入が必要となり、コスト増加に繋がります。それぞれの建材・設備の性能と価格を比較検討し、最適な組み合わせを選ぶことが重要です。
設備に関する注意点
- 暖房器具の選定: 気密性の高い住宅では、換気システムとの兼ね合いを考慮した暖房器具選びが重要です。一酸化炭素中毒のリスクを避けるため、FF式や開放型の暖房器具ではなく、エアコンや床暖房など、換気システムと連携できる暖房器具の導入が推奨されます。
- 換気システムの導入: 高気密住宅では、計画換気が必須です。第1種換気システムや全熱交換型換気システムなど、適切な換気システムの導入と適切なメンテナンスが必要となります。
設計・施工
- 設計の自由度の制約: 断熱性能を最大限に引き出すためには、窓の配置や形状、間取りなどに制約が生じる場合があります。設計士と十分に相談し、希望する間取りやデザインとのバランスを図ることが重要です。
- 施工精度の重要性: 高い断熱性能を確保するためには、高い施工精度が求められます。施工不良は断熱性能の低下に繋がるため、信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。
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断熱等級7に対応するおすすめハウスメーカー
断熱等級7の住宅を建てるためには、対応可能なハウスメーカーを選ぶことが重要です。
ここでは、断熱等級7に対応するハウスメーカーを大手、その他、地域密着型に分けて紹介します。
大手ハウスメーカー
大手ハウスメーカーには下記のようなメーカーが断熱等級7に対応しています。
一条工務店
- 商品: i-smart、グラン・スマート、セゾン、ブリアール
- 特徴: 超高断熱・高気密住宅のパイオニアとして知られる一条工務店。全館床暖房、高性能な窓、独自の断熱材など、高い断熱性能を実現するための技術力に定評があります。耐震性や省エネ性にも優れており、長期優良住宅に対応しています。
- 断熱等級7への対応: 標準仕様で断熱等級7をクリアする商品を多数ラインナップしています。
アキュラホーム
- 商品: 超断熱の家プレミアム
- 特徴: 高い断熱性能と耐震性を両立した住宅を提供。8トン壁や匠空調など、独自の技術を採用し、快適な住環境を実現しています。地震保険の割引制度も利用可能です。
- 断熱等級7への対応: オプションで断熱等級7に対応可能です。
ダイワハウス
- 商品: xevoΣ、xevoGranWood
- 特徴: 鉄骨系住宅で高い断熱性能を実現。xevoΣは外張断熱、xevoGranWoodは遮熱外張断熱工法を採用し、高い断熱性と遮熱性を両立しています。
- 断熱等級7への対応: 仕様を選択することで断熱等級7に対応可能です。
住友不動産
- 商品: 住友林業の家
- 特徴: 木造軸組工法による高耐久性と高い断熱性能を両立。2×6工法を採用し、断熱材を多く充填することで高い断熱性を実現しています。デザイン性にも優れており、様々なライフスタイルに対応可能です。
- 断熱等級7への対応: 仕様を選択することで断熱等級7に対応可能です。
タマホーム
- 商品: 大安心の家、木麗な家
- 特徴: コストパフォーマンスに優れた住宅を提供。断熱材の選定や窓の仕様などを工夫することで、断熱等級7にも対応しています。
- 断熱等級7への対応: オプションで断熱等級7に対応可能です。
その他ハウスメーカー
そのほかにも下記のようなメーカーが断熱等級7に対応可能です。
日本ハウスホールディングス
- 特徴: 高い断熱性能と耐震性を備えた住宅を提供。独自の制震システムを採用し、地震への備えも万全です。
- 断熱等級7への対応: 標準仕様で断熱等級7に対応しています。
アエラホーム
- 特徴: 高性能な断熱材を採用し、高い断熱性能を実現。ZEH基準にも対応しており、省エネルギー性にも優れています。
- 断熱等級7への対応: オプションで断熱等級7に対応可能です。
エースホーム
- 特徴: デザイン性と機能性を両立した住宅を提供。断熱性能にもこだわり、快適な住環境を実現しています。
- 断熱等級7への対応: オプションで断熱等級7に対応可能です。
パナソニックホームズ
- 特徴: 基礎断熱を採用し、床下からの冷気を遮断することで高い断熱性能を実現。耐震性にも優れており、長期優良住宅にも対応しています。
- 断熱等級7への対応: 地域やプランにより対応可能です。
セキスイハイム
- 特徴: 鉄骨系住宅でありながら、高い断熱性能を実現。独自の換気システム「快適エアリー」と組み合わせることで、快適な室内環境を維持します。
- 断熱等級7への対応: 仕様を選択することで断熱等級7に対応可能です。
ミサワホーム
- 特徴: 南極の昭和基地建設で培った技術を活かした高断熱・高気密住宅を提供。寒冷地での住宅建設にも豊富な実績があります。
- 断熱等級7への対応: 対応可能です。
三井ホーム
- 特徴: 高いデザイン性と断熱性能を両立した住宅を提供。独自の換気システム「スマートブリーズ」を採用し、快適な空気環境を実現しています。
