入居前に押さえるべき6つのポイント

POINT

入居前のチェックポイント

最近では全国的に老人ホームはかなり増えてきている状況です。
しかし、多くの老人ホームは満室になっているのが現状です。毎月の費用が比較的抑えられているところはその傾向が顕著にあらわれています。老人ホームに空室がでるのは非常に短期間ですので、見学に行って納得がいくようであればできるだけ早めに決断しなければ、先を越されてしまい、施設への入居時期が遅れるケースも多くあります。
施設のことを細かくチェックするとともに、入居のタイミングが重要であることを念頭において決断することが大きなポイントとなります。

point.1まずはご自身の把握から

  • どんな性格?

  • 人付き合いは得意?

  • 好きなことは?

  • 嫌いなことは?

  • 今後も続けていきたい趣味は?

  • これだけは変えられないと思う習慣は?

  • どんなスタイルの老人ホームに入居したいか?

  • 入居後はどんな暮らしをしたい?

老人ホーム探しは、今後の住まいを選ぶということです。

老人ホームを選ぶときに、最初は金銭面の問題に目を奪われがちですが、1番大切なのは自分の好きなことや生活習慣を続けることができる施設を選ぶことです。

そのために、趣味・嗜好、生活習慣や生活スタイルなどをしっかりと把握しておくことが必要です。まずは性格や生活習慣、好みなどを把握して施設選びに生かしましょう。

point.2身体状態を把握しましょう

  • 介護は常時必要か?

  • 医療行為はどの程度必要か?

  • 認知症はあるか?

  • 老人ホームには、どんな介護サービスを希望するか?

コロン

老人ホームにはそれぞれに入居するための条件があります。認知症や医療行為が必要とされる場合などは特に注意して選択する必要があります。

また入居に年齢制限が設定されている場合もありますので、しっかりと確認しましょう。
ご自身の身体状況や健康状態を常に把握しておくことは、施設を選択する時だけに有効なものではありません。常に健康を心がけていることも、要介護状態にならないための予防策になります。健康を維持し続け、これからどんな生活を送りたいのか、これは施設選びにも関係してくる問題でしょう。

今後の生活設計のためにも、 自身の健康状態や身体状況を把握しておくことは大切なことです。

point.3とても大切な予算

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老人ホームを選ぶ時には、資金計画をしっかり立てましょう。入居一時金や月々の支払いをどうするのか予算を確認することが必要です。

入居にどれだけの費用が必要なのか、今後はどれぐらいの費用が必要なのか。その費用をどのように捻出し、どのように運用していくのか。入居前に用意できる金額と入居した後の収支を把握するために収支表等を作成しておくことをおすすめします。また施設によっては、自立の場合は上乗せ費用が必要な場合があります。事前に確認し、将来に必要な費用を想定しておきましょう。

point.4比較検討8つのポイント

老人ホーム選びは費用面や建物の綺麗さだけで判断するのではなく、いろいろ比較して自分の生活に適したものを選びたいものです。
快適な生活を送るには、たくさんの中から気に入ったものを選び、比較検討して決めることが大切です。これまで以上に安心で魅力ある生活を満喫するために、自分に一番適した施設を選ぶことが大切でしょう。

8つのポイント

point.5必ず見学をしてみましょう

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パンフレットや資料で確認するのと、ご自身の目で見るのとでは印象が異なることが多々あります。質の高い生きた情報を手に入れるために、積極的に施設見学をする必要があります。最終的には自分の足で集めた情報が決め手になることでしょう。

point.6最終確認と契約は慎重に

  • キャンセル料金の有無・発生日を確認しましょう。

  • 入居一時金の初期償却について確認しましょう。

  • 入居前に、不安点を施設側に相談しましょう。

  • 重要事項説明書や管理運営規定、サービス一覧表などの書類をしっかり読み、確認しましょう。

  • 入居契約書をしっかり読みましょう。

  • 契約書、重要事項説明書などで不明な点は、施設側に確認しましょう。

  • 返還金についても確認しておきましょう。

  • 身元引受人と最終確認しましょう。

契約の最終段階で、入居にためらいが生じているに関わらず、施設側に急かされるまま契約書に判を押してしまった場合、キャンセル料を取られる場合もあります。

もし、選んだ施設に気になるところがある、今までの生活を続けることができそうにないと思った場合など不安に感じる点があるならば、もう一度施設を探しなおすことをお勧めします。最終的な確認を慎重に行った上で、納得してから契約をするようにしましょう。

AUTHOR著者情報
まごころ介護

まごころ介護 介護のお役立ち情報編集部
株式会社ONE TOP JAPAN

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