老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャー様からご相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
70代後半 | 女性 | 要介護4 | 認知症あり | 東京都 |
相談内容
認知症が進んでいる状態で一人暮らしをしているX様。
昨夏、熱中症で自宅で倒れているところを息子様が発見し、救急搬送された。
また同じようなことがあっては困るので施設を探したい。加藤)X様は今病院にいらっしゃるのですか?
辰村相談員)賃貸住宅に一人で暮らしているX様は、訪問介護を週に2、3回利用されていました。持病や歩行も特に問題はない方ですが、認知症が進んでいるため要介護3でした。昨年の夏のこと。息子様がX様宅を訪れたところ、熱中症で倒れているのを発見。救急搬送され、体調が良くなるまでしばらく入院されていました。
加藤)熱中症ですか。今回の夏も暑かったですからね。
辰村相談員)そんなことがあったため、息子様は居宅のケアマネジャーにX様が入居できる施設はないかと相談されました。そこから当ワントップパートナー日本橋店に問い合わせがありました。ご希望は、預貯金が少なく、生活保護になっても入居しつづけられる施設でした。
加藤)なるほど、そうなんですね。施設選びはどのような点を意識しながら探されたのですか。
辰村相談員)X様のお人柄は、温和で社交的で、一見、認知症かどうか分からないようなしっかりされた方です。そのため、レクリエーションなど入居者同士の活動が行われている施設を探しました。
すると、グループホームと住宅型有料老人ホームが合わせて5施設が該当し、ご提案しました。どの施設も全体的に良かったのですが、雰囲気などから、一つのグループホーム一択となり、息子様と私とで見学に行きました。施設内はとてもアットホームで、スタッフから入居者様まで皆が「こんにちは」と挨拶してくださり、温かく迎え入れてくれました。
加藤)雰囲気は大事ですよね。結構施設見学をされる方はその印象で決める方も多いみたいですね。
辰村相談員)息子様もお気に召され、X様はそこに入居されることが決まりました。施設に移るにあたって生前整理や退去、引っ越しのサポートを併せてさせていただき、無事、12月に入居されました。約4カ月経ちましたが、入居者様やスタッフのお姉さまのような存在で人気者だそうです。そんな環境下でX様は楽しく過ごされているようです。
加藤)それは本当に良かったですね!
辰村相談員)その後、息子様から「自宅マンションを売却して、その費用で老人ホームに入居できないか」と相談がありました。売却について、名刺に「宅地建物取引士」の資格を書いていたのを覚えていてくださったようです。X様の施設探しをする中、ご自身の今後についても思案されたようです。息子様の自宅売却にも、施設探しにも力を振り絞って参ります。
加藤)それは素晴らしいですね!引き続き応援しています。本日はありがとうございました。
辰村相談員)こちらこそ、ありがとうございました。
取材・記事:加藤有里子 https://okiruy.com/
okiruy(オキルイ) 2021年設立:ライター、広報支援
経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。
亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、
「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として
従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。
辰村直美ワントップパートナー日本橋店
ケアマネジャーや病院内のソーシャルワーカーからご相談いただくことがほとんどですが、お困りごとに対応し、お力添えができればと思い、日々動いています。
施設探しで条件的に厳しい場合もありますが、良いと思える施設が見つかるまで徹底的に探しています。入居される方がどのような生活をしたいのか、その施設がその方に合うかどうかに重きを置いて、ご紹介できるように取り組んでいます。
老人ホーム紹介を手掛ける中で、宅建士については取得した資格を載せておこうくらいの気持ちで名刺に記載しましたが、「利用者の自宅の件で相談したい」などご対応させていただく機会が増えています。施設紹介も、ご自宅などのご相談も、お一つおひとつ全力で対応して参ります。
公開日:2023年3月27日 更新日:2024年5月24日
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