老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ソーシャルワーカーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
60代後半 | 男性 | 認定待ち | 半身麻痺 | 愛知県 |
相談内容
介護認定の結果待ちだが、受け入れ可能なホームを探してほしい
今回は、脳梗塞により半身麻痺が残る60代男性について、ソーシャルワーカーからご相談を受けた事例のご紹介です。
愛知県内で一人住まいのX様は、4年前に脳梗塞になり、半身麻痺が残っていましたが、介護サービスを受けられておらず自力で生活をされていました。
ある日のこと、X様は外出中に熱中症になり、路上で倒れ救急搬送されました。入院したことで体力が落ちてしまい、杖をついても少ししか歩けず、車椅子で移動していました。
退院期日が迫る中、ご自宅に戻って一人で生活していくことは難しいため、入院先のソーシャルワーカーから施設探しの依頼が当社ワントップパートナー日進店に入りました。
X様は施設探しに関して、下記の2点を希望されました。
①月額の予算が介護保険料を含めて11万円であること
②介護認定の結果待ちの状態でも受け入れ可能であること
どちらも難しい条件のため、施設探しは難航しましたが、病院の見立てでは、要介護1~2が出るだろうとのことでした。
ご希望の条件で施設を探すなかで「要介護1なら受け入れ可能」と言ってくださる住宅型有料老人ホームが1件見つかり、入居が決まりました。
X様は救急搬送だったため、入居後に、ご自宅へ必要なものを取りに行く際の付き添いを行いました。
X様は賃貸住宅にお住まいでしたが、引っ越しの準備などを依頼できる身内もいない、とのことでしたので、片付けから退去手続き、不用品処分の手配、立ち合いまで対応しました。
入居してから2週間ほど経過して、ご自宅を引き払った翌日、認定結果が出ましたがなんと、『要支援2』でした。
入居中の施設からは「要支援なら退去してもらわないと困る」と連絡がありましたが、退去した翌日で戻る家がないため、再び急ぎで施設を探すことになりました。
月額11万円で要支援の方が入れる施設は無かったため、予算を13万円にしていただいたところ、入居可能なサービス付き高齢者向け住宅が1件見つかり、すぐに見学にお連れしました。
X様は「今、入居している住宅型有料老人ホームが2人部屋だったが、こちらは個室だからうれしい」と気に入ったご様子で、ご入居を希望されました。
当初は口数が少なかったX様でしたが、何度もお会いするうちに、ご自分のことをたくさんお話してくださるようになって、笑顔も見られるようになり、少し心を開いてくださったような気がして、嬉しくなりました。
今後もご入居先で、笑顔でお過ごしいただけることを願っております。
取材/記事
加藤 有里子
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
okiruy(オキルイ) https://okiruy.com
2021年設立:ライター、広報支援
渡辺 一矢ワントップパートナー日進店
ご本人、ご相談者の気持ちに寄り添って、一緒に悩み、問題を解決していくよう心掛けています。
我々はケアマネや病院のソーシャルワーカー、施設との間に立つ歯車のような役割であるため、報連相が非常に重要だと感じています。そのため、余分かもしれない事柄においてもお伝えして安心してもらえるよう連携を図っています。
老人ホーム紹介を本格的に始めたのは2024年4月からで、まだ新参者ではありますが、リピーターとして何度も相談してくださるケースが増えてきました。
今後も「お願いして良かった」と思っていただけるよう全力で務めて参ります。
公開日:2024年11月29日 更新日:2024年12月4日
24時間365日 通話料無料でご相談