札幌で夢のマイホームを建てたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかしいざ計画を始めると、
「札幌には工務店がたくさんありすぎて、どこに相談すればいいのか分からない」
「冬の厳しい寒さを乗り切れる、本当に暖かい家を建てたい」
「おしゃれなデザインも性能も妥協したくないけど、予算は限られている」
といった、数多くの悩みや疑問にも直面します。
工務店選びは、家づくり全体の満足度を左右する最も重要な決断であり、この選択を誤ると後悔の残る結果になりかねません。
そこでこの記事では、札幌市内で多くの実績と信頼を誇る工務店を厳選し、その強みや特徴を解説します。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカー選びを進めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。
早速ですが、質問です。
家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?
おそらく間取りや予算、建てる場所などと考える人も多いかもしれませんね。
ですが実は、家づくりで最も大切なことは「気になっているハウスメーカーのカタログを、とりあえず全て取り寄せてしまうこと」なんです。
カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケース。
住宅展示場に行ってその場で契約をしてしまった人の中には、「もしもカタログを取り寄せて比較検討していたら、同じ間取りの家でも300万円安かったのに・・・」と後悔する人が本当に多いんです。
このように、もう少し情報収集をしていれば理想の家をもっと安く建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。
だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください。
そんなことにならないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。

そうは言っても、気になるハウスメーカーはたくさんあるし、気になるハウスメーカー全てに連絡してカタログを取り寄せるなんて、時間と労力がかかりすぎるよ・・・
そう思う人も少なくありません。
そもそもどのように情報収集をしたら良いのかわからないという人もいるでしょう。
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それでは本文に入っていきましょう!
札幌市のおすすめ工務店
ここでは早速、札幌で信頼と実績のある工務店を厳選しました。
それぞれの工務店が持つ強みや特徴を解説しますので参考にしてみてくださいね。
株式会社豊栄建設
株式会社豊栄建設は、2023年時点の調査で札幌市の住宅建築確認申請数がNo.1という輝かしい実績を誇る工務店です。
過去にも複数回1位を獲得しており、その豊富な実績は多くの札幌市民から寄せられる信頼の証と言えるでしょう。
大きな特徴は、高品質な住宅を納得のいく価格で提供する、優れたコストパフォーマンスにあります。
独自の仕入れルートの開拓や建築工程の効率化によりコストを徹底的に削減し、その分を価格に反映させています。
例えば、自由設計でありながら全館空調や高い耐震構造を標準で採用した「チャレンジ999」は、本体価格1,999万円から(税込・28坪2階建ての場合)という魅力的な価格設定です。
また、北海道の厳しい冬を知り尽くした同社だからこそ、断熱・気密性能へのこだわりも並大抵ではありません。
国の定める省エネ基準の最高等級である断熱等級7に対応可能で、ZEH住宅をも上回る快適な室内環境を実現します。
全館空調「Q極冷暖」を導入すれば、家中の温度差が少なくなり、冬場のヒートショックのリスクを軽減するなど、健康面にも配慮した家づくりが可能です。
株式会社やまもく
株式会社やまもくは、施主との密なコミュニケーションと、建てた後も続く手厚いサポート体制に定評のある工務店です。
同社のユニークな点は、一般的な「営業専任担当者」を置いていないことです。
家づくりの初期段階から、住宅アドバイザーや設計士、インテリアコーディネーターといった各分野の専門家がチームとなって対応します。
これにより、契約前から具体的な設計やデザインに関する詳細な打ち合わせが可能となり、施主の理想をより正確にプランへ反映させることができます。
打ち合わせの回数や時間に制限を設けていないため、じっくりと時間をかけて納得のいくまで家づくりを進めたい方に最適な環境です。
SMAUTO
