老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ソーシャルワーカーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
50代後半 | 男性 | 要介護5 | 車椅子を利用 | 東京都 |
相談内容
労働災害で両下肢麻痺となり入院しているが、退院期日が迫っているため施設を探したい
今回は、労災により両下肢麻痺となった50代男性について、入院先のソーシャルワーカーからご相談を受けた事例のご紹介です。
Z様は仕事中の事故で脊ずいを損傷し、両下肢麻痺となり入院されていました。
労災での入院期間が1年以上経ち、退院期日が迫っていましたが、自宅で生活することは難しい状況でした。
また、キーパーソンの母親は高齢のため、Z様を介護することは困難で、同居も厳しい様子でした。
病院のソーシャルワーカーは施設探しをされたようですが、受け入れてくれるところが見つからず、当ワントップパートナー新宿支店に連絡が入りました。
相談を受けた際に、Z様から「障害認定を申請したけれど、不備があり認定を受けられなかった。その申請もお願いしたい。」とご依頼がありました。
必要な手続きを行い、障害年金の受給は無事にできましたが、Z様は貯金がほとんどありませんでした。
そのため、労災補償がなくなったら生活保護を申請して、生活保護受給者として受け入れてくれることを前提に、施設探しがスタートしました。
ご本人は元々お住まいだった東京23区の地元をご希望されましたが、50代という年齢のみならず、金銭的にも受け入れ可能な施設が全くなく、やっと埼玉県内の介護付き有料老人ホームが見つかり、ご提案することができました。
始めは「これだけ老人ホームがあるのに、地元にないのですか。母親にも会えなくなるので遠方は困ります。」とおっしゃっていましたが、地元に帰りたくなったら当方に連絡してくださったら、迎えに行きますとお伝えするなどして、ようやく納得いただくことができました。
退院前に、『退院支援カンファレンス』があったため参加して、今後のリハビリのレクチャーや、療養生活について施設側に共有できるようメモにまとめておきました。
また、入居にあたって、代理人として住所変更の手続きや、介護保険証の住所変更も行いました。
入居当日は、介護タクシーに同乗して施設までお連れし、無事に入居いただくことができました。
入居した翌日にZ様からご連絡があり、施設に対して愚痴をこぼされていましたが、徐々に慣れてこられたようで、施設のスタッフから「ご不満をおっしゃることはありますが、落ち着いてお過ごしですよ。」とご連絡をいただきました。
ご年齢の問題、費用面などハードルが高かったですが、受け入れてくれる老人ホームが無事見つかり、一安心しています。
お若いのでフラストレーションが溜まることもあるかもしれませんが、フォローして見守って参りたいと思います。
鈴木 健弘ワントップパートナー新宿支店
ご本人、ご家族の立場にたって、どのようにすればQOLを向上できるか、ご納得いく生活をしてもらうことができるかを考えて、サポートしています。
事例の方のように、一筋縄ではいかないケースも多々あり、細々したことに対応できる会社ではないかと自負しています。
老人ホーム紹介だけではなく、不動産や相続税対策、後見人に関する資料集め、要介護認定・生活保護申請など幅広く対応しています。
今後も任せて良かったと頼ってもらえる大樹となるよう邁進してまいります。
公開日:2025年1月31日 更新日:2025年2月7日
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