vol.33｜～脳梗塞で入院した90代女性～ 退院後の生活に不安があるので老人ホームを探したい

今回は、軽い脳梗塞のため入院されていた90代の女性について、ケアマネジャーから相談を受けた事例のご紹介です。

脳梗塞から退院後、1人暮らしの室内で転倒

軽度の脳梗塞で入院し、退院したZ様。1人住まいの自宅に戻られましたが、室内で転倒するなど気がおけない状態でした。

ご本人も娘様も、このまま1人で生活することに不安を感じ、「老人ホームに入りたい」とケアマネジャーに相談されました。

そこから当ワントップパートナー上尾（あげお）店に、Z様の入居先を探してもらえないかご依頼いただきました。

生活保護受給者の受け入れ可能な施設探し

生活保護受給者の受け入れをしていることが前提ですが、入居に関するご要望をお聞きしたところ、次の2点がありました。

該当する施設を探したところ、介護付き有料老人ホームとグループホームの2カ所が見つかりました。

娘様のご都合で、前者は別々に見学することになりましたが、後者のグループホームは、娘様と一緒にご訪問しました。

中に入ると、入居者が自由に歩き回ったり、スタッフと入居者が「日向ぼっこしよう」と言いながら陽当たりの良い場所に移ったりしていて、アットホームな雰囲気でした。

施設長が娘様に「私に任せてください」と背中を押したことから、ここに決まりました。

入居の際に片付け・家財処分サービスをご提供

入居に際して、Z様がお住まいだったアパートから片付けや家財処分をご対応して、無事に入居してもらうことができました。

Z様のご様子を確認したところ、だんだん生活に慣れてこられてスタッフや入居者と打ち解けてお話ししながら食事を取ったり体操したりされているようです。

今後も定期的にいかがお過ごしか確認して参ります。

取材／記事

加藤 有里子

経歴：有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、「展示会 賃貸住宅フェア」の一切（企画・運営・講演・営業）に携わり大阪支社長代理として従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。

okiruy（ｵｷﾙｲ） https://okiruy.com
2021年設立：ライター、広報支援