SMAUTOは、北海道の民間放送局STVのグループ企業であるエス・テー・ビー興発株式会社が手掛ける住宅ブランドです。
テレビ局グループならではの安定した経営基盤は、家づくりという長期的なパートナーシップを築く上で大きな安心感につながります。
同社の家づくりは、SMART(高断熱・高気密)、STYLISH(自然素材を活かしたデザイン)、STORY(家族の未来を見据えたプラン)、SECURE(災害に強く安全)という4つの「S」をコンセプトの根幹に据えています。
特にデザイン面では、無垢材などの自然素材をふんだんに使用した、温かみのあるナチュラルな住まいを得意としています。
施主や家族のライフスタイルや好みを丁寧にヒアリングし、吹き抜けや中2階といった遊び心のある空間演出も交えながら、唯一無二の住まいを提案します。
公式サイトでは豊富な施工事例を閲覧でき、そのデザイン性の高さを確認できます。
株式会社キクザワ
恵庭市に本社を構える株式会社キクザワは、「心落ち着く『ほっ』のすまい」をコンセプトに、特に住宅性能を重視する方から絶大な支持を得ている工務店です。
その断熱性・気密性は北海道内でもトップクラスと評価され、専門誌で特集されるほどの実力を誇ります。
性能へのこだわりは素材選びにも表れており、天然素材を厳選して使用。
造作家具には高級家具にも用いられるタモ材を採用するなど、質の高い素材を仕入れる独自のルートを持っています。
そして、その高品質な素材を活かすのが、すべて自社の育成した大工による丁寧な施工です。
全棟が長期優良住宅の認定基準を満たし、最高ランクの耐震等級3を保証するなど、一年を通して快適なだけでなく、万が一の災害時にも家族を守る高い安全性を両立しています。
maida koumuten
maida koumutenは、施主の多様な要望や予算に柔軟に対応できる、多彩なプラン設定が魅力の工務店です。
選択肢は大きく分けて3つ。
徹底的にこだわりを追求できる高性能オーダーメイド住宅「ジートライン」、建材や家具までトータルでコーディネートされた「サッポロスタイルパッケージ」、そしてコストを抑えながら品質を確保した標準モデルプランです。
特にフラッグシップモデルである「ジートライン」は、ZEH住宅の基準をクリアする高い性能を誇ります。
UA値0.25、C値0.2という優れた数値を標準とし、全館空調システムや浄水システムなど、日々の暮らしを豊かにする高品質な設備も充実しています。
床暖房を基本とした設計で、暖房器具を置く必要がなく空間を広々と使える点も、多くの施主から高く評価されています。
株式会社三五工務店
1958年創業という長い歴史を持つ株式会社三五工務店は、札幌の地に深く根差した家づくりを行っています。
「北海道を生き方にする人」をコンセプトに、この土地の風土に合った、時が経つほどに味わいが増す「経年美」を楽しめる住まいを提案しています。
その象徴が、道北・下川町のナラやタモ、構造材にはカラマツといった北海道産の木材を積極的に採用している点です。
地元の自然素材を活かすことで、地域の環境に馴染み、愛着の湧く家が生まれます。
施工はすべて自社または専属の熟練大工が担当するため、技術力は折り紙付き。
2025年9月には地域経済を牽引する企業として「SAPPORO LEADING企業」にも認定されるなど、その確かな仕事ぶりは公にも認められています。
株式会社奥野工務店
株式会社奥野工務店は、「人にこたえる住まいづくり」をモットーに、一棟一棟に真摯に向き合う姿勢を貫いています。
その品質を担保するため、年間の施工棟数を平均15棟程度に限定。
これにより、担当者の目が細部まで行き届いた、丁寧で高品質な家づくりを実現しています。
同社の家は北海道が定める高性能住宅「北方型住宅2020」に認定されており、標準仕様で断熱等級6とZEHオリエンテッドの性能基準を満たす実力を持っています。
特徴的なのは、建物内外の温度差を利用して自然に換気を行う「パッシブ換気システム」の採用です。
機械に頼らず緩やかな空気の流れを生み出すことで、結露やカビの発生を抑え、建物の耐久性を高めます。
エネルギー消費も少なく、環境にも家計にも優しいエコな暮らしが期待できます。
有限会社大元工務店
「100年経っても価値ある住まい」をコンセプトに掲げる有限会社大元工務店は、世代を超えて受け継がれるような、普遍的な価値を持つ家づくりを目指しています。
そのために最も大切にしているのが、経年変化によって味わいを増す天然木の積極的な採用です。
無垢材のフローリングや梁、柱などがふんだんに使われた室内は、木の温もりに満ちた心地よい空間となります。
強みは、こうした自然素材の魅力を最大限に引き出す職人の技術力です。
特に、空間に合わせて設計・製作されるオーダーメイドの造作家具は、デザイン性と機能性を両立させた逸品。
