老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
80代前半 | 女性 | 要介護3 | 認知症あり | 神奈川県 |
相談内容
神奈川県内で一人暮らしをされているX様。認知症に理解があり、入居した後も年に数回、1ヵ月程度外泊できる老人ホームを探したい。
今回は、認知症をお持ちの80代女性の娘様から「海外で暮らしているが、帰国した際に母親と過ごすため1ヶ月程度外泊できる老人ホームを探したい」とご相談を受け、老人ホーム探しを行った事例のご紹介です。
神奈川県内のご自宅で一人暮らしをされているX様は、アルツハイマー型・レビー小体型認知症を併発しており、昼夜は居宅介護サービスを受けておられました。
そんな折、地域ケアプラザのケアマネジャーのもとに、X様の娘様から「年に数回、1ヵ月ほど外泊できる老人ホームはないでしょうか。」と、連絡が入り、そこから当ワントップパートナー湘南鎌倉店にご相談をいただきました。
娘様はスイスに在住しており、毎年、2回帰国されるので、その都度、お母様と暮らしたいとのことでした。
娘様は、今回の帰国時に老人ホームを見学して決めたいとおっしゃったため、限られた時間の中で、お手伝いさせていただくことになりました。
ご要望は大きく3つありました。
【娘様の希望条件】
① アルツハイマー型・レビー小体型認知症を併発しているため、症状に十分な理解があること
② 自宅同様「家」としてX様に認識してもらえるよう促してくれる施設であること
③ 月額30万円以内で生活できること
上記条件のほかに、X様には娘様以外に息子様がお2人いらっしゃり、それぞれにご意見の違いがあったため、全員と面談させていただいたうえで、皆様が納得できるように施設探しを行いました。
少し多くなってしまいましたが、ご要望をお聞きすることも考えて、1週間で12施設(介護付き5件、住宅型2件、グループホーム2件、特養3件)をご提案し、見学のご案内をしました。
12施設のご紹介と情報量が多く、混乱されるかと思いましたが、ご案内後に、都度施設についての情報や、感じたこと、必要項目を資料に添えたことで、ご家族様から「資料にまとめてくれたので判断しやすくなりました」とおっしゃっていただきました。
その結果、見学時に一番リアリティのある会話ができたこと、認知症への理解度と機械浴槽のあるグループホームに決まりました。近隣には小学校や教会があり、X様は子どもが好きで、クリスチャンでいらっしゃるということもあり、住環境もお気に召されました。
皆様がご納得いただけるように、何度も話し合いの場を設け、資料を作成して共有することで、判断していただきやすくなり、スムーズな施設選びにつながったと感じています。
ご入居されて間もないですが、X様はご自宅のように生活され、スタッフやご入居者様と談笑したり、レクリエーションに参加したりされていると伺っており、一安心しております。
取材/記事
加藤 有里子
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
okiruy(オキルイ) https://okiruy.com
2021年設立:ライター、広報支援
堀 弘樹ワントップパートナー湘南鎌倉店
第一に「当事者意識を持つ」ことを信条にしています。自分の家族や大切な人の施設選びをするときと同じ気持ちでお手伝いをさせていただいています。第二にスピード感と責任感のある対応です。どんな些細なご相談やご質問でも、即日回答を心掛けています。
「入居して終わり」ではなく、「入居してからの健やかな時間」を目指して、今後もご縁を大切に、精一杯努めてまいります。
公開日:2024年1月31日
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