老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
息子からのご相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
80代後半 | 女性 | 要介護5 | 認知症あり | 神奈川県 |
相談内容
思った以上に劣悪な環境の老人ホームにいるため、他のホームを探したい。
加藤)どうして劣悪な環境だと考えられてのですか?
犬伏相談員)今回は「現在の施設で暮らす母親を退去させたい」。そんな問い合わせが息子様より当方に入りました。ほとんど介護についての知識がなかった息子様は安価で介護をしている横浜市内の某施設を見つけ、Q様は入居されました。戸建て住宅を改修した老人ホームのようで、当初は特段問題なくお過ごしでした。ところが、息子様が所用で連絡した際にスタッフの対応に違和感を感じました。後で訪問したところ、施設内に物があふれかえっていたり、異臭を放っていたりなど劣悪な環境で、スタッフも憔悴しきっていて、とても介護を任せられる施設とは言えない状況だったそうです。
加藤)それはすぐに相談しますね。
犬伏相談員)困った息子様より当方に、同じくらいの価格帯でどこか転居できる施設はないかと相談をいただきました。その価格帯の老人ホームは、横浜市内では満床になっていて空いていないこと。市内の特別養護老人ホームもいつ入居できるか分からないことなどから判断し、茨城県内にある特別養護老人ホームを存じていたので、ご提案することにしました。同特養は、郊外ということもあり空床がありました。横浜から車で1時間半ほどでたどり着くことができます。息子様は興味を持たれ、一緒に見学に参りました。施設は立派な上、看護師が常駐しケアが行き届いています。さらに費用も、お住まいだった無認可老人ホームより安価であったため、迷いなくそちらに転居されることになりました。
加藤)少し遠いですが、環境も値段もよかったんですね。
犬伏相談員)Q様は生活環境が大幅に改善され快適に過ごされているようです。少し遠方とはいえ、1時間半で行くことができますし、息子様は大変満足され、私も安心しました。
加藤)それは良かったですね。本日はありがとうございました。
犬伏相談員)こちらこそ、ありがとぐうございました。
犬伏 秀一ワントップパートナー蒲田店
よくある話ですが、今もなお、老人ホームへの入居を姥捨て山のように考えていらっしゃるケースがあります。しかし、肉体的心労的負担を抱えながら介護をするということは、介護者、要介護者双方にとって良い判断とはいえません。そのため、ご家族を我慢させない提案ができるよう、取り組んでいます。
老人ホーム紹介は「紹介をして入居してもらって終わり」ではありません。入居される方の終の住処であるため、施設長やスタッフの対応から施設内外の状態まで隈なく確認して、納得し、その方やご家族とマッチしているか判断した上でご紹介しています。今後もお役立ちできるよう、努めて参ります。
公開日:2023年4月26日 更新日:2025年2月6日
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