公式サイトで紹介されている多くの施工事例からは、その高い技術力とデザインセンスをうかがい知ることができます。
サンケイ建匠
サンケイ建匠は、不動産の売買や賃貸なども手掛ける株式会社SANKEIの建築部門です。
注文住宅においては、品質を徹底して追求するため、年間12棟までの限定施工というスタイルを取っています。
専属の大工が責任を持って一棟一棟を丁寧に仕上げることで、高い完成度を維持しています。
工法には、優れた断熱・気密性に加え、湿度を調整する調湿機能や空気清浄効果も併せ持つ「ファース工法」を採用。一年を通して快適な室内環境を保ちます。
また、建てた後のアフターフォローも非常に手厚く、6ヶ月・1年・2年の定期点検に加え、有資格者が定期的に訪問し、住まいの状態をチェックしてくれるため、長期にわたって安心して暮らすことができます。
株式会社五大工務店
株式会社五大工務店の最大の特徴は、業界でもトップクラスと言えるほど充実したアフターメンテナンス体制にあります。
引き渡し後、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年という非常に短いスパンで無料の定期点検を実施。
その後も1年ごとの点検に加え、2年、5年、10年の節目には家の隅々まで重点的にチェックしてくれるため、住まいの変化にいち早く気づき、適切なメンテナンスを行うことができます。
「同じ予算なら他社よりもワンランク上の家を建てる」というコンセプトのもと、コストを抑えながらも質の高い家を提供することを目指しており、長期的な視点で住まいの価値を守っていきたいと考える方に適した工務店です。
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札幌の工務店に関するリアルな口コミ・評判
札幌で工務店を選ぶ際、実際に家を建てた方々のリアルな口コミや評判は、非常に参考になります。
ここでは、札幌の工務店に寄せられる様々な口コミを「良い評判」と「注意すべき評判」に分けて紹介します。
満足度の高い良い口コミ・評判
札幌の工務店で家を建てた方からは、特に住宅性能やスタッフの対応力に関する満足の声が多く見受けられます。
- 住宅性能への高評価:札幌の厳しい冬を快適に過ごすためには、住宅の断熱性や気密性が不可欠です。「冬でも暖房を少しつけるだけで家中が暖かく、光熱費が以前より安くなった」「夏は涼しく、一年を通して快適に過ごせる」といった、燃費の良い家づくりに対する評価は、寒冷地ならではの重要なポイントです。高い住宅性能は、日々の暮らしの質を直接的に向上させるため、満足度に大きく貢献しています。
- スタッフの専門性と対応力:「担当の設計士が私たちの曖昧な要望を汲み取り、期待以上のプランを提案してくれた」「現場の大工さんの技術が高く、丁寧な仕事ぶりに安心して任せられた」「インテリアコーディネーターの方が家具選びまで親身に相談に乗ってくれた」など、各分野の専門スタッフに対する感謝の声も多くあります。家づくりは専門家との共同作業であるため、信頼できるスタッフとの出会いが満足度を大きく左右します。
- デザインや間取りの自由度:「造作家具を多く取り入れてもらい、統一感のあるスッキリとした空間が実現した」「こちらの希望に合わせて何度も間取りを修正してくれた」といった、デザインの自由度の高さを評価する声も目立ちます。ライフスタイルに合わせたこだわりの空間を実現できるのは、工務店ならではの魅力と言えるでしょう。
注意すべき悪い口コミ・評判
一方で、インターネット上ではネガティブな口コミが見られることもあります。
例えば、「担当者との相性が合わなかった」「打ち合わせの内容が現場にうまく伝わっていなかった」「完成後の小さな不具合への対応が遅いと感じた」といった内容です。
ただし、こうした口コミに触れる際には注意が必要です。
ネットの口コミは、不満やネガティブな意見の方が書き込まれやすく、目立ちやすい傾向があります。
そのため、一部の否定的な意見が、その工務店全体の評価であるとは限りません。
あくまでも数ある私見のうちの一つとして捉えることが大切です。
口コミを参考にする際は、一つの意見を鵜呑みにせず、複数の情報源を確認しましょう。
そして、最終的にはモデルハウス見学や相談会に足を運び、ご自身の目でスタッフの対応や会社の雰囲気を確認することが、失敗しない工務店選びの最も確実な方法です。
札幌の工務店を選ぶ際の比較ポイント
札幌で理想のマイホームを実現するためには、数多くの工務店の中から自分たちに最適な一社を見つけ出す比較検討のプロセスが欠かせません。
デザインの好みだけでなく、札幌という寒冷地特有の条件や、建てた後の長期的な視点も持って、多角的に工務店を評価することが後悔しない家づくりの鍵となります。