- 断熱等級7への対応: 対応可能です。
住友林業
- 特徴: 木造住宅のリーディングカンパニーとして、高い技術力と設計力で高断熱・高気密住宅を提供。「360°トリプル断熱」など、独自の断熱技術を採用しています。
- 断熱等級7への対応: 対応可能です。
ヘーベルハウス
- 特徴: ALCコンクリートパネル「ヘーベル板」と断熱材を組み合わせた独自の構造で高い断熱性能を実現。耐久性・耐火性にも優れています。
- 断熱等級7への対応: 対応可能です。
トヨタホーム
- 特徴: 鉄骨ユニット工法による高精度な施工で、高い断熱性能を実現。全館空調システム「スマート・エアーズ」と組み合わせることで、一年を通して快適な室内環境を維持します。
- 断熱等級7への対応: 対応可能です。
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ハウスメーカー選びのポイント
断熱等級7に対応しているハウスメーカーは複数存在しますが、それぞれのメーカーによって得意分野や特徴が異なります。
ここでは、ハウスメーカー選びの際に注目すべきポイントを解説します。
基本性能の確認
性能を確認しましょう。
断熱性能
- UA値(外皮平均熱貫流率): 住宅全体の断熱性能を示す指標です。値が小さいほど断熱性能が高く、光熱費削減効果も期待できます。断熱等級7を目指す場合は、地域ごとの基準値を満たしているか確認しましょう。
- C値(相当隙間面積): 住宅の気密性能を示す指標です。値が小さいほど気密性が高く、断熱効果を高めるだけでなく、計画換気を効率的に行うことができます。目標値は1.0㎠/㎡以下です。
- 熱抵抗値: 断熱材の性能を示す指標で、値が大きいほど断熱性能が高いことを示します。使用する断熱材の種類や厚さを確認し、十分な断熱性能が確保されているか確認しましょう。
気密性
C値は、隙間面積を延床面積で割った値で、気密性を示す指標です。
値が小さいほど気密性が高く、断熱性能を十分に発揮できるだけでなく、計画換気が効果的に行われ、室内の空気環境を良好に保てます。
1.0㎠/㎡以下が目安となります。
耐震性
- 耐震等級: 地震に対する建物の強さを示す指標で、等級1~3まであります。等級3が最も耐震性が高く、建築基準法の1.5倍の耐震強度を誇ります。地震リスクが高い地域では、耐震等級3の住宅を検討するのがおすすめです。
- 制震・免震システム: 地震の揺れを吸収する制震ダンパーや、建物を地面から切り離す免震装置などを導入することで、より高い耐震性を実現できます。導入コストは高くなりますが、地震への備えを強化したい場合は検討してみましょう。
断熱材の種類と特徴
断熱材は、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ウレタンフォームなど、様々な種類があります。
それぞれの断熱性能、コスト、施工性、防火性能などを比較検討し、最適な断熱材を選びましょう。
- グラスウール: コストパフォーマンスに優れ、施工性も高い断熱材です。
- ロックウール: 耐火性、遮音性に優れた断熱材です。
- セルロースファイバー: 環境に優しく、調湿性、防音性にも優れた断熱材です。
- ウレタンフォーム: 気密性が高く、断熱性能に優れた断熱材です。
窓の種類と性能
窓は熱の出入りの大きな要因となるため、断熱性能の高い窓を選ぶことが重要です。
複層ガラス、Low-Eガラス、トリプルガラスなど、様々な種類の窓があります。
それぞれの断熱性能、遮熱性能、防音性能、価格などを比較検討し、最適な窓を選びましょう。
設計・プランニング
設計やプランニングもポイントの一つです。
設計の自由度
- 間取り: 家族構成やライフスタイルに合わせた最適な間取りを実現できるか確認しましょう。希望する間取りが実現可能か、設計の自由度が高いハウスメーカーを選ぶことが大切です。
- デザイン: 外観デザインや内装デザインの選択肢が豊富であるか確認しましょう。自分の好みに合ったデザインの住宅を建てるために、デザイン性の高いハウスメーカーを選ぶことが重要です。
生活動線・家事動線
快適な生活を送るためには、生活動線と家事動線を考慮した間取り設計が重要です。
移動距離が短く、効率的な動線を確保することで、生活の質を高めることができます。
- 生活動線: 居間、寝室、水回りなど、日常生活における移動のしやすさを考慮した動線設計。
- 家事動線: キッチン、洗面所、洗濯場など、家事を行う際の移動のしやすさを考慮した動線設計。
間取りの工夫
- 収納スペース: 十分な収納スペースを確保することで、整理整頓された快適な住空間を実現できます。ウォークインクローゼットやパントリーなど、様々な収納プランを検討してみましょう。
- 採光・通風: 自然光を効果的に取り入れ風通しを良くすることで、明るく快適な室内環境を実現できます。窓の配置や大きさ、換気計画などをしっかりと検討しましょう。
コストと資金計画
コスト面もハウスメーカー選びのポイントになります。
建築コスト
