老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
地域包括支援センターから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
90代前半 | 女性 | 要介護4 | 車椅子利用 | 東京都 |
相談内容
自宅で転倒し、両足を骨折してしまったZ様。介護放棄されており、自宅での車椅子生活は厳しいので、老人ホームを探したい
今回は、介護放棄されているなか両足を骨折してしまった90代女性について、地域包括支援センターからご相談を受けた事例のご紹介です。
東京都内のアパートで、息子様と二人暮らしをしているZ様。
Z様の介護度は4ですが、息子様が介護放棄しており、家にも誰も入れずにいたため、介護サービスは利用されていませんでした。
そんな中、Z様はご自宅で転倒して両脚を骨折。病院に搬送されました。
その後、退院して自宅に戻ったものの、車椅子で生活することはとても難しい状態でした。
同居する息子様は次男でキーパーソンではありますが、介護放棄しているため、松戸市内に暮らす長男様がメインとなり老人ホーム探しを行いたい旨を、地域包括支援センターに相談されました。
そこから当ワントップパートナー松戸五香店に問い合わせが入りました。
当店にご連絡いただいたのは嬉しいですが、Z様が元々お住まいだった都内からは離れた施設を探すことになります。
Z様が不安にならないか気になったため、はじめにお気持ちを伺うと「車椅子で暮らせる安全な場所だったらどこでも良いですよ」と抵抗がない様子だったので、その点は安心しました。
ただ、Z様と一緒に暮らす次男様は、離れて暮らすことに対して、拒んだり、自宅から近い都内の施設を探してくれないか、などおっしゃっていました。
こちらが説明を重ねると、「そのほうが母にとって良いかもしれない」と納得していただき、施設探しを進めることができました。
Z様の施設を探すにあたり、ご希望は下記の2点でした。
①月額16万円以内で生活できること
②車椅子でも快適に暮らせること
該当する住宅型有料老人ホーム2箇所をご提案し、長男様、私の2人で見学に参りました。
そのうちの1箇所が特にスタッフが親切で、施設内が温かい雰囲気に包まれていたので、長男様はお気に召され、入居が決まりました。
Z様は入居して間もないですが、介護放棄されていたことを除くと、落ち着いておられるので、入居者とおしゃべりしたり、季節行事に参加したりと施設で快適に生活されているとのことでした。
当方でも施設長やご本人、長男様に話しを聞いて様子を拝見し、ご無理のない程度に、リハビリやレクリエーションで身体機能が向上なさることを切に願っています。
取材/記事
加藤 有里子
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
okiruy(オキルイ) https://okiruy.com
2021年設立:ライター、広報支援
並木 友宏ワントップパートナー松戸五香店
「老人ホームに入居する」「在宅で生活する」いずれの選択肢においても、ご家族のご要望と、ご本人の意思が交差していることが多々あります。
ご家族・ご本人どちらの気持ちも尊重しながら、お互いが良くなるように、将来のこともイメージしてもらいやすいようお話しして、落としどころを付けてご提案しています。
核家族化で、ご家族が離れて暮らすケースや老々介護が増える中、お客様に応じたプランをご提案できるよう努めて参ります。
公開日:2024年9月30日
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