1. 気密性・断熱性
札幌の厳しい冬を快適に、そして経済的に乗り越えるためには、住宅の気密性と断熱性が最も重要な性能と言っても過言ではありません。
この性能を客観的に比較するための指標が「UA値(外皮平均熱貫流率)」と「C値(隙間相当面積)」です。
- UA値:断熱性能を示す数値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、高性能です。
- C値:気密性能を示す数値で、値が小さいほど家に隙間がなく、高性能です。
多くの工務店が「高気密・高断熱」を掲げていますが、その基準は様々です。
各社の公式サイトや資料でこれらの数値がどのレベルに設定されているか、全棟で気密測定を実施し、性能値を保証しているかを確認しましょう。
例えば、国の定める省エネ基準よりも厳しい基準を独自に設けている工務店もあり、比較する際の明確な判断材料となります。
2. デザイン・間取りの自由度
工務店の大きな魅力は、ハウスメーカーに比べて設計の自由度が高く、施主のこだわりを反映させやすい点にあります。
しかし、工務店ごとにも得意とするデザインのテイストがあります。
ナチュラル、モダン、和風、北欧風、インダストリアルなど、自分の理想とする家のイメージに近い施工事例が豊富かどうかを、まずは公式サイトやSNSで確認しましょう。
例えば、天然木を活かした温かみのあるデザインが得意な工務店もあれば、中庭を設けた開放的なリゾートスタイルの設計に長けた工務店もあります。
理想のイメージを共有しやすい工務店を選ぶことが、満足度の高い家づくりにつながります。
3. 積雪対策
札幌での暮らしにおいて、雪の問題は避けて通れません。
除雪の負担を軽減し、安全に冬を過ごすための積雪対策は、設計段階で必ず検討すべき項目です。
- 屋根の形状(無落雪屋根など)
- ロードヒーティングや融雪槽の設置
- カーポートやビルトインガレージの有無
これらの対策について、どのような選択肢があり、どれくらいの費用がかかるのかを事前に確認しましょう。
豪雪地帯での施工実績が豊富な工務店は、地域の特性を熟知した実践的なノウハウを持っているため、より安心して相談できます。
4. アフターサービス・保証制度
家は建てたら終わりではなく、何十年と住み続ける大切な場所です。
そのため、引き渡し後のアフターサービスや保証制度が充実しているかは、非常に重要な比較ポイントです。
- 定期点検の頻度(例:1年、5年、10年)と内容(有償か無償か)
- 建物の初期保証期間と、延長保証の有無(最長60年保証など)
- 地盤保証や住宅設備(キッチン、バスなど)の保証内容
- トラブル発生時の対応体制
会社のウェブサイトを確認したり、直接担当者に質問したりして、具体的なサポート内容を比較検討しましょう。
5. 対応エリアと事務所からの距離
気になる工務店が見つかったら、まずは自宅の建築予定地が施工エリア内であるかを確認します。
その上で、工務店の事務所と建築地の物理的な距離も考慮に入れると良いでしょう。
距離が近ければ、打ち合わせがスムーズに進めやすいだけでなく、万が一トラブルが発生した際や、アフターメンテナンスを依頼する際にも迅速に対応してもらいやすいというメリットがあります。
6. 経営状態の安定性
一生に一度の大きな買い物である家づくりを任せる以上、工務店の経営が安定していることは大前提です。
万が一、建築中に工務店が倒産するようなことがあれば、計画が頓挫してしまうリスクがあります。
- 創業からの年数や年間の施工棟数などの実績
- 民間放送局のグループ企業であるなど、安定した経営基盤があるか
- 万が一の倒産に備え、工事の完成を保証する「住宅完成保証制度」に加入しているか
これらの点を確認し、長期的に安心して付き合えるパートナーとして信頼できる工務店を選びましょう。
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札幌の注文住宅の費用相場
札幌で夢のマイホームを建てることを考え始めたとき、多くの方が最初に気になるのが「一体いくらくらいかかるのか?」という費用面ではないでしょうか。
注文住宅の費用は、土地の有無やエリア、建物の規模、設備のグレードなど様々な要因で大きく変動しますが、事前に大まかな相場を把握しておくことで、より現実的な資金計画を立てることができます。
土地代込みの総額目安は約4,000万円
札幌市内で土地を購入して注文住宅を建てる場合、その総額は一般的に約4,000万円がひとつの目安とされています。
ただし、これはあくまで平均的なデータに基づいた参考価格です。
土地の価格は中央区などの都心部と郊外では大きく異なりますし、建物の大きさや仕様によっても数百万円単位で金額は変わってきます。
