老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ソーシャルワーカーからのご相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
80代前半 | 女性 | 要介護2 | 認知症あり | 長野県 |
相談内容
ひとり暮らしのX様は自宅で倒れ、緊急搬送され入院している。
間もなく退院するが、唯一の親族である姪は関わりたくないご様子。
自宅で生活することは難しいので身元保証を利用して老人ホームを探したい。加藤)本日はよろしくお願いいたします。X様のご状況から教えてください。
中村相談員)X様はお一人で暮らしていました。
ある日のこと、尿路感染症の影響で自宅で倒れているのをヘルパーが発見し、緊急搬送され入院されていました。
加藤)ヘルパーさんがすぐに見つけてくれたんですね!大丈夫だったのですか?
中村相談員)治療がひと段落しましたが、自宅で生活することは難しい状態でした。X様は未婚で子どもが居らず、ご兄弟はご高齢で認知症の症状が見られるため、頼るわけにはいきません。相談者となりうる唯一の親戚に、30年以上お会いされていない姪がいらっしゃいました。しかし、X様やソーシャルワーカー、行政などからの連絡を拒否されるなどしていました。そんな状態に困った病院のソーシャルワーカーから当、ワントップパートナー長野中央店に問い合わせが入りました。
加藤)それはソーシャルワーカーの方も困ってしまいますね。
中村相談員)当方では老人ホームはもちろんのこと、身元保証サービスや生前整理など終活全般を行っているため、上記の事情をお聞きして、姪に何度もアプローチをしてお会いすることができました。姪は保証人になることを拒んでいるため、当方がX様の身元保証人となって施設探しをすること、その他、概要などをご説明して承諾していただきました。
加藤)よく承諾してくれましたね。中村さんの熱意とご説明がよかったんですね。それでどのようなご案内先をご紹介したのですか。
中村相談員)X様は貯金をされていらっしゃったので老人ホームの選択肢を広げることはできました。とはいえ、買い物委託費や洗濯といった生活費が少しでも抑えられることを重視しながら、スタッフ間での情報共有はできているか、どのようなケアをしているか詳細を拝見しました。私はおいしい食事が生きていく上でも大事だと思っているので、季節の食材など使用した食事が提供できているかも、チェックして、とある住宅型有料老人ホームをご紹介することにしました。
加藤)食事は重要ですよね。介護、看護の部分では特に問題はなかったのでしょうか。
中村相談員)老人ホームに移るまで、X様は認知症はないと病院で診断されていましたが、少し進んでいると思われる症状があったり、また、新型コロナウイルスに罹患したりして退院まで少し時間がかかりました。そしてやっと今月、老人ホームに入居することができました。
加藤)そうだったのですね。
中村相談員)移られて間もないですが、施設長をはじめスタッフや入居者の方ともお話ししたり、イベントに参加したりされていて、入院中にくらべて表情も身体も良くなられました。私も数日でここまで改善されたことを大変嬉しく感じています。今後も訪問や連絡を取ながら、X様を見守っていく次第です。
加藤)よい施設が見つかってよかったですね。引き続きサポートもされるところは中村さんらしく、ご家族とも施設ともよい関係を継続できそうですね。本日はありがとうございました。
中村相談員)ありがとうございました。
取材・記事:加藤有里子 https://okiruy.com/
okiruy(オキルイ) 2021年設立:ライター、広報支援
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。
亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、
「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として
従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
中村 なつえワントップパートナー長野中央店
入居されたあと、その方やご家族が快適な暮らしが実現できるかを重要視して老人ホーム紹介を行っています。 ご希望や条件はさることながら、「私が入居するならここが良い」と思えるかを基準として、「ケアの質」「スタッフ」「施設の雰囲気」「費用」を確認してご家族が安心できる施設を探し、ご紹介しています。
当方では身寄りのない方やおひとり様などの身元保証も行っています。今後もお一人おひとりに合ったサポートを行い、邁進してまいります。
公開日:2023年6月1日 更新日:2024年5月24日
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