- 坪単価: ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。複数のメーカーから見積もりを取り、比較検討することが重要です。
- 総額: 建物の本体価格だけでなく、付帯工事費用や諸経費を含めた総額を確認しましょう。
見積もりの比較
一括見積もりサイトを利用することで、複数のハウスメーカーから見積もりを取り、簡単に比較検討することができます。
資金計画
住宅ローンを利用する場合、返済期間や金利タイプなどを慎重に検討し、無理のない返済計画を立てましょう。
ファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。
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断熱性能以外の重要要素
断熱等級7は住宅の快適性・省エネルギー性を高める上で重要な要素ですが、それ以外にも快適な住まいを実現するために考慮すべき点がいくつかあります。
換気システムの重要性
高気密・高断熱住宅では、計画的な換気が不可欠です。
適切な換気システムを導入することで、新鮮な空気を取り込み、室内の空気質を良好に保つことができます。
第1種換気システムと第3種換気システム
- 第1種換気システム(機械給気・機械排気): 給気と排気の両方を機械で行うため、計画的な換気が可能で、外気の影響を受けにくいというメリットがあります。熱交換機能付きの第1種換気システムは、換気による熱損失を抑え、省エネルギー性にも優れています。
- 第3種換気システム(自然給気・機械排気): 自然給気と機械排気を行うシステムです。導入コストが比較的安価ですが、外気の影響を受けやすいというデメリットがあります。
熱交換型換気システム
熱交換型換気システムは、排気する空気の熱を回収し、給気する空気を暖めたり冷やしたりすることで、換気によるエネルギーロスを最小限に抑えることができます。
省エネルギー性を重視する場合は、熱交換型換気システムの導入を検討しましょう。
全館空調システム
全館空調システムは、家全体を一定の温度に保つことができるため、快適な室内環境を実現できます。
ただし、導入コストやランニングコストが高いため、導入前にメリット・デメリットをよく理解しておく必要があります。
全館空調のメリット・デメリット
- メリット: 家全体の温度ムラがなく、快適な室内環境を維持できる。ヒートショックのリスク軽減にも効果的。
- デメリット: 導入コストやランニングコストが高い。メンテナンス費用も考慮する必要がある。
全館空調が得意なハウスメーカー
一条工務店、トヨタホーム、セキスイハイム、三井ホーム、住友林業、パナソニックホームズ、三菱地所ホーム、桧家住宅、ヤマト住建、アキュラホームなど、全館空調を得意とするハウスメーカーは多くあります。
窓の選定
窓は断熱性能だけでなく、採光、通風、防犯、デザインなど、様々な役割を担っています。
住宅の性能や快適性に大きく影響するため、慎重に選びましょう。
窓の種類
- 複層ガラス: 2枚のガラスの間に空気層を設けた構造で、断熱性能に優れています。
- Low-Eガラス: ガラス表面に特殊な金属膜をコーティングすることで、断熱性能と遮熱性能を高めたガラスです。
- トリプルガラス: 3枚のガラスの間に空気層を設けた構造で、複層ガラスよりもさらに断熱性能に優れています。
- 真空ガラス: 2枚のガラスの間を真空状態にすることで、高い断熱性能を実現したガラスです。
床暖房
床暖房は、足元から部屋全体を暖めるため、快適な暖房方法として人気があります。
床暖房のメリット・デメリット
- メリット: 足元から暖まるため、快適性が高い。ホコリを巻き上げにくい。
- デメリット: 導入コストが高い。ランニングコストも考慮する必要がある。
床暖房の種類
- 温水式床暖房: 床下に温水を循環させることで床を暖める方式。ランニングコストが比較的安価。
- 電気式床暖房: 電熱線やヒーターパネルで床を暖める方式。設置が容易。
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まとめ
この記事では、断熱等級7の住宅について解説しました。
断熱等級7は、国が定める住宅の断熱性能の最高等級であり、高い省エネルギー性と快適な居住性を実現するための重要な指標です。
夏涼しく冬暖かい快適な室内環境を提供するだけでなく、光熱費の削減、ヒートショックリスクの低減、アレルギー対策、住宅の長寿命化など、様々なメリットがあります。
しかし初期費用が高くなる傾向があるため、予算とのバランスを考慮しながら、長期的な視点での費用対効果を検討することが大切です。
ZEH住宅との比較や、光熱費シミュレーションなどを活用し、最適な断熱等級を選択しましょう。
家づくりは人生における大きな決断です。
この記事を参考に、後悔のない家づくりを実現してくださいね。
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