国土交通省の調査によると、北海道で建てられる住宅の平均的な延べ床面積は約27.6坪(91.23平方メートル)となっており、この規模の建物を想定した際の目安と捉えると良いでしょう。
この総額目安を基点に、自分たちの希望するエリアや家の広さ、こだわりたいポイントなどを考慮しながら、予算を調整していくことが大切です。
注文住宅のコストを賢く抑える工夫
理想の家づくりを叶えつつ、予算内にコストを収めるためにはいくつかの工夫があります。
少しでも費用を抑えたい場合は、以下のポイントを検討してみましょう。
- コストパフォーマンスに優れた工務店を選ぶ:工務店の中には、独自の工夫でコスト削減を実現している会社があります。例えば、豊栄建設のように大量仕入れや建築プロセスの効率化によってコストを抑えたり、匠建コーポレーションのように中間マージンなどの経費を削減したりすることで、高品質ながらも手の届きやすい価格帯の住宅を提供しています。
- 規格住宅やセミオーダープランを検討する:ゼロからすべてを設計するフルオーダー住宅は自由度が高い分、コストもかさみがちです。工務店が用意している規格住宅や、ある程度仕様が決まっているセミオーダープランを選べば、設計費用などを抑えることができ、総額を下げることが可能です。
- 建物の形状をシンプルにする:家の形は、コストに直接影響します。凹凸の多い複雑なデザインよりも、正方形や長方形のシンプルな箱型の家(総二階など)の方が、使用する建材の量や工事の手間が少なくなるため、建築費用を抑えることができます。
- 標準仕様が充実している会社を選ぶ:一見、本体価格が安く見えても、魅力的な設備や仕様のほとんどがオプション扱いで、最終的に予算を大幅にオーバーしてしまうケースは少なくありません。反対に、標準仕様のグレードが高い工務店を選べば、追加費用をかけなくても満足度の高い家づくりができ、結果的にコストパフォーマンスが良くなることがあります。
これらのポイントを参考に、複数の工務店の見積もりを比較しながら、自分たちの予算と理想のバランスが取れる最適なパートナーを見つけることが重要です。
札幌の新築住宅で活用したい補助金制度
札幌で注文住宅を建てる際、一定の省エネ性能や耐震性能などを満たすことで、国や自治体から補助金を受けられる制度があります。
これらの制度を賢く活用すれば、初期費用を抑えながら、より高性能で快適な住まいを実現することが可能です。
家づくりは大きな出費が伴うため、利用できる制度は積極的に検討したいものです。
ここでは、札幌で家を建てる際に利用できる可能性のある主な補助金制度について解説します。
国が主導する「ZEH(ゼッチ)補助金」
ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、家庭で使うエネルギー消費量をおおむねゼロ以下にすることを目指した住宅のことです。
高い断熱性能をベースに、高効率な設備や再生可能エネルギー(太陽光発電など)を導入することで実現します。
国はこのZEH住宅の普及を促進するため、基準を満たす住宅を新築する際に補助金を交付しています。
補助金の額や申請条件、公募期間は年度によって異なりますが、数十万円単位のまとまった支援を受けられることが多いため、省エネ性能にこだわりたい方にとっては大きなメリットとなります。
ZEHに対応した家づくりを得意とする工務店も多いため、相談してみると良いでしょう。
補助金制度を利用する際の注意点
補助金制度は、いずれも申請期間や受付件数に上限が設けられていることがほとんどです。
家づくりの計画段階で、利用したい制度の最新情報を確認し、スケジュールを合わせて準備を進める必要があります。
また、申請手続きは専門的な知識が必要になる場合が多いため、建築を依頼する工務店が補助金申請の実績やノウハウを持っているかどうかも重要なポイントです。
制度の詳細は毎年度更新される可能性があるため、家づくりを検討する際には、必ず経済産業省や国土交通省、北海道庁、札幌市の公式ウェブサイトで最新の公募要領を確認するようにしましょう。
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札幌の工務店で家を建てる際のステップ
札幌で工務店による注文住宅を建てることは、多くの人にとって一生に一度の大きなプロジェクトです。
何から始めれば良いのか、どのような流れで進んでいくのか、不安に感じる方も少なくないでしょう。
しかし、事前に全体の流れを把握しておくことで、計画的に、そして安心して家づくりを進めることができます。
一般的に、最初の相談から家の完成・引き渡しまでは、数ヶ月から1年以上の期間を要します。
ここでは、理想のマイホームを実現するための具体的な7つのステップを解説します。
