老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
60代前半 | 女性 | 要介護3 | 障害・失語症あり | 大阪府 |
相談内容
サッカー観戦を生き甲斐にしているX様。
入居中の老人ホームは、コロナによる外出制限を設けているため、他のホームを探したい。
加藤)本日はよろしくお願いいたします。まずは、X様のご状況から教えてください。
文野相談員)X様はクモ膜下出血で倒れ、重度の麻痺と失語症の後遺症が残ってしまい、大阪市内の住宅型有料老人ホームに入居していました。そこでの暮らしには十分満足していましたが、X様の唯一の趣味で、生き甲斐にしているプロサッカーチーム、「セレッソ大阪」の応援に行けないことにストレスを抱えていました。老人ホームであるがゆえ、人混みへの外出規制を設けており、新型コロナウイルスが5類に移行されてからも対策は変わらず続いていました。
加藤)規制で趣味が楽しめなくなるのは精神的にもよくないですね。そんな時に娘様からご相談をいただいたのですね。
文野相談員)はい。落ち込んでいくX様の様子に、娘様は不安を感じ、ケアマネジャーに相談され、当ワントップパートナー谷町店に問い合わせがありました。
お話しをうかがったところ、ご要望に応えるには下記の4つの条件をクリアしなければならないことが分かりました。
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①「人が多く集まる場所に自由に行っても良い」としている老人ホームを探すこと。
②現在利用しているリハビリを継続して、これまでと同じPT、STを受けられること。
③転居後も、これまでのケアマネジャーに担当してもらえること。
④週5日利用している障害者デイサービスを今後も利用できること。
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①の、混雑する場所へ外出可としている施設がほとんどなく、問い合わせしては断られるという状況が何件も続きました。それに加えて、②から④の条件を飲んでくれる施設も、なかなかありませんでした。しかし、「介護事業所を運営する当店だからこそ、ご本人が望む施設を見つけたい」。そんな想いで探したところ、1件の老人ホームが該当しました。
加藤)条件が合う施設が見つかったのですね!どのような施設だったのでしょうか?
文野相談員)そこは住宅型有料老人ホームで、施設側としても厳しい条件のはずですが、とても柔軟で、ご要望に耳を傾けてくれ快諾してくださいました。ご本人はもちろんのこと、娘様やケアマネジャーも大変喜んでくださりお役立ちできたと一安心しています。
加藤)快諾していただけるとご本人はなにより、ご家族もケアマネジャーも安心できますね。
文野相談員)入居されてからまだ1カ月ほどですが、観戦に行けることへの期待からか、笑顔が戻ってきています。リハビリと「セレッソ大阪」の観戦でQOLが向上することを願うばかりです。
加藤)笑顔が増えてよかったですね!これからも趣味を楽しんで活き活きと暮らしていただきたいです。本日はありがとうございました。
文野相談員)ありがとうございました。
取材・記事:加藤有里子 https://okiruy.com/
okiruy(オキルイ) 2021年設立:ライター、広報支援
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。
亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、
「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として
従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
文野 勝利ワントップパートナー 谷町店
入居される方の気持ちに寄り添いながら、ご家族、ケアマネジャーなど支援者の想いを叶えられる老人ホーム探しを行っています。
これまで20年以上、介護事業に従事し、訪問介護、訪問看護を運営する介護のプロだからこそ、ご希望に添ったサービスを提供できていると自負しています。
今後も「頼んで良かった」と思ってもらえるよう、努めてまいります。
公開日:2023年9月7日 更新日:2024年5月24日
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