老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
90代前半 | 女性 | 要介護2 | 認知症あり | 埼玉県 |
相談内容
入浴中に転倒して救急搬送されたZ様。自宅で暮らすことが不安なので施設を探したい
今回は、浴室で転倒し救急搬送された90代女性について、ケアマネジャーからご相談を受けた事例のご紹介です。
埼玉県川口市内で一人暮らしをされているZ様は、認知症と診断されているものの、意思決定ができるほどしっかりされていました。ただ、ふらつきがあり、伝え歩きのため介護度は「要介護2」でした。
ちょうど訪問介護サービスを利用しているときのこと。隙を見て一人で入浴してしまったZ様は浴室で転倒し、頭から流血して救急搬送されました。
幸いにも怪我で済んだため、退院することになりましたが、すぐに自宅に戻って独居生活を送ることは難しい状況。ケアマネジャーはショートステイを探しましたが、時期が年末ということもあり満室で利用できませんでした。
そこで、「すぐに入居できる老人ホームを探してもらえないか」と当ワントップパートナー川口店に問い合わせをいただきました。
キーパーソンは、東京都内にお住まいの弟様でした。Z様を担当するケアマネとは旧知の間柄だそうで、全幅の信頼を置かれており、Z様の今後についてほぼ一任されていました。
このため、ケアマネはZ様がいずれ自宅に戻られることを想定し、「短期入居となっても受け入れてくれる施設を探してほしい」とおっしゃいました。
施設に関しては、その他にも下記の2点を希望されました。
①自宅から近い距離にあること
②提供される食事が美味しいこと
相談直後の当日から迅速な対応をするように心掛けていますが、年末だったのでよりスピード感を持って下調べをしたところ、その条件で受け入れてくれる施設が4つ見つかりました。すぐにケアマネの元に駆けつけ、施設の詳細をお伝えして、Z様の入院先の面会に私も同行させていただくことを提案をしました。
そして、ケアマネと一緒にZ様の入院先に伺って施設の候補をお伝えしたところ、Z様は私が以前に訪問したことがある施設を選択され、そこに入居することが決まりました。施設探しの相談をいただいたのが午前11時ごろ、面会が午後2時だったので、約3時間で入居先が決まりました。これは、私の経験でも最短でした。
さらにタイミング良く、年末最終の往診日に合わせて入居する手配ができました。それから4日後、退院の見届けをして施設でのお迎え、契約の立ち合いを行いました。老人ホームに入られてから1カ月弱が経ちましたが、室内や共用部を歩いたりスタッフとお話ししたりと落ち着いておられるようです。
ケアマネはZ様がご自宅に戻って生活したほうが良いとお考えですが、Z様はもう帰りたいとは思われておらず、老人ホームにも馴染んで安心して暮らされており、ご自宅の売却についての相談もいただいたので、金額を調査しているところです。
今後のことは、ご本人、ケアマネと話をしながらゆっくり決めていけたらと思っています。
福里 広樹(ふくさと ひろき)ワントップパートナー川口店
老人ホーム紹介事業がレッドオーシャン化する中、想像どおりの対応をしてしまうと次に繋がらなくなるため、ご依頼をいただいてからすぐに提案するなど、迅速な対応を心掛けています。
これまで訪問介護、福祉用具の販売・レンタル、住宅改修を行ってきた経験があるため、ご本人やキーパーソンの想いをしっかりお聞きして、その方に合ったサポートを行いお力になれるよう努めています。
設立から半年が経ち、徐々に多忙になってきていますが、どんな状況でも、足を運んで関係性を築き「誰よりも頼みやすい人」を目指してまいります。
公開日:2025年3月3日
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