ステップ1:理想のイメージ固めと資金計画
すべての始まりは、「どんな暮らしがしたいか」を家族で話し合い、イメージを具体化することです。
間取りやデザインだけでなく、新しい家でどのような生活を送りたいか、将来のライフプランも見据えて考えることが大切です。
雑誌やインターネット、SNSなどで好みの写真を集めておくと、後の打ち合わせでイメージを伝えやすくなります。
同時に、最も重要な資金計画を立てます。
自己資金はいくら用意できるのか、住宅ローンはいくらまで借り入れ可能なのかを把握しましょう。
金融機関の事前審査を利用したり、ファイナンシャルプランナーに相談したりするのも有効です。
この段階で予算の上限を明確にしておくことで、その後の工務店選びやプランニングがスムーズに進みます。
ステップ2:複数の工務店を比較検討
理想のイメージと予算の輪郭が見えてきたら、次はパートナーとなる工務店を探します。
まずはインターネットや住宅情報誌などで気になる工務店をいくつかリストアップし、資料請求を行いましょう。
各社の特徴や施工事例、得意なデザイン、住宅性能などを比較検討します。
さらに、実際にモデルハウスや完成見学会に足を運ぶことを強くおすすめします。
図面や写真だけでは分からない空間の広がりや素材の質感、空気感を肌で感じることができます。
また、担当スタッフの知識量や対応、人柄も重要な判断材料です。
複数の会社と話をする中で、自分たちの価値観に合い、信頼して家づくりを任せられると感じる一社を見つけ出しましょう。
ステップ3:理想の家を建てるための土地探し
土地をまだお持ちでない場合は、工務店選びと並行して土地探しを進めます。
多くの工務店は土地探しのサポートも行っています。
希望エリアや予算を伝えれば、専門的な視点から土地の良し悪し(日当たり、法的規制、地盤など)を判断し、理想の家が建てられる土地を探してくれます。
不動産会社と連携し、一般には公開されていない物件情報を紹介してもらえることもあります。
ステップ4:プランニングと詳細設計
建築を依頼する工務店が決まったら、いよいよ具体的なプランニングの開始です。
設計士やコーディネーターと打ち合わせを重ね、家族の要望を伝えながら間取り、デザイン、内外装の素材、キッチンやバスなどの設備といった詳細を決めていきます。
この段階で、工務店によっては模型やCGパースを用いて、完成後のイメージを立体的に分かりやすく提案してくれます。
納得いくまで話し合い、理想のプランを練り上げましょう。
ステップ5:建築請負契約の締結
最終的なプランと詳細な見積もりの内容にすべて合意したら、工務店と建築請負契約を締結します。
これは、家を建ててもらうための法的な契約です。
契約書に署名・捺印する前に、契約内容、設計図書、見積書の内訳、支払いスケジュール、保証やアフターサービスの内容などを隅々まで確認し、少しでも疑問があれば必ず質問して解消しておくことが非常に重要です。
ステップ6:工事着工から完成
契約後は、地鎮祭などを経ていよいよ工事が始まります。
基礎工事から始まり、建物の骨組みを組み立てる上棟、内外装工事と進んでいきます。
工事期間中も、可能であれば定期的に現場を訪れ、家が形になっていく様子を確認すると良いでしょう。
工務店によっては、専用アプリで工事の進捗状況を写真付きで報告してくれるサービスもあります。
建物が完成したら、引き渡し前に施主検査(内覧会)が行われます。
契約通りに仕上がっているか、傷や汚れ、不具合がないかを自分の目で細かくチェックする最終確認の場です。
ステップ7:引き渡しとアフターメンテナンス
施主検査で問題がなければ、残金の決済や登記手続きを経て、ついにマイホームの鍵が引き渡されます。
しかし、家づくりはこれで終わりではありません。
ここからが工務店との長いお付き合いの始まりです。
多くの工務店では、引き渡し後も定期的な点検を実施しています。
安心して長く快適に住み続けるために、充実したアフターメンテナンス体制が整っているかどうかも、工務店選びの重要なポイントです。
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まとめ
この記事では札幌での家づくりを成功させるためのポイントやおすすめの工務店を解説しました。
今回紹介した工務店は、それぞれにデザイン、性能、コストパフォーマンス、サポート体制など、異なる強みや特色を持っています。
実際に決断する前には複数の工務店と実際に話をしながら、決めるようにしてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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