老人ホーム施設への紹介事例

INTRODUCTORY CASE

~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~

vol.25|~誤嚥性肺炎をお持ちの90代女性~ 老健を退所後、自宅での生活が難しいので老人ホームを探したい

施設紹介事例

相談者

ソーシャルワーカーから相談

入居者様の情報

年齢 性別 要介護度 症状 都道府県
90代前半 女性 要介護4 認知症あり 東京都

相談内容

誤嚥性肺炎で入院した流れで老健に入所している。

自宅に帰って生活することは厳しいので老人ホームを探したい。

ご対応内容

加藤)本日はよろしくお願いいたします。まずは、P様のご状況から教えてください。

小林相談員)東京都内で一人暮らしをしているP様は、誤嚥性肺炎で入院しました。退院後、老健に入所されましたが退所が迫っているため、老健の相談員から当社に問い合わせが入りました。

加藤)老健の退所時期が迫っていたのですね。P様はどのような状況だったのでしょうか。

小林相談員)P様は誤嚥性肺炎となったものの、とろみ食にする必要はなくご自身で食事ができるほどでした。

また、認知症があり、車椅子生活を送っていますが、排泄なども介助は要らず、身の回りのことはご自身でされていました。とはいえ、入院前のような独居生活は厳しい状態です。

加藤)お一人で暮らされていると大変なこともあるかと思います。P様にはご家族はいらっしゃるのでしょうか。

小林相談員)キーパーソンである息子様は比較的近くにいて、P様を気にかけていますが、孫がおり3世帯で暮らしているためP様を迎え入れることはとてもできませんでした。

加藤)息子様もご家族がいるとなかなか難しい面もありますね。入居する施設についてご要望はあったのでしょうか。

小林相談員)息子様のご要望は、大きく2つありました。

①息子様が通える距離にある施設であること。

②P様は社交的ではあるものの、引っ込み思案であるためレクリエーションや入居者間の交流が充実している施設であること。

ご希望や予算から、住宅型有料老人ホームとグループホームを探し、空きのあった住宅型有料老人ホーム3施設を息子様と見学することになりました。

加藤)3施設見学されたのですね。息子様にご納得いただける施設は見つかりましたか。

小林相談員)総合的な判断から、施設長を筆頭に柔軟な対応とおもてなしをしてくださった住宅型有料老人ホームに決まりました。

加藤)良い施設が見つかって良かったです!入居後の施設に対する印象はどうですか?

小林相談員)P様は入居して間もないですが、息子様も安心できる施設だと喜んでくださっています。

加藤)息子様が通いやすい施設だとP様も安心ですね。これからの施設での日々を穏やかに過ごしていただけると良いですね。

本日はありがとうございました。

小林相談員)ありがとうございました。

 

紹介した相談員

小林 俊広

小林 俊広ワントップパートナー渋谷店

老人ホーム探しだけではなく、住まいや不動産全般に関わる、高齢者ご本人やご家族の困りごとを解決できるようなサービスを提供しています。

厚生労働省が多職種連携や地域の社会資源の有機的な活用を標ぼうしていますが、自治体や社福、不動産、金融、士業間の結びつきがまだまだ未成熟に感じています。連携を深め、住まいや不動産のエキスパートとして橋渡しできるよう努めて参ります。

取材

加藤 有里子

ライター

加藤 有里子(かとう ゆりこ)

保有資格
学芸員資格取得、図書館司書取得、訪問介護員2級養成研修課程修了
専門分野
不動産、介護

okiruy(オキルイ) (https://okiruy.com)

公開日:2023年12月22日 更新日:2025年2月6日

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