老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
80代前半 | 男性 | 要介護2 | 認知症あり | 愛知県 |
相談内容
名古屋市内で独居のX様はショートステイを利用中に転倒。発熱も見られたため救急搬送された。自宅に戻って一人で暮らしていくことは難しいので老人ホームを探したい。
今回は、認知症をお持ちで一人住まいの80代の男性について、ケアマネジャーからご相談を受けた事例のご紹介です。
名古屋市内で一人住まいのX様は、認知症を発症しており、床に複数のタバコの焦げ跡が見られるなど注意が必要でした。
X様には息子様がいらっしゃいますが、東京都内で生活されているため、こちらに来てもらうのが難しい状況。
そんなX様を心配したケアマネジャーより、当ワントップパートナー名古屋主税町(ちからまち)店にグループホームを探して欲しいと相談が寄せられました。
当初はグループホームをピックアップしていましたが、ケアマネジャーとお話しを重ねる中で、グループホームよりも有料老人ホームのほうがご本人に合っているのではないかと感じ、ショートステイの運営もしている住宅型有料老人ホームをご提案して、実際に入居する前に数日利用して決めようという流れになりました。
しかし、X様はショートステイを利用中に、施設内で転倒。さらに発熱もしていたため救急搬送されました。入院生活を送ることになったX様は認知症の症状が悪化し、幻覚や幻聴の症状が現れるなどして介護度も要介護1から2へと重くなってしまいました。
退院の期日となったため、再びショートステイに戻ることになったX様ですが、今回のように緊急入院したり、体調が悪くなられた時に、キーパーソンである息子様が駆け付けたりすることができないので、息子様のご自宅近くの老人ホームも視野に入れたほうが良いのではないかとご提案し直しました。
名古屋の方なので名古屋の老人ホームに入居する選択肢を残しながら、それぞれのメリット・デメリットを比較し、X様、息子様、ケアマネジャーと話し合った結果、東京都内の住宅型有料老人ホームに入居されることが決まりました。
名古屋を離れるため、環境に馴染んでくださるか、少し不安を感じていましたが、すぐに溶け込んで暮らしておられるようです。
驚いたことに、煙草を吸いたいという気持ちもなくなられており、レクリエーションやスタッフ、他の入居者との談笑を楽しんでいらっしゃるとお聞きして安心しています。
空き家となったX様のご自宅について、息子様が売却を考えたいとおっしゃったため、弁護士をご紹介して保佐人となってもらい、手続きを進めているところです。
不動産のサポートを行いながら、お電話にはなりますが今後もX様のご様子を伺ってまいりたいと思います。
取材/記事
加藤 有里子
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
okiruy(オキルイ) https://okiruy.com
2021年設立:ライター、広報支援
水谷 明夫ワントップパートナー名古屋主税町(ちからまち)店
老人ホーム探しをする際、サービス内容や立地、費用面、アクティビティなどについてご本人やキーパーソンがどの部分に重きを置いているのかを、しっかりお聞きして順位付けをしてご提案しています。また、入居されてからも様子を伺い、ご家族や相談をしてくださったケアマネジャーやソーシャルワーカーにお伝えするよう心掛けています。
老人ホーム紹介をする中で、スピード感が必要だったり、専門知識が求められたりして大変なこともありますが、誠心誠意尽力していきます。「入居して終わり」ではなく、「入居してからの健やかな時間」を目指して、今後もご縁を大切に、精一杯努めてまいります。
公開日:2024年4月10日
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