【最新ニュース】新サービス訪問＆通所2024年介護保険制度改正見送り！

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～新サービス訪問＆通所2024年介護保険制度改正見送り！～

訪問＆通所新サービス見送り

2024年度介護保険制度改正で生まれるはずだった新サービス、訪問＆通所サービスが2024年度改正としては見送られました。

訪問＆通所新サービスとは

地域密着型通所介護事業所が、訪問のサービスも併せて行い、サービスの効率化目的に検討されていた新サービスのことです。

厚労省の社会保障審議会（介護給付費文科会）で反対意見も多く出た背景もあり、見送られる流れとなりました。

確かにちょっとまだ新しいサービスとして運用するには、具体的なイメージが湧かなかった部分もあります。

訪問＆通所、新サービスの運用課題

・訪問サービス提供者の資格の問題
　→人材の確保の課題
・サービスの複雑化

この訪問＆通所の新サービスについては、今後の動向に注目していきたいと思っています。

サービス提供責任者資格の厳格化

そしてもう1つ。
2024年度介護保険制度改正からは見送られた訪問介護サービスのサービス提供責任者の資格の厳格化の議論について紹介します。

サービス提供責任者資格の厳格化とは

サービス提供責任者の資格要件を、介護福祉士に限定するという厳格化の話です。

こちらについては、再三サービスの質の向上を目指すために検討されてきた案でありますが、現実を見れば訪問介護は以前にもお話させていただいた通り、業界屈指のの有効求人倍率15倍ですからね！

まとめ

今回は介護業界が抱える近々の課題である人材難とも密接に関連して練られていた2つの改正案が見送られたというニュースをお届けしました。
今後また新たな改正の議論がなされていきます。
動向に注目してなるべく早く皆様に知っていただくように最新情報をお伝えしていきますのでぜひチェックしてください！

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監修

福井寛之（ふくい　ひろゆき）

社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員（ケアマネージャー）
You Tuber 福祉の福ちゃん
経歴：特別養護老人ホーム、デイサービスで7年の介護経験。
在宅介護支援センター、地域包括支援センターで1４年経験、センター長として勤務。
小学校、中学校の授業を通して認知症講座を開催。
在宅福祉の相談に数多く関わってきた経験から、また、認知症の祖父母を在宅で介護、看取りを行った経験から様々な講演を開催。